風船葛(ふうせんかずら)は、ムクロジ科フウセンカズラ属のつる性一年草です。
白く小さい花をつけます。切れ込みのある葉の中にぶらんぶらんと垂れ下がった丸く膨らんだ果実が特徴的であり、またハートのマークがついた種子も印象的です。バルーンバインやハートピーと呼ばれることもあるようです。
風船葛(ふうせんかずら)の実
風船葛(ふうせんかずら)の実は、その名の通り風船状にぷっくりと大きく膨らみます。色は緑色ですが、枯れて茶色くなります。
風船状に膨らむとは言いつつも形状的にはやや逆ハート型。イラストで描かれる桃太郎の桃系でもありながら、裏返すとどこかしらニコちゃん大王を感じる形状となっています。
風船葛(ふうせんかずら)の花
風船葛(ふうせんかずら)の花は小さく5mm程度です。白色で巻きヒゲが脇に沿うような感じになります。
風船葛(ふうせんかずら)の葉
風船葛(ふうせんかずら)の葉は切り込みのある三出複葉です。
風船葛(ふうせんかずら)の種子
風船葛(ふうせんかずら)の種子は、球型で黒ベースの中に白のハートマークが付きます。
学名:Cardiospermum halicacabum
公開日:2020.04.10
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