今回の夏ツアーは結構たくさんの場所を巡ったので、合間合間に番外編を挟んでいこうと思います。
まずはいしかわ百万石物語 2019 番外編ということで、福井県と石川県での思い出について触れていきましょう。
いつもいつも群馬方面に向かうルートにおいて京都市内から滋賀県に入りそこを越えるまでの間の道が走りにくいため、今回は避けるように北側からぐるっと周ることにしました。
といっても、最初はどうしても京都市内から大津市内へという感じになります。しかし今回は北陸の方に向かうので、途中トンネルから堅田、琵琶湖大橋という感じではなく、「途中」をそのまま北上して若狭町に梅干しを買いに行くことにしました。
若狭町にて梅干しを爆買い
おばあちゃんの梅干しで触れていた梅干しですが、年始に大量買していたにもかかわらずものすごい速度で消費してしまったため、我が家の在庫がゼロになってしまっていました。
あの最強の梅干しが無いと、これから徐々に気温が下がっていく季節の腹具合に危機感が残ります。
ということで、若狭町に梅干しの買い出しです。
たくさんの梅干し販売所があったので、ちらほら入って試食してみましたが…
「少し違う」
という感じになり、結局年始に梅干しを買いに行ったところまで走ることになりました。
今回は梅干し2キロと塩梅を少し、そして梅肉エキスと梅ジュースを購入しました。
そのついでと言ってはなんですが、お店の方と梅干しについてお話しさせていただきました。
何でも梅干しの伝統的な製法としては、赤紫蘇と梅を交互に乗せて時間をかけて漬け込んでいくと言う感じのようですが、梅干しの加工において、大きな会社ほどシソエキスの中に梅を入れて機械で混ぜ込んで染み込みを早めており、色はしっかりしていても味は落ちるということのようでした。
なお、伝統的な製法としては、赤紫蘇用と梅用に塩を二種類使うそうです。
また、塩分濃度についてですが、17%から18%くらいであれば塩のみで保存が効くものの、それ未満になると保存料等添加物なしでは保存が効かなくなるため、減塩系の梅干しはすすめられないとのことでした。
そうしたことは初めて知りましたが、ひとまず味的に素晴らしいので、いかにそのお店の梅干しの味が素晴らしく無比の存在であるかという点と、いかに白米×梅干しの組み合わせが好きかということを力説していると…
小梅の梅干しを大量にいただきました。
梅肉エキスも購入したので、これで毎年9月半ばに訪れる腹の危機への備えは万全です。
そういえば福井県内に限らず至るところで稲穂が実っていました。豊穣の秋を予感させる実りです。
加賀市のぶどう園にて
今回石川県に行くにあたり、勤め人時代の同僚が出身だったことを思い出し、久しぶりに連絡をしてふらっと寄れる場所を教えてもらいました。
で、月うさぎの里を出て、元同僚に教えてもらったぶどう園まで行きました。
時間的にぶどう狩りできる時間ではなかったのでひとまずぶどうを買うことにしました。
すると、巨峰、デラウェア、ブラックオリンピア、シャインマスカット等々試食としてその場で一房分くらいのぶどうをいただきました。
味的には…
「うますぎる」
百貨店か高級ホテルで出てくるレベル…を超えているかもしれません…
帰りなら大量買いしていたと思いますが、長旅の初日だったので保存的な問題で少しだけ買うに留まってしまいました。
この時、種無しぶどうは挿し木などではなく、「液につけて種無しにする」ということを知りました(ジベレリンというもののようです)。
柴山潟と片山津温泉
その後、近くの片山津温泉に行ったり、元同僚に教えてもらった食堂などに行きました。
柴山潟にある片山津温泉はカーッとなる「しょっぱい系」でした。
やっぱり地元民に聞くのが一番ですね。
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