心にググっと群馬ツアー2018の番外編的に長野・群馬の旅先で出会った生き物たちとの思い出について残しておきます。
今回も碓氷峠や赤城道路を走ったり、榛名湖に行ったり伊香保温泉にも入ったりという感じでしたが、重複している場所についての新しい写真などは追々過去記事に反映することにします。
草津熱帯圏のアルパカのマーブルを筆頭に、今回はやたらと行く先々で動物や虫たちとよく接しました。
それではまず「25番」からいきましょう。
美ヶ原の牛「25番」
今回も長野県の美ヶ原に行ったのですが(しあわせ信州 2017 ビーナスライン~美ヶ原)、美ヶ原を進むと牛がたくさんいます。
前回は夕暮れでしたが今回は時間に余裕があったので美ヶ原を進むことにしました。
ひょっこり現れた「25番」の札をぶら下げる牛。
鉄線の脇にある水たまりまで水を飲みに来ました。
僕に関心を示しだし、水たまりの中を進み出す25番。
でもやっぱり水を飲む牛の25番…
でもやっぱり話しかけてくる25番。
霧ヶ峰のカミキリムシ
霧ヶ峰で小腹を満たそうと道の駅的なところの自動ドアを潜ろうとした瞬間、カミキリムシがドアに貼りついてきました。
「おいおい危ないぞ」
などと言っていたのですが、食べ物を買って外で食べていると…
さっきの子じゃないか…
と、そんな感じで足元にずっといたのですが、ふとした拍子に踏んでしまいそうな感じがしたので、少し動いたのですが…
パタパタパタパタ…
「そんなところにいたら踏まれるぞ…」
などと言いながら霧ヶ峰を後にしました。
キアゲハと幼虫
よくよく観ると草と一体化してはいるものの…
近くには成虫。
あたりをよくよく見渡すと…
山盛りいますね。
こんなにたくさんの幼虫を見たのは初めてかもしれません。
懐かしい気分になりました。
安中のカマキリ
長野県から碓氷峠に入り、安中市に入ったところで何かを食べようと思いました。そういうわけで以前日光市で入った「おおぎや」の安中本店に行ったのですが、食べ終えて車の方に戻ると…
写真を撮った時は少し移動していましたが、ドアの隙間の上にいました。
「車には乗らせない」
と言わんばかりです。
そしてよくよく観察してみると…
「君もかね…」
キリギリス(?)に勝負を挑むと言わんばかりに向かい出すカマキリ。
その後、何とかドアを開けられそうな感じだったので、車内に入ると…
顔を洗うような仕草をしたりして僕の前から離れないカマキリ。
「おーい。そろそろ出るぞ―」
などと言いながら観察していると、再び洗顔しだすカマキリ。
微妙にきちんと洗えていません。
「ほら、顔を洗うこの仕草というと?」
「手が短い、というと?」
…
〇〇(養子のうさぎ)!
となりましたが、ひとまずコーヒーを買いにコンビニに行くことにしました。
走り出したら逃げていってくれるだろうと思い、車を出しました。
キリギリス(?)は、無事飛び立ちました。
カマキリの方は確認できませんでした。
―
そのまま、国道18号を東に進み少し逸れてセブンイレブン安中駅前店まで行ったのですがドアを開けると…
カマキリが車に入ってきました。
「君を離さない!」
と言わんばかりです。
距離を計算すると約2.8キロ、その間ずっと車のどこかにしがみついていたのです。
僕が車の外に出ると、カマキリも外に出てきました。
そして、前後タイヤの間に陣取りだしました。
そのまま車を発進すると踏み潰してしまいます。
「ここからは進ませない!」
という感じです。
京都まで連れて帰ってやろうかと思うレベルの縁ですが、やはり生まれ育った地元がいいでしょう。
ということで、移動してもらうために説得です。
しばらくすると飛び出してコンビニの壁へ。
車での高速の旅によって意図せず引っ越しを終えたカマキリ。感覚で言えばSFでありがちな、人間がUFOに連れ去られるような感じでしょうか。
元気でやれよ!
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