アフォリズム 721-730
- 721.産後クライシスの単純な原因
- 722.素直
- 723.かじり得ないスネ
- 724.人のために働けない構造
- 725.金融のあれこれの前に
- 726.金銭による懲罰
- 727.自然塩による立ち上がり
- 728.考え方を再考するタイミング
- 729.強さの目安
- 730.放念への挑み
721.産後クライシスの単純な原因
男が女より強くないと、女は男に魅力を感じなくなる。
産後クライシスというものは、単に産後の女の成長率に対して、男の成長率が低く、男に魅力を感じなくなるということが原因である。
722.素直
偏見なしに物事をそのまま見る、わからないことは試すというようなことが素直という概念の中心となる。
愛や絆のようなもの、様々な思い出を理由にして正しいこと捻じ曲げないということが重要である。
素直さを徐々に得るための第一歩は、いろいろな人に色々なことを言われて影響されているであろうことを、一つずつ「私は自分で決める」と再考することである。
723.かじり得ないスネ
かじろうと思ってもかじり得なかった親のスネのおかげで、通常よりも早く「親を越える」ということを叶えたと思っている。
724.人のために働けない構造
公務というものは、人のために働くはずが、人のために働けない構造になっている。評価と責任の構造によって、資産をうまく利用することもできない。だからこそ期待してはならない。
725.金融のあれこれの前に
金融について、理論上借り入れをして資産を大きくしておいた方が、やれることも大きくなるということは正しいが、それ以前に、資産自体をうまく使えるようにならねばならない。
バランスシートを大きくしたは良いが、結局実際よりも割高のものをつかんだり、意味のない費用ばかりが出ていくというのでは、結局負債が膨らむだけである。
726.金銭による懲罰
罰金や損害賠償や追徴課税といった金銭による懲罰だけでは、「それまで不正を繰り返したり、不正に貯め込んでおいて、いざという時だけ払う」ということをした方が経済的合理性を生んでしまうことがあるため、不正への抑止力としては不足があると考えざるを得ない。
727.自然塩による立ち上がり
適度に自然塩を摂ると、萎みそうな体が内圧を取り戻して立ち上がれるようになりやすい。
728.考え方を再考するタイミング
考え方や捉え方を再考するとしても、それは元気な時にした方がいい。
729.強さの目安
臆さず、また、怒らずに伝えるということの方が、強さを必要とする。
730.放念への挑み
一切を放棄するような、一切の放念に挑んだ方が、道が開ける。
そうしたものに挑む方が、力や勇気、強さ、集中力を必要とする。
だからこそ、人はウジウジと「何かのせいにする」という一見楽な方を選んでしまう。
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