10年くらい前になりますが、ある時大阪市内で京都までの電車を逃し、 無理やり上本町で降りて夜の大阪を歩いたことがあります。
どうせ始発を待つのならということで、「梅田まで歩いてみよう」と思い、上本町から梅田まで夜道を歩きました。
「夜の向こうへ」がまだ世に出ていない頃の思い出ですが、その時に歩きながらビールを飲みつつthe band apartを聴いていたので、何となくその時のことを思い出してしまいます。
確かamplified my signなんかを聴いていたと思います。
先日背中にカナブンが乗ってきたことからDr.イチガキチームを思い出し、少しだけ幽遊白書を観てみました。そうすると「夜の向こうへ」の動画の夜景と曲に何となく幽遊白書のエンディングっぽさを感じてそれらが連想して結びついた感じでした。
イントロはまさにthe band apartという感じですが、自分の連想具合を観察するとまさに「直近に観たものに影響される」という認知の歪みを感じたりします。
で、そこから何となく「青い夜道をゆく」という感じになり、大阪を歩いた思い出が蘇ってきたという流れになります。
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それも多少は来たことのある繁華街ではなく、全く知らない大阪の街を歩くと、状況としては真逆になりますが昼間に歓楽街を歩くような安心感がありました。
何となくトラブルに巻き込まれそうな夜の繁華街、歓楽街も昼に歩けばただの日常感があります。それと同じように、昼間なら人が歩いているような場所であっても誰もおらず、京都よりも圧倒的に人の多い大阪において特に視線を浴びることもないような感じが逆に平穏な日常を感じさせてくれました。
それでも青い夜道を歩いていると多少なりと車が通ったり、バイクが通ったり、自転車が通ったりと、様々な人が通り過ぎていきます。
「同じ場所なのに、きっと車から観える景色と歩いて観える景色はぜんぜん違うんだろうなぁ」なんてなことをベロベロになりながら、the band apartの曲に合わせてたまに川崎亘一氏並に揺れながら考えたりしました。
小学生の時から適性としてということなのか、常にプレイヤーではなくディレクターとしての役割を求められ、さらに全体とバランスばかり観てしまうためプレイヤーとしても没頭できずという感じで過ごしつつも「たまにはプレイヤーとしてできるだけ没頭してみたい」というのが、「amplified my signなのだ」ということ思ってみたりしました。
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「夜の向こうへ」は、様々なスピードで聴きたい曲だなぁなんて思います。
車でゆったりとでも夜の諏訪湖の湖周をぐるっとしたい気分にもなってきます。
でもやっぱりあの日の青い夜道が一番ぴったりです。まあ僕だけの思いになりますが。
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