占い師によるいきなりの脅し

固定電話に電話がかかってきて、いきなり「この方はまだ生きていますか?」などと言われたらどんな気分になるでしょうか。

ということで、「占い師によるいきなりの脅し」について触れていきます。

占い師というような商売をしている事自体が絶望的なのですが、こうした人のうち、うまくいっている人ほど「脅しが上手い」ということになっています。

大ホラ吹きで、誇張したことを言ったりして人の関心を集められたことが嬉しかったとか、ちょっとした脅しで人が自分の言うことを聞いたというようなことを成功法則にしているという場合もありますし、自分自身が占いという空間に一種の洗脳状態にあるという場合もあります。そのいずれか、もしくはそのすべてに当てはまるような人しか占い師になどなろうとは思わないはずです。

名前の字画数が悪いといういきなりの脅し

さて、冒頭のフレーズの方に戻りましょう。これは比較的最近聞いた話ですが、出来事自体は20年ほど前の話のようです。

固定電話に電話がかかってきて、自分の家の世帯主の名前が出てきたと思ったらいきなり「この方はまだ生きていますか?」と言ってきたそうです。

世帯主の名前ということなので、つまり電話帳に載っている名前です。

その名前を指して「まだ生きていますか?」といきなり言ってくるということで、その理由を聞くことになります。

すると「名前の字画数が悪いので、もう既に不運に遭われて…」といったことを言ってくるそうです。

「まだ生きている」といえば病気や事故などが無かったかを聞いてきます。

電話帳に載っている人は概ね高齢者

しかしながら、たいてい電話帳に載っている名前といえばその家のおじいさんなどになるためたいていは高齢者の方になります。

直近で亡くなっていても不思議ではありませんし、病気や怪我など長い人生の中ではいくらでもあったはずです。そして高齢になられているということは、たいてい多少なりと病院に行っていたりもするでしょう。

ということで、亡くなっているか病気か事故による怪我か、などというのはたいてい当てはまってしまうわけです。

仮に「全く問題なく元気です」と言っても、その子や孫のことを聞いてきて、「本人の不運をお子さんが受けている」と言ったことで話を進めることもできます。

確率論的に引っかかる人を探っているだけ

ちなみにこの話は、「昔不思議なことがあって」という感じで聞いたのですが、「誰にでもそう言ってるんですよ、きっと」と言う感じで返しておきました。

つまり、確率論的に引っかかる人を探っているだけということになります。

こうした占い師の脅しに反応する人を「当てる」という感じです。

一応この話を聞いた時に「でも、名前の画数からの判断ってある程度決まってるから、無作為にかけてるわけじゃないのかなって…」と返されたので、「もし、姓名判断で良いはずなのにということで言い返しても、世に出回っているのは邪道な方で、本家の流派では…みたいな話になるだけですよ」と答えておきました。

と言う感じで、確率論的に反応する人を探しているということも考えられます。しかし、本当に自分の流派で「悪い」と判断したところにだけ電話していると言う場合もあります(うっすら気にしている人を当てる確率が高まるので効率的であるという要素もあります)。

恐怖心と偏見で構成された錯覚

一応、占い師は「世のため人のため」と本気で思い、本気の親切で言っているのかもしれません。ただそれはカルト宗教の論理と同じです。

人の不運など気にしていないで、先に占い師になどなっている自分の人生の不運の方に気付いた方が良いでしょう。

なぜならそれは恐怖心と偏見で構成された情報空間という錯覚の内にいる状態だからです。

安っぽい驚愕法で人を脅して、「自分の言うことに従う様」を見て安心するというような構造は、何重にも安らぎに無駄な条件がついています。

胡散臭い自己啓発コンサルが、自己啓発セミナーなどの領域以外で収益を上げていないと何の説得力も無いように、占いという商売以外で豊かさを満喫していないと出だしから説得力がありません。

つまり、「その占い力で、占い以外の商いでうまくやれば?」

ということになります。

占いを信じる人たちの責任転嫁の心理

Category:miscellaneous notes 雑記

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