アフォリズム 751-760
- 751.ちょっとした実行
- 752.そうかバカにされてたのか
- 753.異性への期待
- 754.倍トレ
- 755.マニュアル車
- 756.人間と機械
- 757.普通と常識破り
- 758.異常の種類
- 759.同行二人
- 760.我を構成するもの
751.ちょっとした実行
妄想ばかり膨らませるよりも、ちょっとした実行によって歩みを進める方がいい。
752.そうかバカにされてたのか
思い返すと「そうか、あれはバカにされてたのか」と思うこともちらほらある。
753.異性への期待
異性というものに過度な期待をしてはならない。
754.倍トレ
周りが動かないのであれば、自分が二倍動く方がいい。
金銭を支払って筋肉を鍛えるよりも、様々な力がついていく。
755.マニュアル車
マニュアル車を運転するがごとく、ギアは合っているかどうかというようなことを確認した方がいいのはもちろん、根本的に今の判断や行動がアクセルとして正しいのか、というようなことを再確認した方がいい。
これはアクセルとブレーキが逆になっていないかというようなことや、一度アクセルを抜いてクラッチを踏んでギアを変えたほうがいいのではないか、というようなことを確認するというようなものである。
756.人間と機械
機械がいくら進化しても、結局はそれを使う人間の問題、人格や倫理観の問題となる。
そうしたことから「科学の進歩」は、「人格の完成」と比較すると、それほど大したことではない。
757.普通と常識破り
普通のことを普通にしているだけでは普通止まりである。
常識を疑いもせずに受け入れるということは、それ以上になることがないのはもちろん、概ねその常識にすら達しない。
758.異常の種類
常識外にあることは異常ということになるが、自他ともに迷惑がかかるか、自他ともに助かるかといったものや、自分は満足しながら他人には迷惑をかけないというような点など、様々な面で様々な種類がある。
759.同行二人
掃除機をかけるとき、いつも毎日掃除機をかけていたおじいちゃんと一緒にかけている。皿を洗う時、いつも家族の食事を見守りながら皿を洗っていたおばあちゃんと一緒に洗っている。
760.我を構成するもの
我を構成するものは、六根からの五蘊ということになるが、それぞれが変化すれば、もちろん虚像たる「我」も変化する。
「意」が変化すれば、我が変化するというのは想像に容易いが、鼻で感じる空気が変化した場合でももちろん我が変化する。
最終更新日: