白露の沈鬱

夏の暑さが去り過ごしやすくなるような季節のはずなのですが、どうしても昔からこの季節になるとやる気が無くなります。

20歳前後の頃は、このシーズンによく体を壊していました。

最近では特に体は苦しくないのですが、手足に力が入らなかったり、体が微妙に震えたりもします。

偏頭痛の一種である「頭の内側の痒み」みたいなやつが来るシーズンです。

一日の気分の乱高下が激しい

極端に一日のうちでの気分の乱高下が激しく、少しやる気になったと思ったら30分でそれが終わり、ひたすらしばらく間はやる気が出ないという感じの日々が続いています。

特に何が嫌というわけでもないのですが、特に何かが楽しいわけでもありません。

特段何かがあったわけでもなく、何もないわけでもないのです。

それにしても沈鬱で、でも陰気臭い空気が流れているわけでもなく晴れやかに軽やかです。

それもこれも寒暖差や気圧の変化などによる影響なのでしょう。

最も心地よく、最もイヤな季節

一年のうちで一番心地よく、また一番イヤな季節でもあります。

今にも過去にも未来にもリアリティを感じることができないような、それでいて解放されたような気分です。

解放されていながら、何にも楽しみを見出だせないような変な気分です。

休みであってほしいような、休みなら休みで憂鬱になりそうなへんな気分です。

風に舞うひとひらの昆布になったような気分です。

チラシにくっついていた割引券を見つけたら、有効期限が昨日で切れていたような気分です。

利き手じゃない方の手で名前を書いてみたくなるような気分です。

今日はひたすら気分の良くなることをしましょう。

「バンバンバン!」とやりながら、

七色いんこの玉サブローの絵を描こうかなぁなんて思います。

Category:miscellaneous notes 雑記

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