うつに関して直接的に「やる気の活性化」について触れていこうと思います。サイト内検索においても「やる気」は、常に上位にあります。ということは、それほど需要があるテーマなのでしょう。
「やる気が出ない」
ということに関して、様々な方向から様々なことが説かれていますが、どれもこれも部分部分的な感じになっていて、さらに今そこそこ元気な人がさらに元気になるというような程度の目線で語られることが多いので、絶望的にうつ状態にある人には耳をすり抜けてしまうような話ばかりとなっています。
ということで、かなり絶望的なうつ状態や、慢性的なイライラが継続しているような感じで、何をするにしても穏やかには何もできないというような状態から徐々に「やる気」を活性化していくというような点について触れていきます。
近年では、やれ実験データやエビデンスなどなどうるさくなっています。しかしながらそれらはある側面を見るために細かい部分を極端に観察しないといけないようなものであり、部分的な正しさはあっても、構成要素としての寄与度などは不明であり、何かしらの方法を総合的にまとめ上げたものでもありません。
そして構成要素を無数にリストアップされれば、ただ混乱が生じるだけです。
ということで、適度に曖昧に、つまり適当に書いていきます。適当なもの、かつ、部分的には社会ではあまり推奨されない方法も含まれています。ということで、責任を負うつもりはありませんし、自己責任の範囲で参考程度にしてください。
基本要素としてのドーパミン、そして、土台である腹について触れていきます。
端的には、人間としての「文化的なやる気」の前に、本能部分に働きかけないとエンジンが回り出さない、というような感じなので、そうした部分について触れていくという形になります。
やる気に関して社会的かつ真面目に考えるより先に、生き物としての本能部分を活性化させないと何ともならない、というような感じです。
よく見渡してもらうとすぐにわかると思いますが、たいていの「やる気活性化」に関する情報は、「う○このでかい人間たち」が、さらにやる気を高めるための方法について説いています。
「夢を持って突き進もう」というようなものを筆頭に、ある程度心身が良好な状態の人向けに細切れのデータばかりを提示して蘊蓄をたれています。
根本的に本人のう○こがでかいので、心身ともにズタボロの状態の人のことは根本から理解ができません。
やる気の基本要素 ドーパミン
やる気の基本要素は単純です。ドーパミンです。まずは、やる気の短期的な対処としてのドーパミンについて触れていきます。
これは、「出る」という部分と「受ける」という部分に分けて考えることができます。
面白くないこと、つまらない日常にさらされていると、もちろん出る方も弱まり、受ける側も感度が悪くなります。ちょっと調子に乗った感じで言うとドーパミン受容体の不活性化という感じになります。
そして、出るという部分に関しては、様々な「ルート」があります。
ドーパミンのルート
ドーパミンのルートとして様々な回路がありますが、詳しいことは省いていきます。健康的な「運動」というルート、うまいものや刺激物を食うというルート、チョコレートや糖分、アルコールの摂取によるルート、喫煙によるルート、音楽によるルート、性感や性的興奮よるルートといった身体的なものの他、ゲームやギャンブル、それにも関係する「細かな目標達成」といった行動的なもの、「目標に向かって突き進む」「褒められる」といったような心理的なものもあります。その他、好きなものを買う、友だちと楽しく遊ぶというものも含まれます。
上述したドーパミンに関する行為行動の大半が、世の中では怪訝な目で見られ、抑制されているものばかりです。
受け入れられているのは運動や目標達成に関連したもの程度で、その他のものは、他人には嫌がられがちで、直接否定されるとまではいかなくても、「ほどほどに」と言われているようなものばかりです。
その他、違法薬物や怪しいヨガなどによってもドーパミンは大量に出ます。
大量のドーパミンが出るようなものは、そのルートに縛られる可能性があります。ということで、ひとつのルートに縛られていると、想像通り依存症になります。
違法薬物はもちろん、アルコール依存、ゲーム中毒などはその典型例です。そうしたものに縛られている場合、他のルートを用いて脱出していく必要があります。
なお、あくまでドーパミン目線での話ですが、この目線から考えれば、自分は酒を飲みながら「タバコを吸うようなやつは…」などと言っているやつは、自分だけドーパミン的快楽に浸って相手のドーパミン補充すら否定するような「…」なやつということになります(添加物や依存度の関係上、もしタバコを吸う場合は、葉巻かパイプ、シガリロにしましょう。もちろん個人差はあると思いますが、普通の紙巻きタバコからシガリロに変更するだけでも、数ヶ月すると吸えない時のイライラがかなりマシになると思います)。
…
世間的に最も理想的なのは、大きな目標達成に向けて細かな目標の達成を実感しつつ、活発に動いてバリバリ働いているような感じです。そうなると良いですが、いきなりそのような感じにはなれません。
ルートを組み合わせて一気に高める
ドーパミンがあまり出ずに、受容体も不活性化しているという場合、とにかく様々なルートを組み合わせて、ある程度のドーパミンを出すというところから始めると、徐々にやる気は高まっていきます。
ただ、ものによっては体に負担がかかります。もちろん、臓器や血圧の関係で採用することが不可能な方法もあると思うので、健康状態に合わせてルートを採用するという感じです。
そうでない場合でも薬だと思って短期的なものとして取り扱わねばなりません。やや不健康なものを組み合わせるのは、基本的には短期的な対処です。
ドーパミンを受け取る側が不感症になっているというくらいに不活性化しているのであれば、とにかく、いくつかを組み合わせて一気に感度を高めてみましょう。ただ、感度が鈍っているので、最初はそれぞれのルートがあまり楽しくない、おもしろくない、うまくない、と感じるかもしれません。それでも組み合わせて押し切っていきましょう。
例えば、激辛カレーを食った後、チョコレートを頬張りつつあまり酔わない程度の酒を飲み、音楽を聞きながら歩いてゲーセンに行って散財する、というような感じです。いかにも俗っぽいですね。
友達と温泉に行って「ベロベロになってゲームにすらなっていない」というような形で卓球をするというような普通の感じも良いのではないでしょうか。
アルコールと音楽という意味では、飲みながらライブハウスでモッシュ、クラブで踊るなどは完全に掛け算です。さらに出会いというムラムラ的ワクワクまであります。いかにも俗っぽいですね。
ムラムラ的ワクワクが成就すると「生きていてよかった」「この日のために生まれてきた」というような気分にすらなるかもしれません。
でもきっと「全くやる気が出ない」という状態になると、そんなところに行く気すらしない、重い腰が上がらないという感じにすらなります。楽しむための場所に行ってもあまり楽しくありません。
そして、「楽しめなかった」ということから、またネガティブになってしまいます。
ということで、成人している方は、あまり酔わない程度のアルコールを摂取して散歩する程度から始めたほうが良いかもしれません。
運動と言っても大したことをする必要はありません。散歩程度で十分です。
歩くと10分程度でドーパミンが出ます。ドーパミンは運動を促すホルモンなので、出てくるとより運動をする気になります。
なので、散歩に出るのが億劫だと言う場合、ひとまず家から片道5分ちょっとくらいのところまでだけ歩いてみましょう。
そうすると往復で10分くらいになります。家に帰ってきた時くらいにはドーパミンが出始めています。なのでその段階でもう少し歩けそうならもうちょっと歩くといった程度にハードルを低くしましょう。「今はもういいや」と思ったら家に入ればいいだけですから。
そのような感じで、ひとまず感度を高めてください。
もちろんアルコール摂取等々については短期的な対処です。のめり込むと依存症になります。
ある程度やる気が高まったら、健康的なドーパミンルートの方にシフトしていくようにしましょう。
まあ、基本的に体に悪かったり、社会的にぶつかったりするようなことが多いので、医者はそんなことは推奨しないでしょうし、もちろん僕も責任を負うつもりはありません。
ただ、社会的制約によって真面目に、雁字搦めにされてうつになるくらいなら、それで毎日苦しい思いをするなら、時に自分の命すら蔑ろにしてしまいそうになるくらいなら、許される範囲でどんどん掛け算的にドーパミンを出して感度を高めると良いのではないかと思います。
最強の腹を目指して
次に、やる気に関する中長期的な対処としての腹の方に移りましょう。
腹の調子は、やる気の活性化に関係なさそうですが、大いに関係があります。
世の中のやる気活性化情報は、う○このでかい人間たちが、さらにやる気を高めるための方法について書いているものがほとんどです。
下り腹、腐り腹、溜まり腹、暴れ腹の人間にとっては、あまりアテになりません。
ということで、ドーパミンを出すこと、受容体を活性させることの他、土台の土台となる腹、つまり腸を強くするということも合わせて考えていく必要があります。
ものによりますが、ドーパミンが出ると言われているようなものは、腹や肝臓などに負担をかけます。なので、それらの点ばかりを気にかけていくと身体が潰れます。
腹が壊れた場合は、やる気どころではありません。考え方まで暗く弱気になってしまいます。
逆に腹が元気な場合はやる気はみなぎりやすくなります。
ということで、最強の腹を目指さねばなりません。腸が強くなると肝臓も楽になります。腸や肝臓が楽になると腎臓、副腎も楽になります。そして血がキレイになると消極的な考えが生じても、それが行ききらなくなります。
また、かつて「塩抜きの刑」というものがあったように、塩が足りないと力が出ません。腎臓に疾患がある人、運動不足の高血圧の人がぶっ倒れないようにと減塩ばかりが推奨されていますが、自然塩も摂るようにしてください。
「塩分とりすぎが気になる」という場合でも、塩は摂りすぎると不味く感じますし、体にも即影響が出ます。味覚を頼りにちょっとずつ間隔を空けて摂っていけばたいていは大丈夫です。
最強の腹を目指すには、「溜まったものを出す」というのが基本です。ただ、元々腹が弱い人達としては、溜まったものを出す前に、大腸を鉄壁化しておく必要があります。
大腸に「鉄壁の構え」を
近年、腸活という言葉を流行らせて稼ごうとするような流れがあります。それはそれでいいですが、シロナガスチ○ポたちの腹具合や食生活からの考え、そしてプレとかプロとかややこしく区別しにくい言葉はさておいて、主に日本人の腹具合を中心に考えていきましょう。
水溶性食物繊維や不溶性食物繊維、乳酸菌、ビフィズス菌等々よりも先に心がけることがあります。
それは、宮入菌による大腸の鉄壁化です。
宮入菌(酪酸菌)
最近では多少認知度も上がってきましたが、宮入菌(酪酸菌)は、大腸のバリア機能を高めます。大腸を弱酸性化し、悪玉菌を抑制し乳酸菌、ビフィズス菌を育てます。その他ビタミンB群の合成を促進します。
そして、酪酸が大腸のエネルギーになります。
大腸のバリアが弱いと、毒素が体に入り込みますし、毒素のせいで肝臓にも負担がかかります。肝臓に負担がかかると腎臓にも負担がかかります。また、大腸が荒れると、それを鎮めるためにと副腎が疲れます。「痛み止め」がそちらで消費されるため、肌などのかゆみなどが強くなる場合もあります。
腹に良いものとされているものを摂っても腹を下すという場合があります。
う○このでかい人間たちが説く「にんにく、たまねぎの食物繊維が~」などという言葉に踊らされ、それを食すと腹を下すという場合もあるわけです。
その場合は、世のプレとかプロなどはさておいて、宮入菌によってバリア機能を高めることから始めなければなりません。なお、宮入菌は元々腹の中に生息している菌です。
病院で出される医療用医薬品としてはミヤBM(たいていはミヤBM錠です)というものがあります。宮入菌は抗生物質にやられないため、抗生物質を出される時に整腸剤として処方されます。
得体の知れないサプリメントなどに手を出さなくても、指定医薬部外品として、宮入菌の整腸剤「強ミヤリサン錠」などがありますからそれで十分です。なお、これはビオフェルミンと併用できます。問題がなさそうであればダブルで攻めていきましょう。
「腹痛の時に一回三錠」などという悠長なことを考えてはいけません。毎食後三錠を最低一週間、できれば一ヶ月以上続けるレベルで考えておいた方が良いでしょう。
糠味噌臭くいこう!
日本人古来の生き方を否定するかの如く、自称スマートな都会人的なバタ臭い人間が「糠味噌臭い」などと言って糠床を否定してきました。
しかしながら、宮入菌は「ぬか漬け」に入っている菌であり、主に玄米で増える菌です。それが腹を鉄壁の構えにしてくれるわけです。
かつて西洋的な考えで、三大栄養素視点でばかり考え、やれ「漬物には栄養がない」などと言ってきた人間たちが、いまさらプレバイオティクスやらプロバイオティクスやらと、その価値を認めてきているという流れになっています。
ぬか漬け、納豆、味噌汁、梅干し等々、日本人が昔から食べてきたものには、腹を守ってくれる要素がふんだんに含まれています。
おばあちゃんなどが作ってくれていた「ぬか漬け」や「梅干し」は、文字通り愛情で腹を守っていてくれたわけです。
宮入菌は、ぬか漬けに入っており、また、主に玄米の食物繊維を餌にします。なので、ミヤリサン錠等だけでなく、ぬか漬けと玄米を摂ると、どんどん増えていきます。
ある程度土台中の土台である大腸のバリア機能を高めてから、自分に合った乳酸菌、ビフィズス菌を取り入れるという流れが一番です。食物繊維摂取にしても同様です。下手に摂っても効果が出ないか、逆に腹が壊れます。
普通に考えると宮入菌が直接的にやる気を高めてくれるというわけではありません。これは、その手前の段階です。
ある程度大腸のバリア機能が高まってから、青汁やヨーグルトの方に手を出した方が良いと思います(ヨーグルト等の乳製品が根本的に合わない人もいるため注意が必要です)。
なお、大腸の四隅、つまり、回腸付近、横行結腸の両端、S字結腸の始まりといった場所を中心に、痛くない程度に腹をほぐすと、排便しやすくなります。こうした場所が凝り固まっていると、腸内フローラがある程度正常でも便秘になることがあります。
大腸のバリア機能を高めて、さらに素早く出すということをしていると、腹が元気になっていきます。腹が元気になると、肝臓や腎臓も元気になっていきます。
散歩程度の軽い運動も排便を促します。さらにある程度歩くとドーパミンも出る上に血液循環も良くなります。また、体温が上がる関係からか運動は善玉菌を増やすことにもつながったりもするので、歩く程度の軽い運動を取り入れるということも腹具合にプラスとなります。
ただ、こうしたものは、食生活や運動、睡眠環境等々環境以外に、心理的精神的な環境も関係しています。緊張すると腹が狂いますからね。
ふわっとしながら楽しいことを想像する
どうしようもない程度にやる気がでないのであれば、ドーパミンの感度を上げたり、腹具合を整えたりということから始めるというのが良いものの、ある程度やる気が出てきた時は、ふわっとしながら楽しいことを想像するという感じで、健全なやる気を高めていきましょう。
「ふわっとしながら楽しいことを想像する」というのがポイントです。
緊張していては楽しくないですし、緊張するということは腹にも良くありません。
なので、「まあ、明日でいいか」とか「まあ、今回はいいか」等々、すべてにおいて「まあいいか」という感じで、ひとまずは現状について肩の荷を下ろすというところが大切です。
そして実際問題はさておいて、小中学生、最低でも十代の楽しさを得るにはどうすればよいかを想像して、できれば実際に企画してみましょう。
「後々の仕事に役立つこと」等々でもいいですが、おそらくそれでは十代の楽しさには到達しないので、「バカボンのパパ」や「オバQ」レベルで物事を考えてください。
やはり基本的には、「できるだけお金をかけない」というところがポイントになります。かけてもいいですが、お金ですべてを解決しようと思うと、「小中学生、最低でも十代の楽しさ」というものには到達しません。
自分たちを楽しませる企画会議
そういえば先日やってきた友達と「日常の楽しさ」の話をしていた時のことです。
最大が「10」であるとして、職場の人達と飲みに行っても「3」くらいの楽しみしか無い、というようなことを嘆いていました。年々楽しみは減少しているようです。
彼もそこそこ稼いでいるので、そこそこの店にも行っているはずですが、良くて「3」というのは何ともいただけません。
では、どうすれば「10」とまではいかなくても「7」くらいには到達するのかということを3時間ほど会議していて出てきた結論は、「同級生とママチャリで冒険する」ということでした。
「昼間は山へ、夜は街へ」という感じですが、そうであれば費用はほとんど必要ありません。
夜は街へといっても、店に入るわけではありません。ただの住宅街だったりビジネス街だったりといった程度です。夜になって閉まった商店街を走るというのもまあまあ楽しかったりします。
「酔っ払いの変なおじさんに絡まれかけて、全速力で逃げる」というのも楽しかったりします。
年齢的に厳しいものがありますが、かつて中学生の時にそうしたように、「堀川五条の歩道橋を全速力でぐるぐる回る」ということができれば「9」くらいに到達するでしょう(全角に降りるところがあり、四角につながっています)。
実際にしたことはありませんが、変なおじさんの白鳥を股間に設置し、花火を手に持って回るということができれば「10」に到達するはずです。その時、きっと僕は自転車で走りながら「Forever Love」か何かを出ない声で熱唱していることでしょう。
想像と言ってもその程度のことを想像してください。
楽しさの視点、面白さの感性は、人によって違うのでこれらはあくまでも僕と友達が考えた一例です。
何かの蓋が外れるかもしれない
普通やる気に関して「夢を描こう」と言いつつ、「ビジネスで成功している自分を想像しよう」というようなことばかりが説かれます。それはそれで置いておいて、ひとまず楽しみを最大化するにはどうすればよいかというところを、ゆるくふわっとしながら想像してみてください。
何かの蓋が外れるかもしれません。
今必要なのは、仕事のやる気だ、勉強のやる気なんだ、溜まった家事を何とかすることだ、ということを思う人もいるかもしれません。
しかしながら、何かの蓋が外れた暁には、その「仕事」や「勉強」の対象すら変化してしまうかもしれませんし、家事のあり方、生活スタイルすら変化してしまうかもしれません。
少なくとも、緊張が解けて体は軽くなると思います。また、ドーパミンは元々運動を促すホルモンなので、体がサクサク動くかもしれません。
自分が動きたい時に動くための「やる気」
そのような感じである程度心身ともに感度が高まったら、面白いものを面白いと感じ、楽しいことを楽しいと感じるようになります。
そのようにして感性が戻ってきてから、「う○このでかい人間たち」が説くような「やる気活性化術」の方に目を向けてもらってもいいですし、目を向けてもらわなくてもかまいません。
先に「いきいきとしたやる気のために夢を描こう」などと言われると、思い描けない自分が情けなく、劣っているように感じてしまいますからね。
「現状、感度が鈍っているんだ、あの人達とは腸内フローラが違うんだ」
ということが本当のところですから、気にしなくてもかまいません。
ただ、感度が戻ってきたり、腹が強くなってくると、「元々繊細な感性を持ち、腹の弱い人の気持ちが理解できる力強い人間」に近づいていきます。
世間に評価される「やる気」は、世間の都合です。資本主義、共産社会主義問わず、他人がバリバリ働いてくれたり消費してくれると都合がいいですから。
ということで、世間的な「やる気」は、なくてもかまいませんが(もちろんあってもかまいません)、自分が動きたい時に動けないというのは考えものです。そういう意味でのやる気はいつでも欲しいものです。
ある程度その「やる気」が高まった際には、集中力を高める訓練をしていくことを推奨します。
そうすると、あまり物事に振り回されない精神が身についていきます。
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大切なのは、「まず自分を大切にする」という点です。
その他のことは後回しです。
なので、ひとまず自分のために、この心のために「やる気の活性化」を心がけてください。
社会のためにやる気を高めるのではありません。
「誰かのために」というのは、余裕がある時です。
余裕があれば、誰かのことを思ってもいいですが、「あまり余裕はないなぁ」という時は、自分のことだけを思い「自分のためのやる気」を高めましょう。
まず、自分を大切にしてください。
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