「目の前のたったひとりのために」という視点

「目の前のたったひとりのために」という視点さえしっかり持つことができれば、案外様々なことはうまくいきます。 しかしそんなことは何となくわかっているようなことで、使い古されたような印象もあります。ただ、そうした視点を持っているはずなのにうまくいかないということも起こり得ます。 その原因はいくつか考えられますが、ひとつは「目の前のたったひとりのために」と思いつつ、その相手への意識がはっきり向いていないということです。また、一つは、相手のため

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アフォリズム 1051-1060

アフォリズム 1051-1060 1051.過去の否定 1052.怒りや不安やコリと血糖 1053.口臭女 1054.繰り返すコリの原因 1055.やりたいことをやるにあたって 1056.過渡期的な温厚さ 1057.焦点の当たる空間の散漫 1058.各国の「こんにちは」に相当する言葉 1059.結果の不安定さ 1060.体に意識を向けること 1051.過去の否定 これからの自分を肯定するのであれば、過去の自分を否定しても構わない。 10

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人の尊厳と可能性

本投稿で「雑記」400投稿目となりました。ということで、「人の尊厳と可能性」についてより身近に、そしてより深く雑記らしい雑記を書いていこうと思います。 最近「プロ意識が欠如している」というか、「もうちょっとしっかりしろよ」という人によく出くわします。 まあ職業というものをどういうふうに捉えているのかによりますが、たいてい「お金のため」とか「親に半ば強制されて」等々嫌々その仕事をしているという人ほどプロ意識が欠けています。 患者のことなど

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仕事中のモヤモヤの要因

最近あえて「仕事中のモヤモヤの要因」を探ってみることにしました。 そういうとまだ柔らかい感じですが、もっと端的に言うと本当は「どんなお客が嫌いか」ということです。 すると現段階では、大きく分けて3つの要素があるということに気づきました。 どんなお客が嫌かという面でいうと、次の三点になります。 頭が悪い お金がない 情熱がない これらは、さらに細分化することもできます。そして上の3つに統合していくこともできます。 例えば「素直さがない」は

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子供だましへの感想

某マンガ誌においてある特定のマンガに限らず、その雑誌系のアプリ版等の様々なマンガにおいて 「どうやら君は怒らせてはいけない人を怒らせてしまったようだ」 というようなセリフばかりなのは、編集の人がそれを指示しているからなのでしょうか? 子供だまし感はありますが、それはまあ別に構いません。 連載からしばらく経つと、安い性的描写を加えるというのは、編集の指示なのでしょうか? 芸術性ばかり求めても仕方がありませんが、そういうのが商業的だというこ

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どうしても取り戻したかった感覚

20代の頃、天川村に行ってから第一の覚醒が起こった時の僕は、その後の人生が全て明るいものになると思っていました。 (その覚醒の詳細は「最初に病が治った思い出の地へ」で触れていました) その調子で行けば、もしかするともっと明るい人生になっていたのではないか、とも思いますが、結局そこから寄り道をしてしまったのはなぜなのか、そして、なぜあのときの感覚を取り戻せずにいて、取り戻したいと思うのかということを10年以上も時折考えていました。 日々特

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依頼主側の意図

自分の専門分野だけについて語り、依頼主側の意図を無視するような人によく出くわします。インターネットの普及により情報がパーソナライズされていった結果なのかもしれません。 これは商いに限ったことではありません。いたるところで「話が通じない」ということが起こっています。 専門性に特化していることは良いことのように見えますが、それによって盲点が出てきます。自分の専門分野以外のことは見えなかったり、問題を抽象化すること自体をせずに問題を「関係なし

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浦島太郎感からの脱却

ここ数年の僕は、まさに浦島太郎でした。ある程度頭が元に戻ってきた時、社会を見渡すと、「どこだここは?」というような気分になっていました。 コロナ環境やコロナ罹患、そして娘との生活とそれによる睡眠不足、母の脳出血等々、様々な要因によって頭が破壊され、一時的に世界の把握ができなくなりました。一度地に落ちたようなものです。その一部は「感染後の集中の乱れ」で触れていました。 しかしながら、そんな浦島太郎感もなくなりました。さらにいうと以前よりも

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ふと立ち寄る公園

思い出がたくさん詰まった公園というものはいくつかありますが、ふと立ち寄る公園があります。 最近、母が退院したので実家に行く機会が増えたこともあり、実家近くの公園にたまに寄ってしまいます。 昼間や夕方となればいつもは子どもがいたり営業マンがサボっていたりと、誰かがいるのですが、先日、珍しく夕方にも関わらず誰もいないという状況で公園のベンチに腰掛けました。 「公園」というより公園の中の場所場所にそれぞれ思い出があるため、記憶を旅するような感

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狂った情報を祓う

多少涼しくなってきてマシになってきている感はありますが、今年は高気圧による暑さが続いたせいか、狂った人をよく見かけます。 また、今年はなぜか身の回りで脳出血を起こす人が続出しています。 すごく細かいところで言えば、やたらと道に飛び出してくる人がいたり、一時停止や左右確認もなしに細い道から自転車が曲がってきたりというようなこともよく起こります(ちなみになぜかその人に「どいて!」と言われたりもしました)。 気候や社会状況などのいくつかの原因

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人を動かす

人を動かす

よく「人を動かす」ということについて語られたりします(そういうタイトルの有名な本もありますね)。 ただ、本当は「動かす」というのではありません。普段の日常で考えると一番いいのは「人が勝手に動く」ということのはずです(本来それすら茶番です)。 人を動かすための変なやり方 しかしながら、世間ではどうしても人を動かすということにあたって、変なやり方をしてしまいます。 そしてそれでも動かないので、怒り出すか、変なテクニックに走ろうとするか、自己

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男と男の一騎打ち

「男と男の一騎打ち」というような機会はさほど多くありませんが、やはり節目節目でそのような感じのことがちらほらありました。 大口の取引や、起業前に職場の上司と話した時等々もありますが、それらはさほど大したことはありません。 人生で一番の「一騎打ち」はやはり、妻のお義父さんに結婚の挨拶をしに行った時です。 ものの数分ですが、妻に対する気合いと娘に対する気合いがぶつかり合う瞬間ですね。 その時の誇り以上の誇りの感覚はありませんし、また、その時

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不安の押し付け合い空間との縁切り

どうも社会において「不安の押し付け合い」をよく見受けます。これは各個人の問題ではなく、一時期の社会状況の変化とその時の情報汚染の影響だと考えています。 端的にはコロナ環境の影響です。その時についた「癖」とその影響による不安が根底にあります。 先に社会状況と情報汚染の影響の例について触れておきます。 体育会系の脳筋感や「脅して人を動かそう」という「ノルアドレナリンルート選択」は、おそらく第二次世界大戦をメインとした戦争の影響だと考えていま

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情報の破壊

気力や体力がない時、「治そう、回復させよう」と考えます。それでうまくいくときもありますが、うまくいかないときもあります。 それはマイナス要因が大きすぎる時です。 このマイナス要因というのは何かということを突き詰めると、意図の障害になっている情報状態です。 また、治しても治しても復活する体のこわばりや痛みがある時、特定の情報による慢性的な緊張や炎症が潜んでいる場合があります。 なので表面的に治療しても、また緊張によって復活します。 何かし

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ドラえもん的視点

ふとドラえもん誕生の時の藤子・F・不二雄氏を思い出したのですが、その誕生の時の発想やマンガ自体が「現代の哲学がようやく追いついてきている視点」であることに気づきました。 大きく分けると ドラえもん誕生の時のF先生の思考 「タイムマシンがあったら未来の自分からアイデアをもらってくるのに」 という点、そして 「ドラえもんの世界自体がパラレルワールドであるということ」です。 前者はやや大乗仏教的です。 後者は「量子的な重なり合いの解釈」として

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肚の据わりと集中力・やる気のルート選択

肚の据わりとやる気について、そして集中力・やる気のルート選択でも触れていきましょう。極めて大まかに軽くだけ触れておきます。 大きく分けると肚(はら)の気と、「集中力・やる気のルート選択」についてです。それぞれ別々のことについて触れますが、前者は東洋的、後者は西洋的かもしれません。 肚(はら)の気 まず、肚(はら)の気について触れていきます。気と呼ぼうがプラーナと呼ぼうがそのあたりは何でも構いません。 まあいわゆる下丹田、臍下丹田であり、

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子守唄と夏の空

自転車で少し動き、自転車を置いて歩くようななんてことのない散歩でも とてもきれいな空に出会うことがあります。 娘が2歳の頃はそんなことがよくありました。 どんどん先々進む娘に付き合うと、とんでもないところまで歩くことになります。 「だっこ!」 ちょっと待ってくださいよ。 体力を使い果たした彼女は、うとうとし始めています。 我が家の子守唄「Love so sweet」の出番です。 「3歳になってもだっこしてもらえる?」 ああ、そういうロマ

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低評価レビュー削除のための注文キャンセル

先日、某オンラインショッピングモールにて、低評価レビュー削除のためとしか思えない、店舗側都合の注文キャンセルで頭が混乱する経験をしました。 iPod等々のスピーカーよりはマシでありつつ、娘にすぐ壊されるため、安物のBluetoothスピーカーを買いました(むしろ壊されたからまた買ったという感じです)。 少し前の注文になりますが、一応領収書発行をしようと思ったら注文履歴が消えています。 レビュー内容 レビュー特典のようなものがあったので、

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壊れそうな不器用な笑顔

壊れそうな不器用な笑顔は、それはそれで宝石のように煌めいています。無理をして笑う必要はありませんが、絵に描いたような素敵な笑顔でなくても、今にも壊れそうな、不器用な笑顔でも、それはそれで何か輝いて見えます。

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程よいシンクロで覚醒するもの

最近では聴く曲も「娘セレクト」が多くなってきました。 今までは特に「世界の終わり」を聴いたことはなかったのですが、聴いてみると結構歳が近いからか妙に頭が同調します。 それで、聴いていると、「ああ、そこはヒイズミマサユ機氏調にしてしまうな」とか「そこは小林武史氏調にしてしまうな」とか、「多分もっとSUGIZO氏のようにうねらせながら伸ばしてしまうな」と思うときがあります。 つまり、自分ならそう編曲したり演奏してしまうというようなものです。

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夫婦仲の秘訣

夫婦仲の秘訣は何ですか? というような話題がありますね。 「あれこれをしてくれる」云々、「こういうところがいいと思う」云々、様々な意見がありますね。 逆に仲の悪い人たちや「一方が当て馬のポンゴになっている夫婦」は「別れるに限る」というようなものもありますね。 しかし、どれも本質とは異なります。 答えを言いましょうか。 男側の自信です。 それだけです。 夫婦仲の秘訣は「男側の自信」 その自信に根拠がなければないほどいいですね。 つまり、最

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話し相手が欲しい時

話し相手が欲しい時、話を聞いて欲しいというような感情が昂った時、普通は話し相手を探そうとしてしまいます。 たいていそんなふうに話し相手が欲しい、話を聞いて欲しいと思っている時は、何かしらの抑圧されたもの、鬱憤といったものが溜まっていたり、頭がまとまっていない状態だったりするので、聞いている側は面倒だったりします。 ほとんどの場合は、建設的な意見が欲しいのではなく、ストレス解消を目的としています。 旧来から掲示板やチャットというものもあり

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ヒゲ、メガネの面白さ

ヒゲを生やして縁の太いメガネをかけている人を見ると、 爆笑してしまうんです。 そんなに自分を隠したい? それ、かっこいいの? かっこいいね。 きっと。 僕は思わないけど。 ヒゲ、メガネを発見して爆笑 特に行く気もないショッピングモールにたまたま行く用事があって行くと、 ヒゲ、メガネの人が子供を連れていたりするんですよ。 え、どこかの誰かは、あれに抱かれてんの? ということすら面白いんですよ。 え? あれがインサイダー取引したの? ― い

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アフォリズム 1041-1050

アフォリズム 1041-1050 1041.自信と女 1042.年配者の癖 1043.自信のない親 1044.四無量心の中の「褒め」 1045.ゲーム化のためのゲーム 1046.家族の仲と安心 1047.手紙の文化 1048.追従と道の誤り 1049.合理性のあるすごそうな考えへの態度 1050.ブレない三面 1041.自信と女 自信がぐらついた時、たいていそばに女がいた気がする。 多少なりと異性としての意識を持つ女の意見をまともに聞こ

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第2201回投稿記念

これで2201記事目になります。ブログ創設から2201回目の投稿ということで「第2201回投稿記念」です。小6事件という個人的な「続きもの」を投稿していたので「第2200回投稿記念」ではなく第2201回目の投稿となってしまいました。 前回の第2100回投稿記念は、2023年1月18日だったので、前回からの101記事は、1年半弱かけて投稿したという感じです。またローペースで、かつ、アフォリズムで少し数を稼いだ感はあります。 さて、常連さん

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小6事件のその後 「絶交」

前回:小6事件⑤ 最終章「ともだち」の完成と「友だち」 とーもだち!とーもだち! さあゲームの始まりです。愚弄な同級生諸君。ボクを止めてみたまえ。 ということで、親友のおかげで部分的には落ち着いたものの、ともだち化は進みました。 思春期、第二次性徴期ということもあるでしょう。 僕は小6事件の張本人が、Aであることを記憶の中で封じ込めていました。 しかし、中学2年生くらいの時に事件が起こります。 この頃のこの事件の影響で、俗に言う「いじめ

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小6事件⑤ 最終章「ともだち」の完成と「友だち」

前回:小6事件④ 行かないで愛しき人よ 女神さんがいなくなり、僕の「ともだち化」は加速しました。 そして中学生になりました。 入学の前後あたり頃の自分は、「女神さんが引っ越した先は親戚の家の近くだから住民票を移して自分も転校する策略」などばかりを考えていました。 上級生に喧嘩を売って、あえて痛くない程度に負けて「いじめられているから仕方ない」という構造を作って大人を説得するというのがいいだろうか? という事ばかり考えていました。 さて、

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小6事件④ 行かないで愛しき人よ

前回:小6事件③ F先生A先生 ぼくはどうすればいいの? 「唆され立候補し自己投票した1票のみだった学級委員選挙事件」があった時、唆した当のAは「言い訳」をする程度、他の人は選ばれた人に意識が向き、一部の比較的仲の良かった同級生男子は若干気まずそうな空気を出した程度でした。 そんな中、机に伏せている僕に、ひとりだけ「大丈夫?」と声をかけてくれた女子がいました。状況を理解してくれた唯一の人です。 それまで同じクラスになったことはなく、話し

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小6事件③ F先生A先生 ぼくはどうすればいいの?

前回:小6事件② 注目とニセモノの始まり 小学生当時、藤子不二雄両名、つまり F先生とA先生の関係に最大のあこがれを感じていました。まあその点は今でも変わりありません。 「小学生の時からずっと一緒で、さらにドラえもんやオバQ 、怪物くんを生み出している」 僕の中の理想です。 そんな友だちが欲しいのです。ただ、安定的に続くかは不安で仕方ありません。 その当時でも他のクラスに「クラスの同級生たちよりもっと仲の良い友だち」はいました。 ただ、

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小6事件② 注目とニセモノの始まり

前回:小6事件① 事件と「ともだち化」の始まり とーもだち!とーもだち!僕の頭にある意味での「よげんの書」が出来上がりつつありました。 おそらく学級委員になったのは、少年野球をやっているZ君。人畜無害です。おそらく野球つながりで相当の票を獲得していました。 名簿の画像を送ってくれた同級生女子、― Cとしましょう。との話し合いの末、おそらくZ君だったということがわかりました。 そこで、ある程度納得がいきました。同じクラスには少年野球組が多

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by bossu

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