現場系の悪習

あえて「現場系」と表現しましたが、個人的には建設業等々にはある種の敬意と遺憾をもっています。

なぜ「現場系」と表現したかと言うと、「現場」だからこそ起こることだからです。

一言で言うと

「ルールを守れ」

ということです。

これはマナーの領域ではありません。ルールです。

クソ脳筋体育会系のような動物的ヒエラルキーによって未だに「昭和か!」というレベルの悪習が残っています。

その一部は、「仕事」を理由にした工事車両等の厚かましい路上駐車 などで触れています。

警察の許可も得ていない路駐は、ルール違反です。

「コインパーキング等々の駐車場代をケチって、そのお金でガールズバーに行っている」と思えば腹が立ってこないでしょうか?

人様に迷惑をかけるルール違反をしておいて、そこの会社の社長はベンツに乗っているということになれば、やはり社会がおかしいと言わざるを得ません。

しかしながら、今回触れるのは、そのようなレベルのものではありません。

「なぜ、一日8時間以上、かつ、週6日が当たり前なのですか?」

ということです。

法定労働時間

まず基本原則から

法定労働時間と上限
• 原則: 1日8時間、1週40時間以内(商業・一部の特例事業場では週44時間の場合あり)
• 時間外労働(残業): 法定労働時間を超えて働かせるには、事前に36協定(サブロク協定)の締結・届出が必要です
• 残業時間の上限: 原則として月45時間・年360時間まで。特別条項付き36協定の場合でも年720時間、月100時間未満(休日労働含む)などが限度です。

さらに残業や休日出勤は、割増賃金が必要です。

現場系はどの程度ルールを守っているのでしょうか?

そしてそのルールを回避するために一人親方化し、外注という構造を取ります。

そしてその上、代金の踏み倒しや支払い遅延などがよくあるようです。

支払いを督促すると

「そんなことを言うなら次から仕事を割り振らない」

というツッパリがあるようです。

もしくは日雇い扱いで労働基準法を適用させない「一時雇い」という形態を取ります。

で、「元請けはベンツに乗っている」というのは正常な社会なのでしょうか?

僕はこのことを小学校高学年の時に労働基準法を少し見ただけで思いましたし、その後法学部生時代でも当然に思い、今でも思っています。

言い訳は、

「仕事が遅いお前が悪い」

というようなものがあるようですが、そう言う問題ではありません。

「ルールを守れ」

の一言です。

クソ脳筋体育会です。

問題は、昭和の頃の形成されたネットワークが強いこと、そして世襲です。

「そりゃデジタル時代、誰も働かんわ」

ということです。

本当は素晴らしい仕事です。

でもルールを守らないんです。

人手不足なのではありません。

ルールを守らないから相手にされないだけです。

業務を週6日で稼働させるのはいいですが、勤務時間が8時間なら一人の人が働くのは週5日が原則です。

「従業員ではなく、奴隷を求めている」

と、はっきり言いなさい。

そして倒産でもなんでもすればよいのです。

徐々に是正されているが今なお残る悪習

この十年、十五年で、「きちんと従業員の社会保険加入手続きをしていないと公共入札には参加できないよ」等々により(財源確保の意図のほうが強いでしょうが、まあいいでしょう)、多少なりと是正はされてきていますが、「戦後直後かなぁ?」と思うほどのルール未整備(というより未適用)感が今でも残っています。

そこで、「現場」というところが、ポイントとなります。

店舗や工場などと異なり、時間の計測がしにくいため、さらに管理が杜撰になりやすいという点があります。

―

最低限のルールも守れないクズが、偉そうにするの、やめてもらえますか?

クズがクズたる所以

最近、現場系の週6勤務が嫌になり、別の会社に転職を試みた人がいました。

転職先も、募集要項に書いてあることと食い違い、週6勤務なので辞めました。

元の職場に社会保険関連の書類を取りに行った時に、転職先をすぐに辞めたことを言うと、復職的再就職を提案されたのは良かったのですが、現場の偉い人と社長との三者で話し合いがあったようで、

その時に、現場の偉い人が

「戻ってくるなら休みなんて取れると思うな」

などと言ってきたそうです。

なので、再就職も断念しました。

もちろん、復職的再就職はすべきではありません。

とりあえずの未払賃金訴訟などを勧めておきました。

(少なくとも時間外の割増分は未払であると考えられるため)

しかしながら、やはりこの業界は、横のつながりも多く、「訴訟を起こすと再就職が難しくなる」というような脅しがあるようです。

関係無しに取るものを取ってください、と言っておきました。

―

「このような悪習を維持しなければ、会社として存続できないというのであれば、今現在存続している方がおかしい」というのが正しいはずです。

まあ根底には「中抜き構造」という悪習も影響していると思います。(中抜きの歪み)

ということで、軽く書いてみました。

一社でもブラック企業が撲滅されますように。

Category:company management & business 会社経営と商い

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です

日本語のみ