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マネー
金融やお金について

つけ加えられた合理性

事物はそれが人に観察された時に解釈が生まれ、人に観察されるにつれて、「法則性」が発見され、他人に指し示しうるものとして扱われ始めます。 今その場で起こる現象の解釈が、もし誰かから教わった「法則性」というものの影響を受けないのならば、その場で起こる感情は、純粋なものになります。 一見合理的な行動も、それによって得れうる結果についての合理性が正しくても、その結果を欲し、「行動すること自体」は合理的なのでしょうか。もしかしたら「他人につけ加えられた合理性」なのかもしれません。 「家族にもすすめられないものを他人様に売るな

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身体の限界と楽しみの限界

僕は体育会系ではありませんから、身体の限界と銘打っていますが、特に運動能力的なことについて触れるわけではありません。いわゆる五感を通しての楽しめる限界についてです。 やたらと楽しいことを求めてしまうのは「アイツ」の仕業ですが、楽しみについて以前少し考えたことがあるので、一応書き記しておきましょう。 必要以上にお金を欲しがってしまうのは、ひとつは安心感、もうひとつは楽しみを求めるせいですね。安心感については今までにもさんざん書いてきました。楽しみについて今回は書いていきましょう。 精神力と身体 精神というものは体と密

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お金を貸す人借りる人

今までお金を借りたことといえば、十代の時に単車を買うときにおばあちゃんから借りたくらいでしょうか。一方、今まで生きてきて、たくさんの人がお金を借りようとやってきました。 私的にお金を借りに来られると面倒です。そんな人にお金を貸したところでお金を借りる人は貸す側の人ことなど何とも思っていません。「今すぐにお金を借りる方法はないだろうか?」とか「簡単にお金を借りるにはどうすればいいのだろうか?」ということばかり考えている人、そしてそうした人たちにお金を無心される側の人たち、そんな、お金を貸す人やお金を借りる人について見

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そこじゃない! 改

細かなところばかり気になって、大きく間違っている人がいます。他人が意見しても気がつかないし、無根拠な自信から逆ギレすることも。それを世間では「トンチンカン」と、呼びます。空気が読めない以前の問題です。 若者の若者たる所以はそのトンチンカンにありますが、いい歳をこいてもそれが治らない人もいます。地位や名誉や金のことで、常時威張りたいと願ってるバカです。 大昔の勤め先で、定年前のおじさんが「わしにはわしのやり方がある」といって、非常に効率の悪い仕事のこなし方をしていました。実に平均の半分程度の実績でしょう。大きく間違う

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ケチンポ

男子たるもの女子にいくらお金を使えるか、その点はモテに大きく関わってきます。ただ、それをいいことに、かなりの額を搾り取られ、心身共にボロボロになる男性がいます。 正しい思春期を送り、正しく自分塾を開いてきた人は、ゴータマシッダールタが「オレ、王子辞める」と旅立った頃には、モテないが正しいことを悟るはずなのですが、正しく自分塾を開いてこなければ、晩年にも女子に耐性ができていないため、その衝動の虜になります。 お金があって偉そうも嫌われますが、お金がないのに偉そうはもっと嫌われます。 「おごってやるよ」は手抜き ただの

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モテるオスは不幸である 改

モテるとはどういったことなのでしょうか。 動物としてみたときは、モテないとまずいのは明白な事実で、オスは必死にアピールします。 先日、京都市動物園に行った時のことです。 インドクジャクがそれは見事にメスにアピールをしていました。 これは人間で言えば、金融機関職員が横勘こと「札勘の横読み」をする時のごとく一万円札を広げて見せびらかしているような感じでしょうか。 話がそれましたが、「モテ」です。 本来、モテるとは本能的なもののはずですが、社会では「モテるための条件」というものがなぜか設定されています。 最初は「顔がいい

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のんきになるための一歩 改

のんきやマイペースは勘違いされやすい単語です。 ぼーっとしている、のろま、などの印象を受けやすいですが、どちらも才能だと思っています。 社会ではスピードが重要視されます。 それを否定はしませんが、本当のペースを知っておいたほうがいいのではないのでしょうか。 マイペース 社会でスピードが重要視されるのは当然のことです。 生産効率性を考えれば当然ですし、同じ利益なら費やした時間が少ないほうがもちろんいいでしょう。 それに、人件費というものは基本的に時間で割ることができます。 一時間あたりの単価に対して、以下に生産性を高

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続々々・アイデア料とビジネスプラン

20歳くらいの時です。友人がビジネスプランコンテストを仕切っていたことがあります。 その友人とは別に、はたまた別の大学のビジネスプランコンテストに出るからといって、意見を聞きに来た人がいます。 その人は、ビジネスプランの7割を僕が提供したにも関わらず、「自分のもの」として発表したようでした。 それは別に結構なのですが、ただ、僕は肝心要のポイントだけは伝えないでおきました。 ですので、結局ダメだったようですが、そこでのプレゼンテーションの経験を、就職活動でアピールしたことでしょう。 別に使ってもらって結構なのですが、

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続々・アイデア料とビジネスプラン

「いい意見があったらください」 「何か改良できる点があったら言ってね」 というのは簡単ですが、アイデアや意見を言いやすい環境づくりが手抜きの場合が多いように思います。 全体像が見えない、もしくは具体的なことがわからないのに意見など求めると、質問された方は困ります。 そして、ある意味で厚かましい話です。 続々・アイデア料とビジネスプランということで、アイデアや意見をタダで出せという厚かましさについてでも書いていきます。 アイデアをタダで出せという厚かましさ 本格的なコンサルティングの仕事を除いて、特にアイデアや意見で

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アイデア料とビジネスプラン

本当に希にですが、アイデアだけ出してお金を取れると思っている人がいます。 しかも漠然としたモデルだけです。 「では、アイデアを出すので…」 などと言いながらアイデアを出した程度でリスクは他人任せにしてうまくいけばお金を掠め取ろうとしたりします。 僕にはこれがよくわかりません。おそらくB層の発想でしょう。 「アイデアはお金になる」とか「アイデア料」というようなことを見聞きして妄想した末という感じです。 「自分の意見を言わない日本においては貴重な存在」くらいに思っているのでしょう。 アイデア料とビジネスプランということ

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掃除

部屋の状態はその人の心理状態を表しているとかいう話があります。 その他「お部屋をきれいにして運気アップ!」とかいうのもよく目にするタイトルですね。 「そんなことは関係ない!」とも思いますが、やはり部屋はシンプルな方が気持ちはスッとするというか、気が散らないのは確かでしょう。 ということで物を捨てることは意識の分散を防ぎ、集中力を高めることにつながったりします。そして、捨てる時の痛みによって、その後の無駄な仕入れを防ぐようになったりもします。 ― 捨てるときは一気に捨てたほうがいいのですが、なかなか思いとどまる人もい

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ゲーセンとがまぐち

ゲーセンとがまぐち

以前、大阪で置き引きに遭いました。 友人と数年ぶりの再会を記念して、一緒にゲームセンターに行った時のことです。 この再会のきっかけすら、イニシャルDでした。 群馬県に行くときに、いろいろと調べ物をしていたら、彼のブログにあたってしまったのです(俗に言う奇跡としか思えません)。 検索結果のDescriptionに彼の名前が表示されたので、飛び込んでみると彼でした。そこで連絡を取ってみました。 そして、数年ぶりくらいに再会することになります。 それはタッグバトルの時の出来事 大阪に集合して、ゲーセンでタッグバトルをして

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東京オリンピックとかNISAとか

僕は一応文化系なので、オリンピックがあるときも全く観ません。 ただ、「東京オリンピック」のニュースの時、いろんな友人からいっぱい電話がかかってきました。 内容は投資についてです。 最近ではよくNISAの文字を見かけます。 イベントごとがあると、ほのかに匂うお金の匂いと、世間の誘導によって投資を始めようという人がいます。 別に投資を始めるのは結構なのですが、生半可ならやめておいたほうがいいでしょう。 昔投資で勝ち続けた自慢とかではありません。 釈迦に説法になるかもしれませんが、ご容赦を。 世の中は複雑怪奇に見えて、実

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愛は無報酬

先程は性欲と「アガペー」ベースで少し触れましたが、再び「愛」です。愛は無報酬ということで無償の愛を表現するというのが良いですが、それこそが愛の本質という感じになっています。 愛とは何か? それは、愛されることを望まずに、何かを愛することです。 「そんなことは損だ」と思ってしまうのは、この世は「有限で溢れている」と思っているからかもしれません。 「数に限りがあるのに、人にあげるなんてとんでもない」 と思っているのでしょう。数に限りのあるものもありますが、ほとんどは限りがありません。大抵は循環しています。 そして、常に

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無意味こそすべて

およそ実用性からかけ離れているものほど、情報的な付加価値が生まれ、プレゼントなどには適している場合が多いように思います。 たとえば現金と花束を「実用性」で考えれば、わかりやすいように思います。 コレクターと言われる人が集めているのは、「これだけあれば便利だろう」と言う理由ではないはずです。 ともすれば、「意味」や「理由」を求めてしまいがちですが、そんなことに裏付けされても、突き詰めれば雰囲気です。 実利的な理由付けの逆効果 「どうして弊社への入社を志望したのですか?」 こんな質問の時ですら、実利的な話をすると煙たが

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主役降板

もちろん主役は自分です。 ただ、普通に考えると自我の範囲のみでしか物事を考えられません。 それは仕方ありません。 たとえば、「人のお役にたつんだ」と考えてみても、「人に与えた分だけ自分に返ってくる」とか考えても、自我の範囲で考えて、「すごい金持ちが言っていて、自分も金持ちになりたいから」というスケベ心でやっているのが本音でしょう。 「損しているように見えてもいつかはお返しが返ってくる」と利益的なものを求めているに過ぎません。 そんなことを思うくらいならやらないほうがいいでしょう。 右の手のしていることを左の手に知ら

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自分探し

以前にも少し触れましたが、自分探しです。 「そもそもはない」 それに気づいていくほうが、はるかにいいはずなのに、どうしてか「もっとすごい自分」を追い求めてしまいます。 これはいわゆる仮観の視点からのアプローチです。 仮観の視点からのアプローチ 世間は仮観で動いています。 この仮観とは、一般的な世界の捉え方であり、「客観的な世界が存在する。その広い世界の中の一つの存在としての自分」というような視点です。 そうなると、他者は競争相手に見えてきます。自分を脅かす存在として捉えるようになります。そうなると欲が増していきます

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金融商品の店頭販売と不動産

近頃の銀行は何がしたいのかわからなくなってきているのでしょうか。 もともと銀行の本業は人からお金を預かって、人にお金を貸して儲ける商売です。 不動産投資用に土地を担保に入れて、マンションを建てさせて、返済していってもらうというような商売の仕方は別に大いに結構なのですが、投資信託などを売っても仕方ないと思うのです。 人から預かったお金が別の市場に回るのですから、自分たちはリスクなしで手数料で儲かるかもしれません。しかしながら、本業やその役割のことを思えば頓珍漢な商いです。 なるべく自分たちのリスクは最小化して、お客の

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お客さま

昔、何かの動画で見たのですが、今はなき新卒採用ばかりの求人関連の会社の社長が言っていました。 「顧客を捨てろ」 そして、他の人からも「顧客を捨てろ」というようなことをたまに聞きます。 僕もそう思っています。 嫌な客は客ではないのです。 そんな人と関わるくらいなら、新規で営業している方が効率も気分もいいものです。 営業という仕事を経験されたことのある方はご存知かと思いますが、ほとんどの方は、優しいです。 たまに、頭ごなしに敵対してくる人はいますが、そんな人は放っておけばいいのです。 そうすれば費やす時間、嫌な時間は1

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保険屋

保険自体は大変素晴らしいシステムであり、最も重要な金融商品だと思います。 ただ保険屋さん達に言いたいことがあります。 社長同士の交流会なんかにきて名刺を渡された方は結構困っています。 本当に営業目的じゃないのは5%位の人じゃないでしょうか。 本来的にFPの分野すべてをきちんと分かっていないと、保険の使い方なんてわからないはずなのですが、 なぜ保険屋というものがあんなにいるのでしょう。 あともう一つ、交流会に持ってくる名刺にFPって書くなら、 どうせならFP1級、CFP取ろうね。 名刺にAFPって書いたら、相手は「A

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Q.俺のスペック需要ある? A.少なくとも僕にはない

独身彼女なしのわりに、年収に対しての貯金額に違和感を覚えるのは僕だけでしょうか。 ゆうちょ、JAバンクに「貯金」が200万あって、「銀行預金」がたくさんあるのかな? それとも不動産や他の金融資産がたくさんあるのか。 それは実在しない彼に問うてみても仕方のないことでしょう。 おそらく趣味 フットサルは表向きで、、、みたいな趣味があるのでしょう。 そもそも論として人間としての相性、男女の感情が大きな比重を占める分野に、金銭で需要を図るのはナンセンスだと感じます。 いくら広告とはいえ、対人関係の音痴の発想です。 そして、

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