声枯れの利用

現在副鼻腔炎が続いています。まあ娘の風邪がうつってそれからという感じなのですが、治りかけてはまた復活しということで、一ヶ月以上続いています。

日中は平気ですが、この副鼻腔炎は寝込みを襲ってきます。こちらは眠っているのでどうしようもありません。

また、日によっては鼻だけが苦しい時もあれば、喉に落ちてきて声が枯れてくるという時もあります。

こうした副鼻腔炎癖がついたのは、コロナ感染の時です。

そしてふと思い返すと、怒りが増幅していた原因の半分くらいはこの副鼻腔炎の息苦しさからくる「ちょっとした酸欠」なのではないかと思っています。コロナ感染時に発熱が収まってからしばらく今と同じような症状が続いていました。

日によってはどんどん声が枯れてきます。

櫻井=のりお現象

僕は声が枯れてくると、どんどん櫻井翔氏の声になっていきます。そして櫻井氏を経て西川のりお氏になります。

普段は、周りに促されて黒夢を本気で歌うと二、三曲で櫻井翔氏の声に変化します。

ただ、どうせなら西川のりお氏にまで到達したくなります。

そういうわけなので、声が櫻井翔氏化してきた段階で、意図的に藤原竜也氏を召喚します。

京都市バス skysea client view

先日、たまたま見かけました。

召喚前には、櫻井翔氏声を利用し、

「今から始めてみればいいじゃない」

となってから、

「あ”~~~」

が始まります。

絵本の読み聞かせをしていると口語表現においてやたらと標準語を強要されます。その標準語にしても、関西人が読んでも違和感のない表現もあれば、拷問を受けているような気分になるような表現もあります。

端的には「だよ」の連続ですね。なお、「ですよ」なら違和感がありません。

「だよ」を連呼させられた鬱屈感をここで吐き出します。

「どうしてだよ~!そうだよ~!確かに僕がキラだよ」

ですね。

そして西川のりお氏になります。

「さあ、僕は誰かな?」

「キンキキッズです」

「最近のお客さんはみんなキレイな方が多いね。どうしてもチラチラ見てしまいます。僕らも漫才に没頭できません」

「今日は集中できます」

その一部始終を、妻にほぼ無視されます。

もちろん構って欲しいという気持ちは一ミリもありません。無視してくれているくらいの方がちょうどよく、上方よしお氏のような名人的なツッコミなど求めていません(下手にツッコまれると逆効果です)。

世の中では、「やりたいことをやる」ということが大げさに考えられています。結局社会にインパクトを与えないといけない、より良い市民生活のために貢献できることでなければならないと、事を大げさに考えます。

しかしながら、本来「やりたいことをやる」というのはこの程度のことです。

そんなことをしているからなかなか治らないんじゃないか?

と言うことを言われたりもしますが、

「なにわ、男子です」

「いや間違いではないからね」

「こみあげてくるものがあるね。グッとくるね」

と西川のりお氏を継続していると、

ゴホッ

となります。

すると、喉に落ちてきていた鼻水兼痰がゴボっと出ます。

そしてついでに鼻をかんだりすると、元のいつも通りの声に戻ります。

ということは、これは自然治癒のプロセスですね。

ただ、起きている時はこういうことができるものの、睡眠中はどうしようもありません。また、起きているときでも業務中は難しいですね。

酸欠気味になると業務効率が落ちるので、「もういい加減にしろ!」ということで、抗生剤を投与することにしました。

Category:miscellaneous notes 雑記

「声枯れの利用」への2件のフィードバック

  1. お久しぶりです。最近仕事に疲れ気分が優れずにいる中今回の記事のオチが個人的にとても小気味よく面白かったです。
    凄く楽しい気分になれました。
    引き続き応援しています。

    1. お久しぶりです。コメントどうもありがとうございます。
      わずかばかりでも楽しんでいただけて何よりです。

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