情報のかたまりとの付き合い

情報のかたまりとの付き合いについて触れていきます。

結局意識の向きだけで経験することは決まっていきます。

経験に思考も感情も関係はありません。

ある情報のかたまりに意識の向きを向けると、比喩的に表現すればエネルギーを吸い取られます。

そして、その情報のかたまりは何もしてくれません。

それそのものの意志の方向があるだけです。

たまに同調していると、嬉しさや楽しさを経験させてくれることがあります。

しかしそれに飲み込まれてはいけません。

夜のお店にハマるかハマらないかみたいな感じですね。

これはすべての空間において言えます。

意識の向きを揺らがすものがたくさんあります。

「こちらにおいで」と誘惑してきます。

たまにそれが当たりの時もあります。

なので全てを拒絶する必要はありません。

問題はそれが固定化してしまうことです。

特に最近は、まさに「情報のかたまり」がわかりやすくたくさんあります。

Googleの出す空間、Instagramが出す空間、フリマアプリが出す空間、様々な空間があります。

飲まれずに利用するということと、そのかたまりに飲まれてしまうということは大きく違います。

ちなみにある個人の意図でそうなっているわけではなく、それらは既に独立した情報のかたまりとして方向性を持っています。

中にいる人達すら既にそれに利用されているだけ、エネルギーを奪われているだけです。

そして現代では物理的な限界を超えて、インターネット空間によってほぼ無限にその対象が広がっています。

わかりやすいのはAI関連でしょうか。

結局、「AIのため」に情報を出せ出せというような流れを「作らされている」というだけです。

内にいる人も外で反応している人もです。

飲みまれることなくスルーする

特にインターネットに限らず、基本は自分の意図の操縦を確認すること、つまり「飲み込まれないこと」と「スルー」です。

そういえば最近「自分はこんなにう○こがデカかったっけ?」と思うほど、どっしりとしています。

ここでドンと示してみます。

「思考も感情も自分では決められない」

というのが本当のところです。

思考の前提知識や現在の環境、自動反応としての感情、すべて自分が用意したものではありませんし、「自分で考えている感」はあっても、その材料もアルゴリズムも自動発生、自動収集したものです。

「???」

となるところですが、それが本当です。

情報場の検索とアドレス

ここであえて構造を直接示してみましょう。

経験は一種の情報場にあります。

情報場の場所つまり「アドレス」にたどり着くだけです。

そうすると自我における未来に設定された情報場から受け取るものが流れてきます。

これは検索エンジンと何かのURLに近いような構造があります。

何を検索して、どのURLを選択するかというようなものが

「意識の向き」

です。

あえて検索を例に出したのは、たくさんキーワードを入力すると、それだけ絞り込まれて具体化されますが、それだけ場所は限定的になるということです。

なので「感謝しよう」系の人たちは、あえて抽象的に「感謝」という意識の向きを設定しています。

現象からの挑発

そうなると、最初は「意識の向きを『感謝』に設定したはずだ」と思うような現象がやってきます。

「本当にその方向に向いていますか?」

と挑発するような現象が起こることがあります。

ここで怒ったり嘆いたりすると、情報のかたまりにエネルギーを奪われ、自分の意識の向きを引っ張っていた「かたまり」にまた戻されることになります。

基本はスルーです。

ただ、ここに二重の罠があります。

「怒ることも嘆くこともいけないのか」となると、自分を否定してしまいます。

自分への否定、我慢という「情報のかたまり」が奥に潜んでいるわけです。

なので、そのエネルギーは解放してください。

情報の破壊です。

家族や会社や地域や属するコミュニティ等々はすべて独自の意図、方向性を持つ「情報のかたまり」

家族や会社や地域や属するコミュニティ等々はすべて「情報のかたまり」です。

独自の意図、方向性があり、基本的には自分からエネルギーを奪う存在です。

好きで属したコミュニティでも、何かの会の参加を断ると「なんだ参加してくれないのか」というちょっとした落胆をぶつけてこられることもあります。

同調圧力によってほんの少しの罪悪感が生まれる場合もあるわけです。

つまり、「参加してエネルギーを注ぐか」、「参加せずに気を遣わせてエネルギーを奪うか」という構造になっています。

それらを全て避けようとすると出家するしかなくなります。

なので重要になるのは「スルー」です。

常に堂々としているのがいいですね。

Category:miscellaneous notes 雑記

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