生き方を全肯定されてきた雑な人がクビになる日
「生き方を全肯定されてきた雑な人がクビになる日」ということで、友人の勤め先でクビになりかけている新入社員の人を中心に社長が従業員をクビにするという決断について少しばかり触れていこうと思います。 端的には、「弱者に優しく」という風潮に保護されすぎて、給与をもらいながら「私が教えてあげますよ」と自信たっぷりな「生き方を全肯定されてきた雑な人」が、様々な責任を負う繊細な人々、そしてそうした人達が試行錯誤の上に築き上げてきた領域に対し、その雑さによって土足で踏み込んでいく様とそうした侵食に対して働く浄化作用であるクビという
但し書きがつくような新しい分類
学者は、自然を殺し解体して理解しようとし、天才は、自然を新しい生きいきとした自然によって増大しようとする。 (反時代的考察 Ⅲ 6) そんなことをニーチェはよく言っていたような気がします。 また有名なものとしては次のようなものもあります。 私はすべての体系家を信用せず、彼らを避ける。体系への意志は正直の欠如である。 (偶像の黄昏 箴言と矢 26) 共に原佑氏訳 一般的な概念かのように知れ渡ってしまう概念たち 近年、キーワード中心の注目の浴び方が増えてきてからというもの、売れていない学者が新しい概念をすぐに作り(単に
タイムカードに関する張り紙について
「キャンペーンを一通り確認してからタイムカードを切りなさいという張り紙」について質疑応答コーナーにて軽く触れておきます(全く関係ないこともありませんでしたが、いただいたコメントの対象投稿が一応テーマ違いであるため、こちらに移動しました)。 なお、一般論にしか触れず、個別具体的な法律内容には触れませんのであしからずご了承ください。 キャンペーンを確認してからタイムカードを切りなさいという張り紙 ぼっすーさんこんばんは。 今回は法律に関する相談です。 私は今、某有名チェーン飲食店でアルバイトをしています。 アルバイト先
心とは何か
「心とは何か?」ということについて様々な議論があります。しかしながら、あまりに定義し難い対象であるため、どのレベルで定義するかによって、いかようにも定義できてしまうのが心です。 「心とは一体何なのか?」 その答えを示すのであれば、端的には次のような定義を示すことができます。 「受け取る働き」 「認識する機能」 「受け取る点」 そしてその上で、なぜそのように心とは何かという問いに対するひとつの捉え方をするのか、そして、そうした場合、何が見えてくるのかという点について、哲学的にかつ一般的に示しつつ、最後は智慧により語る
新年 2021
みなさまあけましておめでとうございます。 2021年になりました。 元日は日が変わった瞬間から早速白味噌の雑煮を食べました。 今年は年が変わる直前までうたた寝し、年が変わる5分前に半分くらい目覚め、夢うつつに「自賠責保険の更新ついでに電動自転車でも見に行こうか」などど思いながらむにゃむにゃしているうちに2021年を迎えました。 丑年ということで… さて、今年は丑年ということなので、早速25番に登場してもらいましょう。 そしてついでと言ってはなんですが、こちらは昨年出会った仔牛です(授乳中)。 … そういえばこの仔牛