笑いの効果
人の行動の中には即時的で直接的な効果のあるものと、思考上でぐるぐる回ってからでないと効果がないようなものがあります。 睡眠や食事や排泄などは即時的で直接的な効果があります。一方、「試験に合格した」とか「面接が終わった」とか「やっとパートナーが見つかった」いうようなものは、体が直接喜ぶというようなことではなく、短い時間ながらもなんだかんだで思考が巡り巡ってから喜ぶという感じになっています。 ただ、笑いに関しては「こらえることができないほどの爆笑」をもたらされた瞬間は即時的で直接的な喜びがあります。もちろんそれによる健
サラセニア 瓶子草(へいしそう)
サラセニア(Sarracenia)は食虫植物であり、分類体系によって異なりますが、ツツジ目サラセニア科、双子葉植物綱ウツボカズラ目サラセニア科の植物です。別名は瓶子草(へいしそう)です。 サラセニアは湿地に生える多年草ということのようです。ウツボカズラはアジア圏ですが、サラセニアの分布域はカナダから北アメリカ東岸の亜熱帯域です。 まるでZ会を象徴するかのような風貌です。血管まで浮き出ているというリアルさです。 植物のため全体は黄緑系の薄い緑であり、もちろん他の食虫植物と同様に光合成で生きていくこともできますが、サラ
ガーベラ
ガーベラ(Gerbera)は、キク科ガーベラ属の多年草です。花のつき方的にたんぽぽやひまわりと同じく「キク科」という感じがしますね。白、赤、ピンク、黄色、オレンジ、緑といった種類があり、40種類以上の品種があるようです。草丈は短めで花期はだいたい4月から9月ごろの間です。 冬に枯れたと思ったら翌春に自然と生えてくることがあります。結構生命力が強く、花束などでよく使用される花ながら野性的なので、そういうところが魅力的です。 一般的にガーベラの花期は春から初秋のようですが、我が家のガーベラは12月や1月といった真冬に開
ハイビスカス
ハイビスカス(hibiscus)は、アオイ目アオイ科フヨウ属の中で狭義には亜熱帯性をもつものを指すようです。挿し木で増えますが、寒さには弱いようで冬場には玄関に避難してもらいました。 比較的安価のため、越冬させることなく毎年買う人もいるようですが、それは、今現に生きているこのハイビスカスに申し訳が立ちません。 もともと暖かいところにいたのをわざわざ観賞用にと劣悪な環境に追いやるわけですから、自らの手で死を早めるようなことはしたくありません。 それでは我が家のハイビスカス、八重咲きと一重咲きのハイビスカスのご紹介です
セロリ
セロリ(celery)は、 セリ科オランダミツバ属の植物です。発音からセルリー、セレリィなど、その他、オランダミツバ(三つ葉もセリ科)、清正人参(キヨマサニンジン 名称の由来は肥後熊本藩初代藩主、加藤清正氏から)などと呼ばれるようです。 ヨーロッパ原産で茎は30cmから80cm近くの高さまで成長します。スーパーでもおなじみの香り高い香味野菜であり、セロリスティックとしてそのまま食されたりサラダに添えられたりということが多いですが、スープやソースに使用されたりもします(我が家ではセロリは積極的なソース作りの際に使用し
大葉(青紫蘇)とえごま
「大葉(青紫蘇)」と「えごま(荏胡麻)」は仲間であり、共にシソ科シソ属です。仲間というよりもえごまは大葉の変種になります。 味や香りは異なりますが同じような形をしています。しかし、ニオイにシソっぽさはどこにもありません。 大葉(青紫蘇) 大葉(おおば)はシソ科シソ属の植物で青紫蘇(あおじそ)です。刺身に添えられたり、天ぷらなどでよく食されます。 大葉は青紫蘇ということでシソ科になりますが、シソ科の繁殖力は凄まじいものがあります。かなり前に大葉の苗ポットをもらって育て始めてからというもの、何もせずに毎年のように大葉が
生命保険等金融商品の不適正募集の背景や手口
今なおたまに生命保険をはじめとした金融商品の不適正募集が問題になることがあります。高齢者を狙った詐欺的な営業方法をはじめ、様々な抜け穴や解釈をもって強引に契約を結ばせようとする問題です。 こうした不適正募集、特に高齢者を狙った不正契約・不適切な営業活動は昔からちらほらありますが、その手口は押し売り等々一般に想像されるような形以外にもたくさんのパターンがあります。業法違反という意味での違法というレベルを超えて、犯罪の領域ですらあります。 現行の法制度などが関係しているのか、詐欺的営業にもかかわらず、不適正募集が発覚し
不安感を解消する極めて簡単な第一歩
不安感を解消する極めて簡単な第一歩ということで、今回は最もシンプルでわかりやすく気楽な感じでお送りしていきます。まずは当座の「不安や不安感をなんとかしたい」という人向けに不安感を解消する方法をご紹介します。 いつもは「適当なことを言うな」という感じで過ごしていた病中当時の僕に合わせるような形で、当時の僕のような人向けにとことん書いていたりするため、うつテーマながらやや難解だったりすると思いますが、今回は極めて簡単な内容になります。 それでは、まず面白い人のご紹介から進めていきましょう。 「関係ない」で凄まじく出世し
自己犠牲の精神からの脱却
自己犠牲の精神からの脱却ということで「自己犠牲」について触れていきます。まず最初に自己犠牲は美徳でもなければ称賛されることでも何でもありません。そして「責任感」というようなものに翻弄されたりする必要もありません。 強迫観念のような自己犠牲を自分でも治したい、自己犠牲の状況にあるのは嫌だと思っていながら、いつまでも自己犠牲を受け入れてしまうという場合も当然ながらよくあります。 「頭ではわかっていても抜け出せない」という状況です。 あくまで文章による伝達なので全てのケースに対応できるかどうかはわかりませんが、可能な限り
今なお印象的な悲劇
先日、シェイクスピアの「マクベス」を読んでいたら、ふとLIVE A LIVE(ライブ・ア・ライブ)の中世編を思い出しました。 マクベスはハムレット、オセロー、リア王と並ぶシェイクスピア四大悲劇のうちの一つですが、それに触発されてか、しばらくの間「人生で最も最初に明確に印象付いた悲劇」である「LIVE A LIVE 中世編」のイメージが頭から離れませんでした。 LIVE A LIVEは、1994年頃のゲームなので僕はまだ小学生でした。 「えー…ストーリーの終わり方でこんな終わり方もあるのかぁ」と幼心にショックでした。
親友からの宗教勧誘とアンチ宗教の終わり
以前に触れたことがありましたが、僕が膨大な量の書物を読み漁るようになったきっかけは、18歳の時の彼女からの宗教勧誘でした。 もちろんそれだけではありませんが、その時人生屈指の集中力を持って考え、考えた結果宗教の教義に対して「価値観が合わない」と話すと大泣きされたという出来事がその後の人生観を大きく変えてしまいました。 そしてまた近頃になっては、20代の初めの頃に親友に宗教勧誘をされたことを思い出します。 特に思い出す必要もないのですが、ただ単なる春先の思い出を記した「洗脳カルト宗教の勧誘に来た人を逆に説法して脱洗脳
劣等感の克服と劣等コンプレックスの解消
劣等感の克服と劣等コンプレックスの解消について触れていきます。 劣等感を克服したいとか、劣等コンプレックスを解消したいという思いを持っている人も多いでしょう。 まあいつものことながら、劣等感・劣等コンプレックスそして「劣等」という評価について「それらは虚像」ということをお伝えするのではないか、という予測が立っているのではないでしょうか?もちろん見事にそれに沿う形でお伝えしていきますが、今回はわかりやすくするために普段よりもかなりレベルを落として書いていきます。 一応最初の方に「劣等感」や「劣等コンプレックス」の定義
資格ビジネスとマルチ商法の構造の類似性
資格ビジネスには、国家資格や本当にある程度の評価がなされるような民間資格を取得するためのサービスから、胡散臭い民間資格まで多種多様なものがあります。講義型・通信教育型を問わず、共に資格検定講座・資格検定試験で収益をあげようとするという点は一致していますが、異なる点があります。 業務独占の国家資格や一般的な社会的評価を得ているような民間資格に関する資格ビジネスであれば、比較的教育としての要素が強いものの、胡散臭い民間資格は、教育的サービスの他に実際にその業界で起業させようとか、周りの人間も呼び込もうというような意図が
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体験と精神の薬
手塚治虫氏の漫画の中には戦時中や終戦直後の日本を取り扱った作品がいくつかあり、直接的でないにしろそうした体験を元にしたような描写が各作品に散りばめられたりしています。 社会のあり方や人間のあり方、そして人間以外の様々な生き物との接し方などについて、現代でもいろいろな人が色々な表現で描いたりしていますが、どうしてもリアリティに欠けてしまう場合があります。 それはやはり直接の体験ではなく、言語的・思考的な産物としての意見や感覚を発端としているからではないでしょうか。 直接的な体験 動物との違いとして言語による情報の伝達