タグ別アーカイブ: 心理

心理・意識・精神について

マイ聖地巡り

カオス空間から本格的に秩序ある空間に移動するため、先日少しだけマイ聖地巡りをしてみました。 京都に育ち、京都にいるのだから、いつでもありふれているといえばありふれていますが、ターニングポイント的象徴となる場所がいろいろと密集しているエリアを少しぐるぐるしてみました。 そのすぐ近くくらいまでは2年位前に行きましたが、その場所自体には前に行ったのはいつだったかを思い出せないくらい前にしか行っていませんでした。 十代の病中の頃に通っていた精神

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ヒゲメガネ再考

最近、全く怒りが生じないんです。びっくりするくらいに消えてしまいました。ただ、違和感だけは大切にしています。 ということで、ヒゲ、メガネの面白さの続編です。 トントントントン、ヒゲメガネ♪ ということなんです。 ヒーゲーとメガネに導かれ、何度も、巡り合う♪ ということです。 幼稚園のお祭りのようなところに来るキッチンカーの周りにいる人はたいていヒゲメガネなんです。 おヒゲ、おヒゲ、おヒゲだらけで、おヒゲじゃなーい♪ ということになること

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不器用さに関わる信念の再定義

意識的な範疇を超えた信念のようなものに沿って、現象は展開していきます。普通は「人に言う今の心」なので変更可能なもの云々にも触れるところですが、それとは少し違います。しかし、今回は、わかりやすく単に信念と表現していきます。 さて、それで自動反応としての身体反応や思考パターンなども、そうした信念に沿って起こります。 歪みは「無効化」してもよいのですが、思いっきりえぐって再定義をしてもうまくいきます。 それで最近、さすがに自分の中の「不器用さ

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現在の精神年齢

現在の精神年齢は、小学6年生です。 まあ男子たるもの、たいていそれくらいのマインドなのではないでしょうか。 それを女性はバカにしてくることがありますが、そのバカにしているマインドも「大人ぶりたい小6女子のマインド」じゃないか、と思ったりもします。 個人的には小3くらいにまで遡りたいところですが、やはりZ会的な部分が影響しているのでしょうか、小6止まりくらいになっています。 思考も感情もやはり基本的には邪魔というか、安らぎを曇らせるもので

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変化・期待的意図

人の気持ちというものは変化の度合いによって幸福感のようなものを感じるようにできています。 なので、意図としてマイナスからゼロへという変化とそれに対する期待で楽しんでいるフシがあります。 自我によるやみつきゲームのようなものです。 こうなりたいと思いつつも、実は気持ちの奥底ではそうなってほしくないと思っていたりするわけです。いつものパターン(マイナスからゼロの安らぎ+期待)や本質的に求めているものと遠ざかってしまうためです。 知人の士業の

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ヒステリーへの憂い

世の中の歪み、苦しみの八割は「誰かがヒステリーを起こすことを予防しようとすること」から起こっているのではないかと思っています。 DVやブラック企業はわかりやすいですが、そこまでいかなくても、「目的のためには論理が破綻していても意見が通るまで押し切る」というヒステリーを成功法則にしている人たちの、ヒステリーを見たくないからと、周りが変に合わせているから起こっているのではないか、ということです。 相手は普通の一人の人間だからということで、一

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才能を活かした子どもとの遊び

最近、個人的にエリクソン的才能が完全に復活しています。 それで最近再読して気づきましたが、ミルトン・エリクソン氏は、「子どもには催眠は使わなかった」という点に改めて着目しました。 難しく言うと、子どもは脳波がシータ波優位なので、大人で言うトランス状態のような状態であるわけです。ならば、催眠誘導によるトランスの生成は不要です。 これは、いわば夢か現実かよくわからない「まどろみの中」ということで、ごっご遊びに没頭できるということが語られたり

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ただいま。おかえり。

「ただいま」 「おかえり」 これは僕から僕への言葉であり、それ以上でも以下でもありません。 (「どうせ日常の家族話だろう。スルーしよう」と思った方には残念です) ― 先日、いろいろと思い出そうとしたのですが、 思い出せないことがたくさんありました。 あの人といっしょにあの場所に行ったことは覚えているが、現地集合だっただろうか?それとも駅から一緒に行っただろうか? というような部分で、どう頑張っても思い出せないようなことがたくさんありまし

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超人的感覚の意図するところ

論理的整合性は意図的に無視して「誰にでも読めて誰にも読めないかもしれない」という感じで、超人的感覚について触れていこうと思います。 最近、特に自分が意識していなくても、ニーチェやエリクソンやゼランドなどが僕の世界に入っていきます。なので、そうしたテーマに沿って書いていこうと思います。 怒りにしても欲にしても、何かしらのソワソワ、緊張をなんとかしようというようなものが根底にあります。 生きていて一番厄介なのは「正論っぽいこと」です。正しそ

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操作感を取り戻すこと

人がなぜパニックになるか、なぜ継続的に「苦」を感じるかというところを簡単に示すと、結局は、「変化を求めているが操作できない」というものに換言することができます。 この変化というものは究極的には「安らぎ」です。 ちなみにここでいう「苦」は、日常的な苦しみのすべてを含みますが、一切行苦の「苦」つまり「ドゥッカ」を示します。 これは、「思い通りにならない」というようなものを示しますからね。 ここで少し面白い視点からこの構造を見ていきましょう。

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どのように観て何をどう語るか

最近は時間があるとすぐに読書をすることにしています。また、AIを使うことが極端に減りました(さらに使い方が上手くなってきたのでしょう)。 そして、徹底的に人を観察しています。これは「分析」とは異なり、状態と方向と歪みを観るというような感じです。 自分の観察だけでもいいのですが、一応の「外界」の観察も徹底的にというような感じで過ごしています。 結果的に、自分自身の体調がかなり良くなり、さらに緊張度もどんどん減ってきています。問題の解決も瞬

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自分なりの学び直し

本日は起きてから右手の指がピクピクしています。でもそれはそれだけで何かのためにピクピクしているだけです。 最近あえてミルトン・エリクソン氏に意識を向け、洗脳や催眠について本を再読したりしています。 理由は、そういうのをドヤ顔で語る人たちやビジネス利用のためという名目で悪用しようとする人たちへの嫌悪感からきているのでしょう。 心理学や催眠療法、最近では認知科学や行動経済学などいろいろな方法がたいてい人の幸せではなくビジネス利用の方で応用さ

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解決策へのノイズ

「ようやく浦島太郎から最先端まで追いついた」どころかその先まで行き着きました。様々な違和感の正体は、現代特有の意志決定のプロセスの変化にありました。 単純と言えば単純でした。 ただ、現実への適用は様々な方法を考えて調整していく必要があるなぁとは思っています。 個人的に一番取り戻した感覚としては、ミルトン・エリクソン的な部分です。これは技法等々そうしたものではなく情報の観察力と調整能力です(ああ戻ってよかった良かったと思っています)。 最

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第2300回投稿記念

これで2300記事目になります。ブログ創設から2300回目の投稿ということで「第2300回投稿記念」です。 前回の第2201回投稿記念は、2024年7月10日だったので、前回からの99記事は、1年2ヶ月ちょっとかけて投稿したという感じです。またローペースですね。 さて、常連さんいつもご高覧ありがとうございます。 また、contactからご連絡いただいた方、投稿にコメントをいただいた方、ありがとうございます。毎度のことながらたくさんの気づ

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僕が最も恐れるものとエネルギーの浪費

僕が最も恐れるもの、それは、自分の中の「怒り」です。自分の中にあるエヴァンゲリオンの暴走のようなものをどうやって抑え込むかということに日々大量のエネルギーを浪費しているフシがあります。 特に外にはないんです。一応世間的に、変な人を避けるとか実りのない争いに巻き込まれないように的な恐れのようなものは、生命維持レベルでありますが、基本的に外の世界に恐れるものはないんです。 一番恐ろしいのは、自分の中でエヴァンゲリオン初号機の暴走のようなこと

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変性意識と情報処理能力の限界

変性意識というのは、現実世界への臨場感よりも別の仮想空間への臨場感が強い状態なので、厳密に言うと常に変性意識状態です。ただ、ここでは深い変性意識状態、いわゆるトランス状態について触れていこうと思います。 そして、そうしたものと近年の情報処理能力の限界を超えた人たちについても触れていきます。 一応補足資料としては新規謎コーナー「AIとの対話」に置いてあります。 AIが人間に与える意識変容(変性意識) 本当の脱変性意識状態は、阿羅漢しかたど

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出すだけ出して出し切る

人の多いところに行くと酔います。人酔いです。 旅行に行った時、大して何もしていないのに疲れます。 商品が多いところ、ショッピングモールのようなところに行くと酔います。 これらは一応「たいてい初めて見るもの」が情報として入ってくるからです。 19歳か20歳くらいの時に本を10冊読むと、それ以上読めなくなりました。大抵は気絶するように眠ってしまいました。 物理的には可能そうでも、短期的に溜めておける情報量には限りがあり、何かしらまとまるまで

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意図を阻害するもの

本来は意識の向きや意図に沿って面白い現象が次々に起こっていきます。 ただ、こうした意図を阻害するものがあります。 意味のあること、役に立つこと、何かをした気分になるもの… 判断の上でおこる様々な基準、それらはすべて基本的には意図を阻害するものです。 「学習は意味のあることだから重要である」ということで向いていないことでもやらされます。 「それは人の役に立たないことだからやめておきましょう」といって何かの意図が妨害されます。 そしてよくあ

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捨て身と自己愛の矛盾

捨て身と自己愛の矛盾とその先にあるものについて触れていこうと思います。 「思い切り」というものは、その最高地点が玉砕のような捨て身でありつつ、なぜそれを選択しているのかという点で因を観察すると深い部分で自己愛があります。 これは同レベルで照らし合わせると矛盾になりそうなところです。 カルマ、悪業云々を根拠に苦行をするというのは、まさにこうした捨て身と自己愛の矛盾がふんだんに含まれています。 苦行によってどうなりたいのかと言えば自己愛に基

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好みの作品の隠れた要素

最近、なぜ「ハゲタカ」が好きなのかがわかったんです。 企業の買収が面白いからとか、一時期の自分とハゲタカの時の大森南朋氏がちょっと似てるとかそういう要素もあるのですが、多分そういうのではないんです。 おそらく「嘆いたり、『あわわ』となったり、とにかく頼りない二代目、三代目」を見て笑うのが好きなんです。悪い癖です。 西乃屋の宇崎竜童氏とかサンデートイズの小林正寛氏とかが好きですね。 「そういうタイプの人と深く接したことがあるのですか?」と

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現代の思考と頭のゴミ情報による反応的意志決定

「頭のゴミ処理とゴミを宝に変えること」の続編的に現代の思考と頭のゴミ情報による反応的意志決定について触れていこうと思います。 多少なりと普通の人よりは人工知能や自然言語処理等々について触れる機会が多いということもありますが、最近意図的に数種のAIを徹底的に活用しています(というより徹底的に遊んでいます)。 そして現代における思考のあり方がよく見えてきました。 これは個々人の人格の問題ではなく、頭のゴミでパンクしています。 結果、自発的思

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頭のゴミ処理とゴミを宝に変えること

基本的に情報というものは入ってくれば来るほどゴミになります。どのような情報でもたいていはゴミです。ただ、かつて一応の有用性があったものの使用済みとなったためゴミ化していったという感じになっています。 胡散臭い人達の言う「邪気」というようなものは、このゴミです。表現が胡散臭く表現の角度が異常なだけで方向性としては間違っていません。 特に本来の自分には不要な情報、他人の問題に関する情報などはゴミ中のゴミであり、そこに何かしら対応しなければな

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情報を触ることと散らかりをまとめること

6月の半ばくらいから僕は本格的に毎日機嫌の良い毎日を過ごしています。 しかしながら、暑さのせいもあるのか周りの機嫌が良くないときがあります。 「知らん」といえばそれまでですが、機嫌が悪い人をよくよく観察してみると、単に意識が散らかっているだけではないかと思ったりもします。 最近特に実感しているのが、傲りでも何でも無く8割以上の人たちにおいて「びっくりするほど頭が良くない」ということです。厳密には頭が回っていないという感じです。別の側面か

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一種のタイムライン

客観的に見るとだめなところもたくさんあるはずですが、アメリカはあらゆる面においてずっとトップです。勝手な定義ですが、アメリカが世界で一番であり続ける理由は、単にクリスマスに「It’s a Wonderful Life(素晴らしき哉、人生)」を放映しているからという理由だけだと思っています。 最初に観たときから、次に観るのは死ぬ直前にしようと勝手に決めていましたが、「うーんどうしようかな」と数ヶ月間迷った挙げ句、その禁を破り本

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家族を成り立たせようとする子どもの気持ち

家族を成り立たせようとする子どもの気持ちはわかるでしょうか。 両親のどちらのことも大好きで、その関係を成り立たせようと気を使う子どもの気持ち。 親の機嫌が少しでも良くなればと無理をする子どもの気持ち。 「機嫌が悪いのは当たり前だ」というのは居直りの場合があります。 ある時、妻に少し説教のようなことをして、妻が悲しそうな顔をした時、まだ3歳の娘がペネロペのDVDのパッケージを持ってきて 「家族っていいな、家族っていいな」 と、そのDVD「

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友人たちの離婚ラッシュから見えるもの

「友人たちの離婚ラッシュから見えるもの」ということで、ここ数年の友人たちの離婚が相次いでいることから、今生きている自分の意識について変な角度から触れていこうと思います。 実際に離婚経験がないのは僕だけで、男女問わず仲の良い友だちは全員離婚しています(その後再婚している例もあります)。唯一親友だけが婚姻を継続していましたが、その最後の一組が先日、離婚成立となりました。 最近会っていない友だちですら年賀状で「息子二人と三人家族になりました」

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秘めたる力

本調子どころかさらに力強くなった僕は、物事を強烈に展開させています。厳密に言うと自我としての「僕」が展開させているのではないのですが、主観的感覚としてはそのようになっています。 最近気づきましたが、調子が狂う原因の第一番目は「睡眠不足」ではあるものの、慢性的な「話が通じない人とのやり取り」というものがその次くらいにくるのではないかと思ったりしています。 確か霊長類のボスか何かの事例で、自分の声が群れのみんなに聞こえない=言うことを聞いて

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ぼーっとして固まった思考の動きをリセットする

「ぼーっとするな」というようなことを言う人がいます。 確かに何か仕事をしているときなどは、別のことに気を向けてもらっていては問題が起こります。 しかし具体的な何かに意識を集中していると、そればっかりに考えが集中してしまいます。 気がかりなことがたくさんあると、それらについても考えてしまいます。 そのような時は、徹底的にぼーっとします。 その極みがサマタ瞑想やヴィパッサナーです。 これはパソコンで言うところの再起動に近いような感じです。

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一切の期待を手放して命がけで逃げる

一切の期待を手放して命がけで逃げる、逃げるなら本気で逃げるということをしてみるとよいのではないかと思う時があります。 逃げると言っても何かしら期待を持っている時は本気で逃げてはいません。 本気で逃げるとどうなるのかというと、そのうち意識が「なんでも来い」というような方向に変わります。 しかし、「意識がそうした方向に変わったら改めて取り組もう」などという期待はしてはいけないという格好になっています。 先にそれを期待して、ひとまず逃げるとい

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思い切り不足の時の処方箋

おそらく誰しもに「自分にしかわからない感覚」があると思います。また自分なりの思い切り不足への対処法があったりもすると思います。 春のこの時期は、同じような気持ちになりやすいのでしょうか、「how are you? 」と「 ささやかな」を聴いてしまいます。2018年の投稿「春の感傷」もちょうどこの時期です。 まあ面白いものだなぁと思います。 それはそれでいいのですが、どのような状態でいるかという選択というか、自分自身の状態を意図的に調整す

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