僕は一応、オンライン会議を原則拒否しつづけています。
画面共有など、よほど意味のあることであれば繋ぎますが、いつも「電話くらいでいいだろう」とか「まとめて文章化した方がいいだろう」と思っています。
最近では営業メールですら「某ツールでご説明させていただきます」的な感じのことが書いてあったりします。
しかし、そうしたものを見るたび、「時代に適応してますよ」アピールにしか見えません。それが一種のモテ意識なのか、「時代に適応しています。だから見捨てないで」というようなものなのかはわかりませんが、そうしたものを使うことに本質的な合理性があるのかは別問題です。
オンライン会議の「何をいまさら」感
かなり昔から海外にいる友人と話す時は、Skypeを使っていたりしたので、逆に「何をいまさら」感すらあります。
海外のインターネットカフェでは、結構Skypeが使われていたりして、隣の席の人が彼女か誰かと長時間話していたりしました。
また、業務においてもオンライン会議的なものの方が、意図を示すのに楽で合理的であるのならば、たまにそうしたものを利用したりしていました。しかしながら特に画像送信や画面共有を行わないような単に顔を合わせるだけのオンライン会議に何の意味があるのかということを思ってしまいます。
まあそんな感じで、別に珍しくとも何とも無いものであるという認識でしたが、顔だけを見せる意味があまりないということを思っているので個人的にはSkypeにしても音声通話ばかりという感じになっています(ちなみに携帯電話でテレビ電話機能がついたときも一回だけは使ってみましたが、その後今に至るまで使うことはありませんでした)。
最先端感を出したいというような自尊心的な理由であるのならばお断りです。そもそも「何をいまさら」ですから。
集音マイクなしの僕対3人のオンライン会議で吐きかける
オンライン会議について、「ひとこと」で少しだけ触れていたりもしましたが、僕には向きません。
オンライン会議とかオンライン商談とかそうしたものがやたらと騒がれだした頃、取引先の人に一度「オンライン会議でお願いします」などと言われたので、まあ一度くらいはいいかと思い参加してみました。
僕は一人で参加し、相手は一台のパソコンが会議室に置いてある形で参加者は3人という感じでした。
「聞こえない…聞き取ろうとすると神経が削がれる」
という感じになりました。
まあ単純には、マイクのゲイン(入力)がコロコロ変化するため、音声面が絶望的だったという感じです。
近くにいる人が話すと弱まり、遠くにいる人が話すと強くなる、という感じになりますが、近くの人が話してすぐ遠くの人が話すとかすれて聞こえない、遠くの人が話して、すぐに近くの人が話すと音が割れるという最悪の状況です。
聞き取れず、何度も質問をし返さねばならなかったということで、変な空気が流れたりしました。
そして30分と立たないうちに神経の消費が限界に近づき、モノは出なかったもののトイレに駆け込み、吐きかけてしまった、という感じになりました。
そうこうして吐き気に耐えている中、相手の一人が話している時、奥で中年メガネがふんぞり返ってスマートフォンをいじりながら、部屋に入ってきた別の中年と関係のない話をしだしたので
「ふざけるな」
と怒りが限界に来てしまいました。
(かすれながらも聞こえ、おかげでゲインが揺れ動き音声が乱れました)
ということでその時はそれで終了となりました。
ということもあり、それからは15分以内ということにしました。しかしながら、一対一ならまだマシですが、それでも疲労が激しいので、
「画面を繋ぐことに意味があるのか!」
とまた怒ってしまい、その後原則拒否ということにしました。
(ドライアイによる目の痛みも影響しています)
「オンライン会議で」には「なんで?」
まあ資料などを画面共有したりするという感じで、音声と資料という感じならばいいですが、今後オンライン会議というものに参加することはないでしょう。
ちゃんと聞いているかとか、反応はどうかということくらい音声だけでもわかりそうなものです。
ということで、個人的には「オンライン会議で」などと言われた際には「なんで?」と聞くことにしていこうと思います。
というより、なぜ、「電話じゃダメなの?」とこちらが言わねばならないのか、くらいに思ってしまったりもします。
ちなみに、業務上では電話がダメでメールオンリーということにしている部分もあります。理由は簡単で「言った・言わない」になると厄介だから、という点が主たる理由です。「そんな事は言っていない」とか、「聞いていない」ということになるとややこしくなる部分は、文章化しておいたほうが無難ですからね。
というくらいの合理的理由がオンライン会議にあるのか、という感じになります。
という感じなので、今後もオンライン会議は原則拒否です。
まあ好きで向いているという人たちだけでやっておいてくれという感じになります。
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