エノコログサ(狗尾草)は、イネ科キビ亜科エノコログサ属の一年草です。至るところに自生しており、すぐに見つけることができる野草です。「犬っころ草」からエノコログサという名称になったようですが、僕としては「ねこじゃらし」という俗名の方に馴染みがあります。まあこのエノコログサで「猫をじゃらす」という感じです。
五穀のひとつ「粟(あわ)」の原種とされるエノコログサ。粟もイネ科エノコログサ属です。食糧難の頃は食されたりもしたようです。
エノコログサ(ねこじゃらし)は、至るところに生えており、世界中に分布しています。
「猫じゃらし」の方が馴染み深いエノコログサ
漢字では「狗尾草」ということで、犬の尾に似ているという感じですが、そうした風貌よりも「猫じゃらし」の印象のほうが強いエノコログサ。
まあ確かに形状としては犬の尻尾っぽく、犬の尾から「犬っころ草」、「エノコログサ」という変化があり最終的に「狗尾草」という名称になったというのはわかりますが、それもそれで俗っぽいところから名前がついている感じがしますね。
個人的にはやはり幼少期から「猫じゃらし」と呼び続けていたため、結局猫じゃらしと呼んでしまいます。
誰しもが一度はわさわさしたことがあるであろう馴染み深い野草です。
学名:Setaria viridis
イネ科
- イネ科ススキ属 芒(すすき)尾花(おばな)
- イネ科チガヤ属 白茅(ちがや)
- イネ科ヨシ属 葦(ヨシ、アシ)
公開日:2019.10.25
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