カテゴリー別アーカイブ: 植物

植物たちとの楽しい日々

白粉花(オシロイバナ、御白粉花)

白粉花(オシロイバナ、御白粉花)は、オシロイバナ科オシロイバナ属の多年生の草本。別名、夕化粧(ユウゲショウ)、紫茉莉(ムラサキノマツリ)ともよばれます。 日本名のオシロイバナ(御白粉花)は、果実は黒色で種皮は堅く、中にある胚乳が白く粉状で、オシロイバナの名称は、化粧に使われる「おしろい」のようであることからついたようです。なお、夕化粧の名は、美しい花が夕方に開くことから。 オシロイバナは、草丈1mほどで、茎は緑色で太く、節が太くさかんに枝を出して広がります。花期は8月から晩秋までで、香りがよく、根は肥厚し、皮は黒色

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菊 キク

菊(キク)

菊(キク)は、キク科キク属の鉢植えなど鑑賞用として栽培される多年草で短日性植物。草丈1mほどで、やや木質。葉は有柄で卵形か卵形披針形で互生しています。基部がやや木質化した茎の頭部と葉腋に頭花をつけます。茎は時に帯紫紅色を帯びます。 白菊花、黄菊花など主流となる菊の他、観賞として改良された多種多様な菊が存在します。日本においては、主にキク(学名:Chrysanthemum morifolium)やイエギク(Chrysanthemum grandiflorum Kitam.)を指します。菊は食用、観賞用に分けられたりし

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犬蓼(イヌタデ) 赤まんま

犬蓼(イヌタデ)は、タデ科イヌタデ属の一年草。俗称として赤まんま(あかまんま)、アカノマンマ、赤ままと呼ばれます。草丈は20~50cm。自生環境は、道端や野原。イヌタデの茎は紅紫色で茎の基部は横に這い、多く枝分かれして小さな集団を作ります。茎の先はやや立ち、葉は楕円形で葉先はゆるやかに細くなります。托葉鞘の縁に長い剛毛があります。 イヌタデは、夏から秋にかけて、紅紫色の細かな花が集まった小さな穂を出しますが、イヌタデの花は花弁がなく、紅紫色の部分は萼です。秋に茎の先端から穂を出し、桃色の花を密につけます。花被片は5

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彼岸花

彼岸花(ヒガンバナ)曼珠沙華(マンジュシャゲ)

彼岸花(ヒガンバナ)は、ヒガンバナ科ヒガンバナ属の多年草です。毒性があるため、花が美しいわりには、鑑賞用としてはあまり好まれないようです。ヒガンバナは基本的に赤の花が咲きますが、白い花のもあり、品種改良により明るいピンク、クリーム色、薄紫色、黄色などの花をつける彼岸花もあり、ヒガンバナの属名「リコルス」の名で園芸用として販売されているようです。 ヒガンバナは、根生で、地下に球根があり、川沿い、堤防、路傍、墓地などに群生しています。冬季に葉を繁らせる種類であり、秋季の葉がまだ出ないうちに、鱗茎から30cm程度の茎を出

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秋海棠(シュウカイドウ)

秋海棠(シュウカイドウ)は、スミレ目シュウカイドウ科シュウカイドウ属の多年生草本です。球根植物で、草丈は50~60cm、茎は直立し、全体的に多汁質で、独特な葉形や草姿をしています。花弁は2枚、萼は2つ。真夏の強い日差しや、乾燥に弱いようで、どちらかと言うと日当たりよりも日陰を好む性質があるようです。別名として、瓔珞草(ヨウラクソウ)、相思草、八月春、断腸花といった呼称があります。シュウカイドウは中国原産の外来植物です。 地下茎が塊根状で越年 秋海棠(シュウカイドウ)は、地下茎が塊根状で越年し、翌年に発芽、発根して生

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桔梗

桔梗(ききょう)

桔梗(ききょう)は、キキョウ科キキョウ属の多年性草本。自生株はこちらも絶滅危惧II類に分類されるほど数が減少してきているようです。青紫の星型の花をつけます。 「万葉集」山上憶良の旋頭歌の「朝貌(朝顔)」は、桔梗(ききょう)とする説が有力のようでこの桔梗のようです。ですので、桔梗(ききょう)は秋の七草のひとつです。 朝顔は中国から持ち込まれた植物であり、奈良時代末期の万葉集成立当時は日本に生息していなかったであろうという推測(種の持ち込みが奈良時代末期もしくは、平安時代)に加え、その後の平安時代に編集された漢和辞典「

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朝顔(あさがお)

朝顔(あさがお) は、ヒルガオ科サツマイモ属の一年性植物。 アサガオはつる性で高温を好む植物で短日性。葉は広三尖形で細毛をもち、花は大きく開いた円錐形で、5枚の漏斗状の花弁は融合しており、萼が5つ、雄蕊が5つ、雌蕊が1つ。真夏に開花します。小学校の時によく育てたりしますね。 なお、昼まで咲いているのは昼顔(ひるがお)です。 朝顔の葉の形状 朝顔の葉の形状は広三尖形でいわゆるM字型です。細毛が生えているのも特徴です。こうした点が昼顔(ひるがお)との区別するわかりやすい点の一つとしてあげられます。 牽牛子 朝顔の種子は

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フジバカマ

藤袴(ふじばかま)

藤袴(ふじばかま)は、キク科ヒヨドリバナ属の多年草。秋の七草の中で唯一の外来植物であり、中国からの帰化植物のようですが、いまや絶滅危惧II類に分類されるほど数が減ってきているようです。淡い紫紅色の小さな花がつきます。弁の形が筒状で袴のようなので、フジバカマと呼ばれるようです。かつては蘭や蘭草、「らに」と呼ばれたこともあるようです。 フジバカマの草丈は1~1.5mほど。花期は8~10月。地下茎は長く、這いまわり茎は直立。葉は、通常三裂して、短柄で対生。花は散房状に淡い紫紅色の小さな花をつけます。 頭花は淡い紫の管状花

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オミナエシ

女郎花(おみなえし)

女郎花(おみなえし)は、オミナエシ科オミナエシ属の多年草 。敗醤(はいしょう、おほつち)、チメグサなどとも呼ばれるようです。全草や花単体は生薬としても用いられるようです。解熱・解毒作用があるようです。オミナエシには黄色く細かい花が咲きます。 オミナエシは、合弁花類で、草丈は60-~1m。花期は8~10月。五弁花で、雄蕊は4つ、雌蕊は1つです。乾燥した日当たりの良い山野などに自生し、夏までは根出葉だけを伸ばして、後に花茎を立てます。茎にはほとんど毛はなく、直立して細いです。 女郎花(おみなえし)の葉はやや固くてしわが

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撫子(なでしこ)

撫子(なでしこ)は、ナデシコ科ナデシコ属カワラナデシコです。蘧麦(きょばく、瞿麦(くばく))ともよぶようです。その他、撫子は、形見草(かたみぐさ)、日暮草(ひぐれぐさ)、懐草(なつかしぐさ)など多くの呼ばれ方があります。古名では「常夏(とこなつ)」と呼ばれたようです。 ナデシコ(撫子) ナデシコ科ナデシコ属 ナデシコ(なでしこ、撫子、瞿麦)はナデシコ科ナデシコ属の植物、カワラナデシコの異名。またナデシコ属の植物の総称です。蘧麦(きょばく)と呼ばれることもあります。学名「Dianthus」からダイアンサスと呼ばれるこ

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葛(くず)

葛(くず)は、マメ科クズ属のつる性の多年草。根から葛粉や漢方薬が作られます。奈良に行くと葛粉がたくさん売っていますね。もちろん葛根湯の葛根は字のごとく葛の根です。根を細かく刻んで蒸して食べることができるため、かつては救荒植物として飢饉の時に活躍したようです。葛の花にもイソフラボンが入っていて生薬として使われるようです。 クズの自生環境は、道端、荒れ地、河原などで、地面を這うつるは、他のものに巻きついて10m以上に伸びて、全体に褐色の細かい毛が生えています。極めて繁殖力が強く、林を覆うようにつるが絡み合って繁殖すると

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芒(ススキ)

芒(すすき)尾花(おばな)

芒(すすき、薄)です。イネ科ススキ属ですね。茅(かや、萱)とも呼ばれるようです。茅葺き屋根の茅ですね。他に茅とよばれるものには、チガヤ、スゲなどで、細長い葉と茎を地上から立てるイネ科ばかりのようです。夏から秋にかけて茎の先端に十数本にわかれた花穂をつけるようです。秋になるとお花屋さんにも並びます。野原に生息し、ごく普通に見られる多年生草本です。 ススキの自生環境は、野原や土手などで、高さは1~2m。地下には短いがしっかりした地下茎があり、株立ちとなり、株元に多数の葉を根生させるようにつきます。多数の花茎を立てますが

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萩

萩(はぎ)

萩(はぎ)は、マメ科ハギ属の背の低い落葉低木です。秋の七草としては、ヤマハギ節のヤマハギかニシキハギ、マルバハギのようです。「萩」が、草冠に秋ですから、まさに秋を代表する植物ですね。落葉低木ですが、茎は木質化して固くなるものの、年々太くなって伸びるようなことはなく、根本から新しい芽が毎年出るので、木というよりも草っぽいですね。直立はせずに、先端はややしだれます。 萩は漢字ではなく、国字のようです。万葉集では、ハギを詠み込んだ歌が141首あるようです。万葉時代には、「芽」、「芽子」と書いてハギと訓んだそうです。秋にハ

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野薊(のあざみ)

野薊(のあざみ)は、キク科アザミ属の多年草。茎の高さは50cm~1m。花期は5~8月で、薊の仲間は真夏から秋によく咲くそうですが、野薊は初夏に咲くようです。土手などで赤紫の花を咲かせます。葉は羽状に中裂し、縁に棘があります。茎葉の基部は茎を抱き、花期にも根生葉は残るようです。花(頭状花序)は筒状花のみで構成されており、直径は5cm程度。花の色は紫色、まれに白色。花を刺激すると花粉が出てくるようです。 学名: Cirsium japonicum アザミ キク科アザミ属 アザミ(薊)は、キク科アザミ属及びそれに類する植

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三つ葉

三葉(みつば)

三葉・三つ葉(みつば)は、セリ科ミツバ属の多年草で、山地の日陰(林内)に自生します。草丈は40cm。開花期は6 ~8月です。名前の由来はもちろん葉が三枚であることから。 三葉の葉の形状は卵形で先が細くなり尖っており、互生し、3出複葉です。縁にはぎざぎざとした重鋸歯があります。セリ科には珍しく、花序は傘状には広がりません。 三つ葉の花(蕾) 三つ葉の花は白で雄蕊は5つ、柱頭は2つです。果実は5mm程度の長楕円形で、果実落下後は地上部は枯れてなくなります。しかし多年草なので、越冬してまた芽を出します。 6 月から8月に

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蕺 どくだみ

蕺(どくだみ)

蕺(どくだみ)はドクダミ科ドクダミ属の落葉多年草で、毒溜、魚腥草(ぎょせいそう)、地獄蕎麦(じごくそば)、之布岐(しぶき)などと様々な呼び方をされています。蕺草と書くこともあります。葉はハート形(心臓形)で、長さは約5cm程度です。互生し、ハート形なので、先端は尖っています。葉は全緑の場合もあれば、縁や葉脈、茎がやや赤紫色を帯びる場合もあります。 どくだみの開花期は5~7月頃で、半日陰地を好み全草に強い臭気があります。生薬名十薬(じゅうやく、重薬)は開花期の地上部を乾燥させたもので、煎液には利尿作用、動脈硬化の予防

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藪萱草(やぶかんぞう)

藪萱草(やぶかんぞう)は、ユリ科ワスレグサ属の多年草。川岸や湿原などに自生しています。春先の新芽は山菜として利用されるようです。ワスレグサ(忘れ草)とも言われます。体系によっては ススキノキ科とされます。ヤブに多く生えるカンゾウということで、ヤブカンゾウという名がついたようです。 ヤブカンゾウは中国原産の多年生草本であり、栽培されていたものが野化しているようです。食用や観賞用として古来より日本に伝わり、若葉や蕾は山菜として食されます。 藪萱草(やぶかんぞう)の草丈 は約80cm、開花期は7〜8月のお盆前後です。花は

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昼顔

昼顔(ひるがお)

昼顔(ひるがお)は、ヒルガオ科つる性の多年草。アサガオ同様朝開花しますが昼になっても花がしぼみません。昼顔の花の形は漏斗形で、夏に薄いピンクから紫色で直径5~6cmの花を咲かせます。なお、黄色のヒルガオの花は無いそうです。苞葉(ほうよう)が萼(がく)を包み込むので、帰化植物のセイヨウヒルガオと区別できます。 秋の七草の朝顔は昼顔とする説もあるそうです。 昼顔(ひるがお)はつる性の多年草で、地上部は毎年枯れ、春から蔓が伸び始め、夏にかけて道ばたなどに繁茂します。 昼顔の花 昼顔(ひるがお)は、朝顔と同様に朝に開花しま

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白茅(ちがや)

白茅(ちがや)は、イネ科チガヤ属の多年草です。初夏に白い穂を出します。茅根(ぼうこん)とよばれる、白茅の根茎には利尿作用があるようです。また、花穂を乾燥させたものは強壮剤として用いられるようです。なお、茅や千萱、千茅と表記されることもあります。 自生環境は荒れ地など日当たりのよい空き地や、河原、道端、畑などに細い葉を一面に立てて群生します。単子葉植物です。 白茅(ちがや)の草丈は30~60cm。地下にしっかりした匍匐茎を伸ばし、地上には花茎以外にはほとんど葉だけが出ており、春や初夏に白い毛のある小さい花を穂のように

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露草(つゆくさ) 青花(あおばな)

露草(つゆくさ)は、ツユクサ科ツユクサ属の一年草。青花(あおばな)と呼ばれるようですが、花の青い色素はアントシアニン系の化合物のようです。開花時に全草を採って乾燥させたものは鴨跖草(おうせきそう)と呼ばれ、下痢止め、解熱などに用いられるようです。 栽培変種の大帽子花(オオボウシバナ)は、容易に落とすことのできる染料として、よく下絵に絵の具として使われていたようです。友禅染めの染料として使われたりしました。露草(つゆくさ)・青花(あおばな)は、滋賀県の草津市の特産物らしいですが、血糖値を下げる効果があるようで、コーヒ

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姫女菀(ひめじょおん)

姫女菀(ひめじょおん)は、キク科ムカシヨモギ属の越年草。白い花を付けますが同属のハルジオンとよく混同されるようです。和名はヒメジョオンですが、ハルジオンにつられてヒメジオンと言われることがあるようですが、ヒメジョオンが正しいようです。漢字で書けばすぐにわかりますね。日本に入ってきた当初は、柳葉姫菊(やなぎばひめぎく)、鉄道草(てつどうぐさ)などとよばれていたそうです。 ヒメジョオンの自生環境は道端や荒れ地、畑などで、花期は夏です。北アメリカ原産ということで外来種です。種子の数、寿命共に驚異的な数字であり、すさまじい

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シロツメクサ

白詰草(しろつめくさ) クローバー

白詰草(しろつめくさ)、クローバーは、マメ科シャジクソウ属の多年草。白い花が葉の柄よりやや長い花茎の先につきます。小学生の時、よくシロツメグサの冠を作ったりしました。そんなことを忘れかけていた高校生の時に、当時の彼女が作ってくれたのが非常に新鮮だったのを覚えています。 僕のイメージでは、白詰草は「シロツメグサ」で記憶していますが、シロツメクサでないと変換が出ないので、正式には濁点をつけないのでしょう。「詰め草(つめくさ)」の名称はガラス製品の包装に緩衝材として詰められていたことに由来するようです。シロツメクサの品種

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滑莧(すべりひゆ)

滑莧(すべりひゆ)は、スベリヒユ科スベリヒユ属の多年生植物。茎は赤紫色を帯びて夏に枝先に黄色の小さな花を咲かせるようです。山形県では「ひょう」、沖縄県では「念仏鉦(ニンブトゥカー)」と呼ばれるようです。花弁は5枚、萼は2枚、花柱は5つ。乾燥耐性があります。 滑莧(すべりひゆ)の自生環境は、道端や畑などで、地を這って分枝します。葉は長円形の多肉質で互生、ぬめりがあります(食べるとリンゴ酸の酸味もあるようです)。 黄色い小さな花は、朝の早い時間にしか咲かず、日中はしぼんでいるようです。蓋果(がいか)と呼ばれるふたのある

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莧(ひゆ)

莧(ひゆ)は、アジア原産の一年草です。ヒユナ、バイアム、ジャワほうれん草という名称などで栽培され、葉を食用にします。 ヒユ属の種分化は分類により約20種~約300種と非常に多様で、雑種も多く分類は難しいようです。 莧(ひゆ)も夏の七草です。 葉鶏頭(ハゲイトウ) 葉鶏頭(ハゲイトウ)、雁来紅は、ヒユ科ヒユ属の一年草です。アマランサス(Amaranthus)の1種で、主に食用品種をヒユ(莧)と呼ぶようです。ケイトウ (Celosia argentea) は同科別属です。鶏頭(けいとう)とは違い、花冠が鶏のとさかのよう

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猪子槌(いのこづち)

猪子槌(いのこづち)は、ヒユ科イノコヅチ属の多年草。空き地や林の道の脇などに自生しています。猪子槌(いのこづち)の花はやや小型で緑色です。茎の断面は四角形で節が固い。 高さは1m程度。 葉は対生して、先の尖っている楕円形、長さは15cmほど、両面に毛があります。花被片、雄蕊は5つ雄しべと雌しべの間に仮雄しべもあります。猪子槌(いのこづち)も夏の七草です。 茎の節が膨らんでいて、猪子の膝やイノシシの踵のように見え、これを槌にたとえてこの名がついたようで、ヒナタイノコヅチに対して日陰猪子槌(ヒカゲイノコヅチ)、フシダカ

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