恐怖心を上まわる羞恥心

羞恥心はひとつの恐怖心になりますが、恐れ慄くというタイプの恐怖心よりも羞恥心のほうがよくマインドコントロールに利用されたりします。

「断りきれずに買ってしまう」というタイプの人もいますが、その場合は、しょうもなさをわかっていながら相手を傷つけたり無下にしたくないから断れないという感じです。それはそれで保身といえば保身です。

一方で、プライドが高い人も「知らないことは恥」、「買えないということは恥」と、羞恥心を回避するために騙されやすい傾向にあります。これも自分を守りたいからこそという感じなので保身です。

恐怖心にはたくさんの種類があり、羞恥心も恐怖心のうちの一つです。恐怖心は保身が発端となっており、羞恥心もまた、「保身による感情」という感じになっています。

まあそうした点はさておき、羞恥心ということで今回は白ブリーフについて触れていきましょう。

羞恥心よりも白ブリーフ

白ブリーフというものは、概ね第二次性徴期に、「『白ブリーフなんて嫌』と女子に言われたらどうしよう」という危惧から回避される傾向にあります。しかしながら、下着売り場において現役で白ブリーフコーナーの品数がそこそこあることから考えて、世にはまだまだたくさんの白ブリーフ愛好家がいるということになります。

全体的な傾向としては、その時期にコロコロコミックをバカにし少年ジャンプのキャラバトルものを愛好するタイプの人はトランクスなどになっていきます。

ジャンプがダメなわけではありませんが、バスケットボールでドリブルをしながら「お前まだドラえもんなんか読んでんの?」といってくるようなやつですね。

そしてその後「日経を読まないやつをビジネスマンとして認めない」系の人になっていきます。

そうした人は、第二次性徴期以前はブリーフを履いていたとしても、「最初からトランクスで生きてきた」というようなフリをします。

だいたいコントで下着姿となると白ブリーフという感じで、白ブリーフは笑われることなのだというような傾向が垣間見れたりしますが、その羞恥心を呼び起こすようなヴィジュアルとは裏腹に下着としては最高の質を持っていると思います。

何よりトランクスというものは、○玉汗を吸着する気があまりなく、一日の終りの張り付き具合が不快です。

大半がトランクスかボクサーブリーフであるなかのブリーフ

「よそ行き用」ということもあると思いますが、温泉地や銭湯などで観察する限り、大半がトランクスかボクサーブリーフという感じです。しかしながら、一定数ブリーファーが存在します。

そうした人たちは、動きにも貫禄があり「モテないが正しい」ということを悟った人ばかりという印象を受けます。

もしかすると日常は白ブリーフであっても、その日は旅行で「よそ行き用」ということをしている人もいるかも知れない中、関係なく白ブリーフの一択ということは潔さを感じます。そうした人はきっと羞恥心を煽られて、まがい物を掴んでしまうということもないでしょう。

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