タグ別アーカイブ: 心理

心理・意識・精神について

メソメソ男子

メソメソしていてかまってくれるのは、やさしい親御さんか気のいい先生くらいなもので、オスの涙に同情するメスは少ないのではないかと思います。 「男は泣くかわりに酒を飲む」と、たまに聞きますが、確かにそんなフシの人はいます。 ということは、強がっている大将も社長さんも毎日泣いていることになります。実際そうなのでしょう。 「今度飲みに行こう」という誘いは、 「今度一緒に泣きに行こう」ということになります。 本当はメソメソしていてもかまいません。 メソメソするのはプライドが許さないから、酒でも飲むのでしょう。 どうせメソメソ

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腹の底から笑える幸せ

腹の底から笑えるということは幸せですが、「笑い」というのは、笑おうとして笑えるものではありません。 「表情だけでも笑っていると本当に気分が明るくなる」 というのは、どうやら本当のことのようですが、それは「微笑み」であって、「爆笑」ではないはずです。 いちおう、顔の筋肉の具合が、本当に気分を変えるようですが、「暗い顔をしているくらいなら、嘘でも笑顔を!」という使い方です。 腹の底からの笑いには使えないでしょう。 本気の笑いを自作 普段生活している中で、基本的にはそんなに腹から笑える出来事などありません。 そこで、笑い

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すこぶるブルーな日には

気持ちというものは浮き沈みしやすいかと思います。 感受性が強ければ強いほど、外部現象の影響は強く、それによって気持ちが変動します。 その気持ちの揺れ幅が少ない人が「鈍感な人」「図太い人」などと言われます。 それはそれで才能なのですが、ともすれば、ただの「相手の気持ちがわからない人」になってしまいます。 うじうじ考えずに動けるのは才能ですが、考えない故に人にダメージを与えてしまうことがあります。 感受性が強いいわゆる繊細な人は、繊細さを極めることによって、感情の変化にとらわれない人になります。 図太い人も、感性が磨か

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答えは風に舞っている

長い時間をかけて学校でつけてしまったクセは、すべてのことに答えを求めてしまうことです。 ― ― 人はダメな人と呼ばれないためにがんばっているわけです。しかし、問題なのはダメな人は本当にダメなのか?ということです。そもそも自分の判断基準はどこからきたのでしょう?疑いもなく、それが答えだと思い込んでいるフシがあります。 ダメな人とはどんな人のことでしょうか。それを「判断しろ!判断する基準をつくれ!でないとおまえは。。。」と脅してくるのは、久々に登場!「アイツ」こと自我です。 ここでわかりにくいかもしれないことをひとつ。

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やさしくてもかまわない

やさしくて何がいけないのでしょうか。 ひとつだけつっこみどころがあるとすれば、それはやさしさの定義が曖昧で、「弱さ」を「優しさ」と思っているだけかもしれない、という点くらいでしょう。 やさしくてもかまわないはずです。 しかしながら、ただ弱いことを優しさと混同しているという場合もよくあります。本来、優しさは強さの上にしか成り立ちません。 弱すぎると、助けることすらできなくなるかもしれません。 弱すぎると、やさしさを出す場面すらないかもしれません。 やさしいのは素晴らしいことです。 せっかくの優しさが無駄にならないよう

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だまされるのはいつも言葉

外国人が来て、怒った顔で自分に罵声を浴びせるとき、大抵は「何か悪いことをしたかな」と思うものです。 でも本当は「うちのオカンのカレーは格別にうまい!今度食いに来い!」と叫んでいたらどうでしょう。 言葉がわからない故に勘違いしてしまいます。 言葉には力がありますが、それは言葉に力という属性を与えているからです。 言葉に意味というラベルを貼り付けているからです。 一方で意思の伝達にはかなり役立ちますが、苦悩の元凶にもなりえます。 言語による説得は感情には勝てない 漠然とした言葉の意味にとらわれて、いつも感情が振り回され

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のんきになるための一歩

のんきはまじめやふまじめという既成概念と違い、一種の才能なのです。「なるようにしかならないんじゃないの」と基本どこか大きく人生をあきらめていらっしゃる。努力をしないというのではありません。したけりゃ努力してもいいんじゃないと、あくまで自分のこともひとごとと考えていらっしゃる。 のんきは楽観主義とは少し違うような気がします。 一般的には、コップに半分残った水を見て「まだ半分もある」は楽観主義、「もう半分しかない」は悲観主義などといいます。 しかし、そんなことで分析されたくはありません。 「半分ある」 そう言ってあげま

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不安こそ生きてるあかし

不安は人を成長させます。 筋肉に負荷を与えるとムキムキになっていくように、ストレスというものは人の心を成長させます。 ただ、そこから抜け出せずに無限ループして神経をすり減らしている状態の人がいます。 期限の定まった不安なら、終わる時点が決まっているのでクリアはたやすいですが、たとえばニートの人なんかは、お金をくれている人が死ぬくらいでないと終わる決定的なきっかけがないので苦しんだままだと思います。 ストレスと向き合った人が成長する なんとなく生ぬるい生臭いような生活が続きます。 でも、どこか本気では楽しくなくて、ど

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不安からの逃避法

「不安だ」の下に「スティック!」をつけ、大声で叫びましょう。 「不安ダスティック!」。なんだか素晴らしいことのように思えますよ。 不安の対義語は安心ということになっています。二元論化して考えればそうなのかもしれませんが、そう考えると安心するのは難しいように思います。 不安について少し考えてみましょう。 たいていはそわそわしている状態です。 なぜか落ち着かなくて、そわそわそわそわしています。 ほとんどの場合は、「うまくいかなかったらどうしよう」と、なにか直近のできごとについて考えているか、漠然と「俺はこのままで大丈夫

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そこがいいんじゃない!

「そこがいいんじゃない!」あまりいい状況でないと脳が判断したとき、すぐさまその呪文を唱えましょう。口に出して言うとさらに効果的です。 アファメーションなどと言われます。言霊がどうのこうのありますが、あれも方便です。口に出してつぶやくこと、宣言すること等々は意識を無理やり方向づけることになったりします。 特別企画中(今のところ「自分なくし」だけですが)、一貫して多用している「アイツ」は自我のことです。 アファメーションは、自己宣言、自分への意思表示、決意表明などと言われますが、アイツの引力の影響下にあるときには、アイ

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あきらめることから始めよう

最近では様々な本で「あきらめる」の意味が解説されるようになりました。 「真理を明らかにする」 「明らかに眺める」 などと言われます。 確かにその通りなのですが、「真理」などと言われると、胡散臭さが拭えません。 すぐにアイツは「どうして真理といえるのですか?」と投げかけてきます。 もしくは「眺めて何になるのですか?」と攻めてきます。 ふと字面だけを追うと、アイツにいいふうに使われます。 2つの手法 これを避けるためにはいくつか方法があります。 本当はたくさんあるのでしょうが、ここでは2つだけご紹介しましょう。 そのう

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人生の選択ってやつ

イエスかノーか、この選択の連続で、ずーっと生きています。 人生の選択と称されるような大事件の時だけが選択しているときのように錯覚しますが、常に選択の連続で、願いの成功の連続で成り立っています。 選択には決定、決断がつきものです。 しかし、人は「決める」というとストレスを感じてしまいます。 なぜなら、「決めたからには責任を」という洗脳が解けないからです。 決めたからには責任を 「決めたからには責任を」 そんな話が大好きな人がいます。 たまに部下に営業目標を紙に書かせて、「お前が決めた営業目標だろ!」と怒鳴る管理者がい

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脳との最終戦争

うまいもんが食いたいとか、素敵な恋人に出会いたいとか、楽して生きたいとか、アイツが次々に要求してくるものに必死で対応しているのが悲しいかな「自分」です。言うなれば脳の奴隷が自分なのです。 脳との最終戦争とは銘打っていますが、戦ってはいけません。 「アイツ」の思うツボです。 ただただ、その構図だけ思い出せばいいと思います。 「俺、脳の奴隷になっていないか?」 と問いかけるだけでいいでしょう。 正確には自我です。 よく「俺は会社の奴隷じゃない!」と飲み屋で叫んでいる人がいますが、それでもその会社に居続ける理由はなんでし

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自分探し

以前にも少し触れましたが、自分探しです。 「そもそもはない」 それに気づいていくほうが、はるかにいいはずなのに、どうしてか「もっとすごい自分」を追い求めてしまいます。 これはいわゆる仮観の視点からのアプローチです。 仮観の視点からのアプローチ 世間は仮観で動いています。 この仮観とは、一般的な世界の捉え方であり、「客観的な世界が存在する。その広い世界の中の一つの存在としての自分」というような視点です。 そうなると、他者は競争相手に見えてきます。自分を脅かす存在として捉えるようになります。そうなると欲が増していきます

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呪文・そもそもはない

先の続きになりますが、「ない」を「ある」対義語として認識していることに苦悩の元凶があります。 何がなんだかサッパリわからなくなるのは、長い時間かけて洗脳された「ある」に縛られているからに違いありません。「そもそもはない」何度も繰り返し、そうつぶやいてみましょう。一日1回、いやもっと。 呪文「そもそもはない」を何度も繰り返しつぶやくことは、心の動きを見るのにすごく役立ちます。 「ないと困る!」 「いやいや現に目の前にあるじゃないか!」 そういう反発があるかと思います。 自我が一生懸命に猛反撃してきます。 なんだか、だ

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空アリ

空アリという駐車場の看板についてです。 論理上はイエス/ノーで二元論化している空間でのお話です。 つまり埋まっているのか空いているのか、ということです。 コンピュータの世界では、0と1の2進法でほとんどのことが表現できてしまう。 しかし、こんなことが本題ではありません。 仏教では「空(くう)」と読み、あらゆる事物は固定的な実体性を持っていないと説きます。 いきなり「空」について触れてしまうと、それだけで終わってしまいそうなので、エッセンスだけ。 言語には限界があるので、伝わるかはわかりませんが、またいずれ書く事にし

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怒りの本音

よく、そこまで怒らなくてもいいのに、すごく怒る人がいます。 また、異常なほど泣き言を言う人がいます。 共にイライラしていることには間違いなく、性格が外向的か内向的かで矛先が変わるだけです。 単純に溜まったエネルギーの吐き出し口を求めている状態です。 たまに、変な集まりがあって「今日のテーマは『愚痴吐き大会』」などと称している群れを見かけますが、あまりいいことだとは思えません。 限界にまでエネルギーが溜まっているときは、まずは感情を感じきって感情の暴走を終息させる必要はあるのかもしれません。 ただ、そんなに緊急でない

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お酒と居酒屋

「お酒はおいしく適量を」などと聞きます。 飲もうと思えば、すごく飲める体質ではあるのですが、先に胃腸がやられます。 酒の席で飲まないことはないですが、自発的に飲むことはほとんどないどころか、一切なくなったように思います。既に意図すればノンアルコールですら酔えるようになってしまいましたし(ノンアルコールで酔う)、本当にアルコールを摂る形で酔ってしまうと集中力が切れてしまったり、胃腸に響いたりしてしまいます。 「飲んだところで気分としては何も変わらない」 これが本音です。 昔はそうでもなかったのですが。。。 酒なしでは

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恋愛相談

某掲示板でよく相談を受けていました。 何をどうするというより 「復縁を望んでいるのですが」 といった内容についてよく回答を書き込んでいたような気がします。 元も子もないようなことを言いますが、本当に好きになりたい、好きになって欲しいのは主体も客体も「自分」なのかもしれません。 はっきり言うと、「相手に好かれて幸せを感じていた自分」を取り返したい、といったことなのかもしれないということです。 それは、自分のことが嫌いな場合に多いと思います。 相手を好きな気持ちももちろん純粋にありますが、復縁に執着してしまう場合は、概

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ビジネス研修に生半可な心理学

ビジネス研修に生半可な心理学が多用されています。チャルディーニやザイアンスのみならず、マズローなんかも出てきますね。 別にそうした心理学をの分野を教えてもいいのですが、ちゃんと伝えないと、その目線でしか考えられなくなります。 返報性や一貫性、社会的証明、好意、権威、希少性などのチャルディーニの法則やザイアンスの単純接触効果(ザイオンスの単純接触効果)をはじめ、マズローの自己実現理論の欲求段階説(五段階欲求)などがよく研修などで使われています。 残念ながら、それを意識している限り、修めたことにななりません。 特定の心

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笑いと笑うことについて

思い返せば、僕は笑いのスキルを上げることに人生の大半を費やしたような気がします。 様々な世界に「答えはない」というセリフを吐きたがる人がいます。 でも、プロ中のプロは言います。 「答えはある」と。 そしてその答えは簡単なことです。 でも、ガチガチに固まった頭では、その答えを聞いたところで、受け入れられなかったりするでしょう。 素直さが一番大事というのは、本当にそうだと思います。 一般的には素直というのは相手の言うことを聞くというふうに捉えられがちですが、物事を先入観なしに捉えてみるというような意味です。 詳しくは松

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結論が変

心理学と銘打つ三文文献に多いのですが、あくまで統計上の傾向なのにそれを法則化してしまうことがよくあります。相関関係を因果関係と混同させるように表現していたり、結果からの推論が自己都合の主観によるものであったりといった感じです。 そして雑誌のライターはそれを見て記事を書きます。 すると間違いだらけになってしまうというか、結論へのもって行き方が変な場合が多いように感じます。 心理学にしても、何となくみんなが知っていることを統計的に裏付けたようなものばかりですし、あくまで傾向が見えたというだけだったり、そうした傾向から仮

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あの人のあの行動の正体とその先

自慢話などをはわかりやすいですが、イラッとする人の大体の行動は自尊心をベースに考えればすごくわかりやすいと思います。 そう考えると今までの自分の言動なんかも恥ずかしくなったりしますが、早い時点で気づけた事の方が価値はあります。 それに過去は記憶、未来は想像の域を一切出ません。数秒先であろうが、数秒前であろうが、すべて頭の中での出来事です。 ミクロレベルで見れば頭の中で何かは起こっていますが、目で見える範囲では何も起こっていません。 つまり、「思い返しての恥ずかしさ」も自作自演です。 傷ついた自尊心 さて、自尊心です

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精神的ストレスを解消???

「精神的ストレスを解消しましょう」 よくそんなことが説かれることがあります。 「体の不調は、精神的ストレスが原因となることもあります。だからストレスを発散しましょう」 そんな事がよく語られています。 しかし、そもそもストレスは解消する性質のものではありません。 ここが世間の勘違いです。 うつに関する話題となるとすぐに「精神的ストレスを解消することが大切です」という話が出てきます。 しかし、「解消する」というのは少し本質からズレています。 「いやいや、ストレスは溜まるよ」 「スポーツで発散してるよ」 などと言われるで

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慢性的に栄養不足かもな

うつ状態の時は、基本的に胃腸も具合が悪くなると思いますが、栄養をとってください。ただやはり基本は腸です。腸のメンテナンスから始めてください。 ビタミンは結構大丈夫で足りているみたいですが、ミネラルや必須アミノ酸、食物繊維などが欠けている可能性があります。意外と塩分も不足気味の場合が多く、また水分不足という場合もよくあります。 しかしながら、基本腹具合です。腹を元気にしてから栄養を取りましょう。腸の具合を「そんなに悪くないぞ」などと思わずに徹底的に整えてください。腹が弱ると、栄養が吸収されにくくなり、逆に毒素が入りや

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