カテゴリー別アーカイブ: 植物

植物たちとの楽しい日々

蕺 どくだみ

蕺(どくだみ)

蕺(どくだみ)はドクダミ科ドクダミ属の落葉多年草で、毒溜、魚腥草(ぎょせいそう)、地獄蕎麦(じごくそば)、之布岐(しぶき)などと様々な呼び方をされています。蕺草と書くこともあります。葉はハート形(心臓形)で、長さは約5cm程度です。互生し、ハート形なので、先端は尖っています。葉は全緑の場合もあれば、縁や葉脈、茎がやや赤紫色を帯びる場合

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藪萱草(やぶかんぞう)

藪萱草(やぶかんぞう)は、ユリ科ワスレグサ属の多年草。川岸や湿原などに自生しています。春先の新芽は山菜として利用されるようです。ワスレグサ(忘れ草)とも言われます。体系によっては ススキノキ科とされます。ヤブに多く生えるカンゾウということで、ヤブカンゾウという名がついたようです。 ヤブカンゾウは中国原産の多年生草本であり、栽培されてい

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昼顔

昼顔(ひるがお)

昼顔(ひるがお)は、ヒルガオ科つる性の多年草。アサガオ同様朝開花しますが昼になっても花がしぼみません。昼顔の花の形は漏斗形で、夏に薄いピンクから紫色で直径5~6cmの花を咲かせます。なお、黄色のヒルガオの花は無いそうです。苞葉(ほうよう)が萼(がく)を包み込むので、帰化植物のセイヨウヒルガオと区別できます。 秋の七草の朝顔は昼顔とする

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白茅(ちがや)

白茅(ちがや)は、イネ科チガヤ属の多年草です。初夏に白い穂を出します。茅根(ぼうこん)とよばれる、白茅の根茎には利尿作用があるようです。また、花穂を乾燥させたものは強壮剤として用いられるようです。なお、茅や千萱、千茅と表記されることもあります。 自生環境は荒れ地など日当たりのよい空き地や、河原、道端、畑などに細い葉を一面に立てて群生し

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露草(つゆくさ) 青花(あおばな)

露草(つゆくさ)は、ツユクサ科ツユクサ属の一年草。青花(あおばな)と呼ばれるようですが、花の青い色素はアントシアニン系の化合物のようです。開花時に全草を採って乾燥させたものは鴨跖草(おうせきそう)と呼ばれ、下痢止め、解熱などに用いられるようです。 栽培変種の大帽子花(オオボウシバナ)は、容易に落とすことのできる染料として、よく下絵に絵

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姫女菀(ひめじょおん)

姫女菀(ひめじょおん)は、キク科ムカシヨモギ属の越年草。白い花を付けますが同属のハルジオンとよく混同されるようです。和名はヒメジョオンですが、ハルジオンにつられてヒメジオンと言われることがあるようですが、ヒメジョオンが正しいようです。漢字で書けばすぐにわかりますね。日本に入ってきた当初は、柳葉姫菊(やなぎばひめぎく)、鉄道草(てつどう

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シロツメクサ

白詰草(しろつめくさ) クローバー

白詰草(しろつめくさ)、クローバーは、マメ科シャジクソウ属の多年草。白い花が葉の柄よりやや長い花茎の先につきます。小学生の時、よくシロツメグサの冠を作ったりしました。そんなことを忘れかけていた高校生の時に、当時の彼女が作ってくれたのが非常に新鮮だったのを覚えています。 僕のイメージでは、白詰草は「シロツメグサ」で記憶していますが、シロ

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滑莧(すべりひゆ)

滑莧(すべりひゆ)は、スベリヒユ科スベリヒユ属の多年生植物。茎は赤紫色を帯びて夏に枝先に黄色の小さな花を咲かせるようです。山形県では「ひょう」、沖縄県では「念仏鉦(ニンブトゥカー)」と呼ばれるようです。花弁は5枚、萼は2枚、花柱は5つ。乾燥耐性があります。 滑莧(すべりひゆ)の自生環境は、道端や畑などで、地を這って分枝します。葉は長円

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莧(ひゆ)

莧(ひゆ)は、アジア原産の一年草です。ヒユナ、バイアム、ジャワほうれん草という名称などで栽培され、葉を食用にします。 ヒユ属の種分化は分類により約20種~約300種と非常に多様で、雑種も多く分類は難しいようです。 莧(ひゆ)も夏の七草です。 葉鶏頭(ハゲイトウ) 葉鶏頭(ハゲイトウ)、雁来紅は、ヒユ科ヒユ属の一年草です。アマランサス(

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猪子槌(いのこづち)

猪子槌(いのこづち)は、ヒユ科イノコヅチ属の多年草。空き地や林の道の脇などに自生しています。猪子槌(いのこづち)の花はやや小型で緑色です。茎の断面は四角形で節が固い。 高さは1m程度。 葉は対生して、先の尖っている楕円形、長さは15cmほど、両面に毛があります。花被片、雄蕊は5つ雄しべと雌しべの間に仮雄しべもあります。猪子槌(いのこづ

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藜(あかざ)

藜(あかざ)は、アカザ科アカザ属の一年草です。畑や空地などに多く、葉はゆでて食べることができるようですが、シュウ酸を多く含むため生食には適しないようです。 ホウレンソウもアカザ科のようでホウレンソウ系の味がするようです。なお、うさぎはシュウ酸を含むものは食べられません。ということは、ホウレンソウもダメですが藜もダメのようですね。 藜(

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ハコベの花

繁縷(はこべら、ハコベ)

繁縷(はこべら、ハコベ)は、ナデシコ科でインコなど小さい鳥が大好きな草です。旧字では蘩蔞と書くようです。ハコベは背の低い草本で、ナデシコ科ハコベ属を指しますが、単にハコベというときは、ハコベ属の1種であるコハコベかミドリハコベを指すようです。 春の七草としてのハコベは、このコハコベかミドリハコベのようです。一年草、越年草・多年草とばら

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ハハコグサ

母子草(ハハコグサ)御形(おぎょう)

母子草(ハハコグサ)は、キク科ハハコグサ属の越年草。道端、野原、河原などに生息し、葉と茎には白い綿毛に覆われています。葉は白緑色で、白い産毛に覆われ、へら形でやわらかく、茎の先端に黄色い頭花の塊(頭状花序)がつきます。葉は白緑というより、緑の上に白がかぶっているので白緑の印象を与えるのでしょう。冬は根出葉がややロゼットの状態で育ち、春

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ナズナ

撫菜(なずな)

撫菜(ナズナ、薺)、別名ぺんぺん草(ペンペングサ)、三味線草(シャミセングサ)は、アブラナ科ナズナ属の越年草、ロゼット状の根生葉で、春に4枚の白い花弁の十字型の花(直径3mm程度)が咲きます。高さ20~40cm。花期は2 ~6月。田畑や荒れ地、道端などどこにでも生える適応力の高い草です。帰化植物のようです。 十字花(じゅうじか) 「十

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芹の葉

芹(せり)

芹(せり)は、セリ科セリ属(当然ながら)の多年草です。シロネグサ(白根草)とも呼ばれ、春は葉のみで夏に白いレース状の小花を付ける春の七草です。湿地性植物で水辺や湿地、畦に多く生息しています。芹科はうさぎの大好物が多いですね。 高さは30cm程度で茎は泥の中や表面を横に這い、葉を伸ばします。水菜に見えてセリだったというケースがたまにあり

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サンセベリアタイトル

サンセベリア(サンスベリア)虎の尾(トラノオ)

我が家の住民の中でも、植物としては古株に属すサンセベリア君です。こちらも買ったわけではありません。我が家の生き物たちはほとんどが貰い子であり、様々なことを教えてくれるよき友だちです。 サンセベリア(虎の尾) サンセベリア(Sansevieria)は、クサスギカズラ目スズラン亜科サンセベリア属の多年草です。分類体系によってはリュウゼツラ

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ホトケノザ 三階草

ホトケノザ(仏の座)

春の七草のホトケノザ(仏の座)は、コオニタビラコ(小鬼田平子)、オニタビラコ(鬼田平子)など、主としてコオニタビラコで、キク科に属する越年草をさします。 小鬼田平子(コオニタビラコ) このホトケノザ(仏の座)とは完全に別種で、こちらはシソ科オドリコソウ属です。キク科とシソ科の時点で全然違いますね。 シソ科の方が本家といえば本家、こちら

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秋の七草

紅葉があまりに鮮やかなので、観光シーズンになるとそちらに気を取られがちですが、春に負けず秋にもたくさんの花が咲きます。特に七草粥として食べるということではないようです。秋の七草は万葉集巻八の秋雑歌(あきのぞうか)にある、以下の山上憶良氏の歌二首から。 「秋の野に咲きたる花を指折りてかき数ふれば七種の花」 「萩の花 尾花 葛花 なでしこ

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夏の七草

夏の七草です。1945年6月に日本学術振興会学術部 野生植物活用研究小委員会が、戦時中の食糧難の時節にも食べられる植物として、次の7種類を「夏の七草」に選定したそうです。 藜(あかざ) アカザ科アカザ属の一年草。畑や空地などに多く、葉はゆでて食べることができるようですが、シュウ酸を多く含むため生食には適しないようです。ホウレンソウもア

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春の七草

春の七草として七草粥を食べたことは数回しかありませんが、見直してみるとうさぎの好物ばかりです。七草粥を食すという風習は、中国より伝来し、日本では平安時代初期にに宮中や幕府の行事として伝わり、その後庶民へと広まって来たようです。 1月7日(人日の節句)に食べるのが一般的な風習のようですが、旧暦なので現在の2月にあたります。 春の七草は、

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バジル二世

バジル

我が家の住民、バジル君たちです。 バジル(Basil)はシソ科メボウキ属の多年草です。和名はメボウキと言うそうです。バジリコはイタリア語のようです。成長初期段階では草のような茎ですが、成長すると木になっていきます。シソ科なので大葉くんと同じような実のつき方をします。 イタリア料理によく使われるハーブとして有名なバジルですが、健胃、食欲

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