以前、自宅に先物取引の営業の電話がかかってきました。
素人のふりをして話を聞いてみました。
ひとまず業者の名称だけは伏せておきましょう。
でも、「やっぱり脇が甘いねー」、と思いました。
まずは適合性の原則。
電話口が誰かも確認せずに商品や市場について説明を始めました。
父の同窓会名簿から電話してきたことも遺憾ですが、電話口が父である確認はしていませんでした。
そして、先物取引の勧誘であることを告げずに市場の話を始めたこと。
金の相場がどうのこうの、飼料用コーンの供給量がどうのこうの。
飼料だけじゃなくてバイオマスエタノールは?とつっこみたくもなりましたが、ガマンガマン。。。
「新聞はどちらを?」
そんなもん読んでも市場のスピードに勝てないよー。
もちろん「読んでいません」と答えました。
さらに、最後には勧誘を拒絶しているにもかかわらず、勧誘を続けたこと。
そして、もっとも不適切であった内容は以下のようなものです。
「次の3行をメモしてください。
まず、
東京コーン 1トン25000円
一口 50トン
一口 40万円
コーンの相場が1トン30000円になったとします。
年末には30000円、来年には50000円になると言われています。
1トンあたり5000円の利益ですが、仮に20口買われたとしていくらの利益になりますか?」
「数字が合わないのは、現物ではなく、証拠金取引か何かでしょうか?」
「そうです」
「なんで先に言わないの?そして、これ先物取引でしょう?先に言わないとダメじゃないか!」
というような内容です。
素人のふりして引っ張るだけ引っ張って聞き出した内容を、農林水産省に通報いたしました。
こういうタチの悪い客もいるんですねーこの世の中には(客ではありませんが)。
父の母校への通報(同窓会名簿)
そして、通報の後、父の母校に抗議しました。
ちょうど同窓会の案内が来ていたので、そこに書いてあった電話番号に電話しました。
「名簿はもう発行しておりませんので」
そういう問題ではなくて、現にその「昔の名簿」で変な業者が営業活動していることが問題です。
「当時の同窓会の役員が管理していたものなので」
「ふざけるな!履歴に残ってる全役員にうちの分は抹消するように命令しろ!あと寄付金募るくらいなら注意喚起の知らせを同封しろ!」
そういった旨のお知らせをしました。
変な業者はボコボコにしましょう。
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