Z会・サービス精神で相手の意識のブロックを解く

そう言えばさっきの投稿「自分のみじめさをこえて高まること」で「Z会として意識のブロックを解いていく」をしっかり書こうかなぁとおもったら、ベランダにいるスズメバチが気になって、あまりはっきり書けなかったので、続きを書きます。 まあ特定キーワードを使ってもいいのですが、あまり書くと検索エンジンなんかが反応してきますからね。 いろいろな段階を突破する 飛び込み営業をしたことがある人としたことがない人では、その実際の訪問先の反応が意外と優しいということへの理解が大きく異なります。 小学生の時ならば、どんな人にでも声をかけて

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理性

どのようにして理性は世界に入り込むようになったのか?当然のことながら、非理性的な仕方で、偶然によって、である。人はこの偶然を謎同様に解かなければならないであろう。 曙光 123 苦悩の元凶は理性ですが、一般的には理性ほど素晴らしいものはないとされています。 理性があると、身の安全を確保できると思っています。 「理」に関するものですから、「物を手から離すと下に落ちていく」と知っていることもある種の理性です。そういった様々な「理」に沿った考えをしようということですね。 マナーとされるものは、一見本能的には合理的ではない

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日々使い古される人々

この若者たちには、人格も、才能も、勤勉さも不足していない。しかし彼らには、自分自身に或る方針を与える時間が決して許されなかった。むしろ彼らは、幼児から或る方針を受け取るように習慣づけられた。彼らが「荒野に送られる」に足りるほど成熟したその頃、幾分違った扱いがなされた。― 彼らは利用された。彼らから自分自身が奪い取られた。彼らは日々使い古されるものへと教育された。それが彼らの倫理学となった。 曙光 178 前半 意識の中の材料がそれほど多くない年頃に「あなたの夢はなんですか?」と聞くことは、一種の洗脳に近いと昔から思

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自由精神の背教者

一体敬虔で信心堅固な人間に対して嫌悪の情を抱いた者があろうか?むしろわれわれは静かな尊敬の念を抱いて彼らを注視し、このすぐれた人間たちはわれわれと共通の感じをもたないという遺憾の念は抱くけれども、彼らのことを喜びはしないか?しかし、かつてあらゆる精神の自由をもっていたのに、結局は「信心深く」なった人に対する、あの深刻で、突発的で、理由のない反抗心は、どこから由来するのであるか? 曙光 56 序 自由精神が語られる上では、自由意志の有無が哲学的な話題となりますが、根本的に自由意志はないと思っておいたほうが賢明ですし(

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自分のみじめさをこえて高まること

自分たちの威厳と重要さの感情を作り出すため、怒鳴りつけたり暴力を加えたりすることができるような他の人たちを― つまり、無力で卑怯なため、その面前である人が崇高な挙動や憤慨した挙動を示しても罰せられず―、差支えがないような者たち!― いつもまず必要とするのは、自負心の強い奴らであると私には思われる。― それゆえ彼らは、ちょっとの間、自分自身のみじめさをこえて高まるために、その環境がみじめであることが必要である! 曙光 369 前半 みじめであることの感情も、その場での自我の反応にしか過ぎません。 そして、嫌だと思った

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近江商人と情報操作

これは勝手な推測や感覚なのですが、雑記程度に「近江商人」について触れていきます。端的には「近江商人」の売り手よし買い手よし世間よしという「三方よし」は情報操作なのではないか、と思ってしまうという点です。 商人といえば、近江商人、伊勢商人、なにわ商人などなど有名な商人文化があり、その中でも近江商人は結構有名で、その中心的ポリシーは「三方よし」であると言われていたりします。 しかしながら、近江商品は優れた商人であるといった世間のイメージはクレバーな近江商人の情報操作による結果であり、その操作の一端を担っていたのが「三方

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ゆるキャラとフジファブリック

この茜色の夕日は、いつ見ても何度観てもいいなあ。すごくいいなぁと思います。頭文字Dのおかげで縁も所縁もなかった群馬県と縁ができるように、フジファブリックのおかげで縁も所縁もない山梨県に興味が湧きます。 奥に心のこもった何かがあると、それはずっと誰かと誰か、何かと何かを繋いでいくのでしょう。 この動画を観て何も感じない人とは、おそらく友だちになれません。 「茜色の夕日」 後発のゆるキャラは本質からズレている いつも思うのですが、マンガの舞台となる場所でも、おそらくその地域への思い入れがあるはずです。 それで、フジファ

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勿体ぶった振る舞いをしない

われわれが自分の利益になるためにすることは、他人からもわれわれ自身からも道徳的讃辞を受ける筋合いのものではない。われわれが自分を喜ばせるためにすることも、同じくその筋合いのものではない。 曙光 508 前半 まあ面白いもので、自分の利益になるためにすることとか、自分を喜ばせるためにすること、というのは、それ単体ではないことがほとんどだということです。 といっても、「お世話になったコーチのため」くらいからは少し怪しくなってきます。アイドルなんかは寒いですよね。 で、残業したら偉いとか、「タイムカードは切りました」そん

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リズムネタとポッキー理論

僕は昔からリズムネタが嫌いです。 ネタが安易で寒いということもありますが、メロディなどが聞いていられないくらい寒い。 だから嫌いです。 なんだか少し前にもてはやされた「なんとか太郎」がよくyoutubeでおすすめ的な感じで出されますが、絶対にクリックしません。 でも、一度だけ、どこかの店でたまたまついていたテレビに映り、嫌でも見せられてしまいました。 あれはね、一言で言えばポッキー理論を応用した自慰メロディです。 って意味わからないでしょう? 今からお伝えします。 ポッキー理論 ポッキーがなぜポッキーという名前なの

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多くの誤認の理由

増加してゆく神経の力にもとづく道徳は、朗らかで落ち着きがない。減退してゆく神経の力にもとづく道徳は ―すなわち夕暮れや、病人や、老人の場合 ―苦しみ、和らぎ、傍観的であり、憂鬱であり、それどころか陰鬱であることも珍しくない。 曙光 368 前半 先日、生命保険の無面接募集契約の無効についてお伝えしましたが、難なく無効が決定しました。 詐欺まがいの営業や、体育会系営業、情報強者ぶって人をなめてくる輩などを打ち倒せた気分でした。 非常にいい経験でした。少し嬉し涙が出るほどでした。 難なく無効にできたのは、一応金融の分野

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いつも幸福そうに見える

「幸福」 なんだか変な気分になる単語ですね。 まあ某集団のせいでさらに変な感じのする単語になってしまいました。 さらにいうと「最高」を「最幸」という人のせいでさらに変な気分になるようになってしまいました。 さて「いつも幸福そうに見える」です。 以前何かの記事で書いたかもしれませんが、最高の状態とか言うのがあるとすると、その状態というものは普通維持されずに下降の一途をたどるはずです。 「いつも幸福」とはどんな状態か? いつも幸福そうに見えるというよりも、いつも幸福なのはどんな状態でしょうか? たいてい心というか感情は

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うさぎのツボとマッサージ

bossuよりひとことで触れていますが、養子のうさぎが両目とも白内障のため、最近よく段差でコケています。人でも歳を重ねると、洋食より和食を好むようになるような感じでしょうか、食事に関してもペレットよりもチモシーなどを好むようになりました。もうだいぶおじいさんです。 最近、枕代わりにいろいろなところに首を持たれかけているため、「頭が重いのか?」と思い、よくよく観察していました。 「うさぎの斜頸」のときのように、首が歪んでいたら大変です。 しかしながら元気いっぱい走り回ったり、よく食べているので、斜頸ではないようです。

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ニヒリズムと「がっかり」をよく考えよう

ニヒリズムと「がっかり」の先にある境地に行くまでのその手前のお話をしようと思います。 最近しばらくご無沙汰のあとに投稿したのですが、そうするとやっぱり全体的なPVが急上昇するようです。 でも最近の投稿は、どうしても社会に触れた分の社会的な垢の分だけ、社会的なテーマになっています。 それでは常連さんとしては物足りないのではないか、ということで「ニヒリズム」と「がっかり」です。 というよりも、こういったテーマなど久々にどうかなと思ったので、書いてみようと思いました。 何だか最近変な記事と言うか素人が「ニヒリズムについて

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犯罪者の悲哀

犯罪者であることが発覚したとき、彼が苦しむのは犯罪ではなく恥辱であり、馬鹿げたことをしたことに対する嫌悪であり、通例の生活必需品に不自由することである。この点を区別するためには、めったにないような敏感さを必要とする。 曙光 366 前半 梅雨時くらいからでしょうか、宝ヶ池に行くと「ガチョウの雪雄がどこにいるか」を示したホワイトボードが設置されています。 さて、かつてある哲人は言いました。 「反省する動機がないことが一番の問題だ」 彼によると、「故意の犯罪は、悪いことだとわかっていてやっているので、反省する動機がある

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虚栄心

虚栄心とは、独創的だと思われることに対する恐怖心である。それ故に誇りの欠如である。しかし必ずしも独創性の欠如というわけではない。 曙光 365 久しぶりの曙光です。 ニーチェによると虚栄心とは、独創的だと思われることに対する恐怖心=「誇りの欠如」ということになっているようです。 虚栄心(きょえいしん)は、いわゆる見栄をはり、自尊心を高めようということを意味します。ブランド品で着飾ったり、立派な肩書を得たいというものから、「有名人と知り合いである」というところをもって自分の身の回りの人から「すごい人だと思われたい」と

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無面接募集の生命保険契約を無効にする

ご無沙汰しております。bossuです。 考えてみれば、「お金に関すること」カテゴリーの投稿は人気(?)にもかかわらず、最終投稿は1年半以上前になります。 まあそれほどお金に関心がなくなってきているのでしょう。でも一応元プロなので、ちょうど今あったばかりのトラブル、「無面接募集の生命保険契約を無効にする」ということについて、覚書程度に書いていきましょう。誰かの役に立つかもしれませんので。 満期保険金を受け取るシーン、つまり、養老保険保険が満期になった時に被保険者の生年月日証明などを求められる時があリます。 そんな時に

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植物たちが教えてくれたこと

どうも久しぶりです。bossuです。 ひとことで少し触れましたが、友達と話した次の日に、すごいことが起こりました。 まあ単なる夢うつつみたいな感じだったのですが、命の本質みたいなものが朧気ながらわかったような気がしました。 そう言えば以前から少し不思議には思っていたのですが、その謎がひとつ解けたような感覚です。 考えている以上に細かな単位の生命 それは、細胞というか、自分たちが考えている以上に細かな単位で生命の単位があるということです。 まあ仮に、命を「生きる意志」と、「生命維持活動」みたいな感じで捉えてみた場合、

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暇な人との思い出

先日養子の目の一部が赤くなっていたので、彼を動物病院に連れて行きました。 獣医に抱っこされた際に、かなり嫌だったのかドロップキックをしていました。 白内障の影響らしいのですが、特に不快がっていないということで治療は無しです。診察料金は320円。かなり良心的です。 父が車を出してくれたのですが、父の同級生に獣医がいるという話になり、「アイツんとこなら5000円位ボリよるぞ」と言っていました。 最近の養子のお気に入りは「バナナ」です。 暇な人の暇つぶしの踏み台にされないように さて、こないだの「話題」は暇な人の消費対象

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「話題」は暇な人の消費対象

昔トリビアでやっていたのですが、群れから外れた狼に狼の鳴き声で声をかけ、返ってきた鳴き声をバウリンガルで解析したら 「ボクは何をしたらいい?」 と言っていたことに感慨深さを感じています。 ご無沙汰しております。bossuです。 仕事に追われているわけではありませんが、自発的にブーストをかけています。フェイスブックのハッシュタグをいい加減やめてほしいと思っている毎日です。 最近「話題」と言う言葉に寒さを感じています。街談巷説はもちろん、一見意味のありそうなことでもよくよく見れば知ったところで意味が無いようなものばかり

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環境の選択

威厳を保って沈黙することもできず、高級なことを打ち明けることもできないので、われわれの不平や要求やわれわれの窮境全体の話などを知らせるより外には道のないような環境で生活することは避けた方がよい。その際われわれは自分で不満を覚え、この環境に不満を感じる。 曙光 364 前半 よく「この環境からは逃れられない」という類のことをいう人がいますが、ほとんどの場合どころか、すべての場合においてどんな環境からも脱却することができます。 本当は環境を選択する自由はいつどこにでもあります。 その制限は、どこから来るのでしょうか?

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偶然の人間

あらゆる発明の本質的な点を遂行するのは偶然である。しかし大ていの人間はこの偶然には出会わない。 曙光 363 どんなすごいようなことでも、考えて頑張ったからだと思うと、「考えて頑張ったからレベル」の結果しか生まれないでしょう。 いろいろ振り返ってみると、今ある全てが、偶然の要素がたくさん組み合わさって現象化しているはずです。 まあ生まれたことはさておき、誰かと友だちになったことも、今の仕事に就いたことも、偶然の重なりで起こっているはずです。 偶然の重なりによる現象化 例えば、今の仕事を選ぶまでの間に、なぜその仕事に

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真なるものの専制政治に反対

紫外線で目がやられていましたが、先日、午前中は滋賀方面へ、帰りは夕方から京都へと帰ってきたため、さらに目が焼けてしまいました。 ついでに言うと、盆の渋滞で移動時間が無駄に長かったということも原因の一つです。 さて、「真なるものの専制政治に反対」です。 専制政治、ではないですが、資本主義と労働と時間の間接拘束についてでも少し触れていきましょう。 わかりにくいので、間接的な拘束についてでも触れていきます。 間接的な拘束 最近の行政はどうも調子に乗り過ぎ感があります。 まあ京都市や京都府なのですが。 どうも行政が力を持つ

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よいものすべてに必要な乾燥

どんなに新しいよい作品でも、その時代の湿った空気に触れている限り、― それはさらに、市場や、敵や、最新の意見などの匂いを、明日をも知れぬ無常なすべてを、いたく身につけているからこそ― その最小の価値しか所有しないということを、諸君は気づかれなかったのか?あとになると作品は乾燥し、その「時代性」は死滅する。 曙光 506 中腹 湿度が高い京都では、乾燥を欲することがよくあります。 湿度が高いと息苦しくなる上に、汗が乾かず同じ気温でも暑く感じ、そして実際に体に熱がこもりますからかなり不快です。 最近、道を歩く度に発見す

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実際家たち

われわれ思索者たちは、あらゆる事物の美味をまず確認し、必要なときにはそれを決定しなければならない。実際家の人たちは、結局それをわれわれから受け取るのである。彼らのわれわれへの依存は信じられないほど大きい。 曙光 505 前半 「実際家」という言葉をはじめて使うことになりました。 意味がわかるようなわからないような言葉ですね。 さて、久しぶりに連投しています。 やはり下界に長らくいると感覚が鈍りますね。 決算だ何だで、少しフラフラになりましたが、このフラフラは国家に振り回されているということです。 と気づくと一気に楽

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憎悪のいろいろ

多くの人々は、疲れて弱気を感じるときはじめて憎悪する。ほかのとき彼らは公正であり、大目に見る。他の人々は、復讐の可能性があると見て取るときはじめて憎悪する。ほかのとき彼らはとりわけ私憤や公憤を一切避け、そんなきっかけがあるときには考えを逸らす。 曙光 362 しばらく下界(という表現にしておきましょう)にいたため、少し感覚が鈍り気味です。ということで軽めに書いていきます。 といっても、最近うちのおばあちゃんが末期がんで余命一週間と言われていたため、見舞いに行った際に、おばあちゃんの体に手をあてると、痛みが取れるほど

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