まるでZ会を象徴するかのような風貌です。血管まで浮き出ているというリアルさです。
植物のため全体は黄緑系の薄い緑であり、もちろん他の食虫植物と同様に光合成で生きていくこともできますが、サラセニアは筒の内側に忍ばせた消化液で虫を捕食します。
筒の中に消化液
サラセニアはウツボカズラ目ということで、葉が筒状になっている食虫植物です。ということでウツボカズラと同じような感じで虫を捕食します。
筒の中に消化液があるタイプですね。いわゆる落とし穴式です。
虫に好かれるようなニオイを出して誘い込み、スルッと消化液のあるスポットへと落とし込む方式の食虫植物という感じです。
サラセニアの筒の入口
サラセニアの筒の入口付近です。
よく見ると筒の入口付近には細かな毛が生えています。
成長期の頃のサラセニア
成長期の頃のサラセニアには「浮き出た血管」のような模様はまだありません。
枯れるとこのままの形で薄い茶色になります。
植物なので緑色であることだけが救いでしたが、枯れると血管は無くなるものの薄い茶色になるのである意味リアルさが増してしまいます。
…
なお、仮面ライダーシリーズの敵で「サラセニアン」というキャラがいます。
初代仮面ライダーに登場するキャラで、ライダーシリーズ初の植物をモチーフにした改造人間です。
最初に植物をモチーフにした敵がサラセニアンであるということですが、一発目に「サラセニア」を選ぶところが意味深です。
ダーリングトニア
北米原産のサラセニア科の食虫植物ダーリングトニア(ダーリングトニア・カリフォルニカ、学名:Darlingtonia californica)。サラセニア科ダーリングトニア属でこの属は独立して一種のみとなるようです。
サラセニアと同様に葉が筒状になっていますが、先端が丸く膨らんでいます。
ダーリングトニアの花
ダーリングトニアの花です。先端は下を向きます。
食虫植物(一覧)
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