アフォリズム 811-820
- 811.図体が大きい相手
- 812.個人的偏見と個人的一般化
- 813.めでたき驚愕と感心
- 814.チグハグな距離感
- 815.吐出口を求めているエネルギー
- 816.実際の使用感
- 817.非モテの思考回路
- 818.反抗の意義
- 819.姿勢と腹
- 820.理や集中への態度
811.図体が大きい相手
図体が大きい相手だからといって臆することはない。たいていは勤め人であり保身に走る。
ただ、駄々をこねるだけのやり方では通用しない場合が多い。
その代わり、しっかりと考えて、調べて、考え抜いて、きちんと準備して挑めば、あっけなく勝てることが多い。
812.個人的偏見と個人的一般化
今まで出会った女体育教師は、もちろん数は少ないが、全員ロクでもなかった。彼女たちは女子生徒を担当しているので直接指導を受けることはないという中でも、積極的に脳筋マウントを取ろうとする精神年齢の低さを感じた。一種の理不尽の象徴と表現することができるだろう。
それを「個人的経験かつサンプル数が少ない中、一般化するのは誤りである」と言いたい気持ちもわかるが、例えば5人出会って5人とも自分とは合わないという経験をしているのであれば、もう個人的には一般化して「合わない人に備える」とか「どうせ合わないので逃げる」という観念を保持しておいても良いのではないかと思う。
もちろん例外もあるだろうと思う。しかし、自分としては、その例外を見つけようとすら思わない。
もちろんこれは個人的経験からの個人的偏見である。
なので、女体育教師はロクでもないという個人的見解を社会に認めてもらおうとなどは思っていない。
813.めでたき驚愕と感心
自分の書いたものを読んで、自分自身で驚愕し感心していることがある。ただのおめでたいやつである。
814.チグハグな距離感
本来、近くを見る時は安心に近く、遠くを見る時には、活動に集中するようにできている。前者は、子が親に抱かれる距離感、後者は、外敵に備えたり獲物を狙う距離感である。
モニタを見るということはもちろん、紙を使った事務作業であっても、距離感としてはチグハグなものとなっている。だからこそ神経が狂う。
815.吐出口を求めているエネルギー
個人的経験ではあるが、投稿予定のものが中途半端に止まっていると、それに関する夢をよく見るようになる。白昼夢のような形で訪れることもある。
出さないと無意識が許してくれないようである。
816.実際の使用感
近年の家電は、「この商品の売り手は、実際に家で使って試したことがあるのだろうか?」と思うような無駄な機能や無駄な音がたくさんあり、逆に昔からあるシンプルなスイッチなどが無い場合がある。
光に反応してオンオフを切り替えるという機能もつけてくれて構わないが、手動スイッチが無いというのはどういうことかね?
817.非モテの思考回路
「お願い」に始まり、次に金銭や物で釣り、それでも通じない場合はキレて強制しようとする、という流れは、モテない者の思考回路そのものである。
818.反抗の意義
主に反抗期において、意味不明な反抗には意味がないが、納得がいかないことについては、ある程度納得がいくまで反抗をしないと、後々こじらせた思考回路を形成してしまう。
819.姿勢と腹
姿勢が悪いのは態度の問題ではなく精神と腹具合の問題である。精神と腹圧の状態が姿勢に反映される。
姿勢を正せと無理な力みを強要するというのは、本質からズレた提案である。
820.理や集中への態度
理や集中に関して、それを何かの道具のように捉えると、その先に別の目的が存在するような格好になる。
それによって理や集中への態度が決まる。
たいていは、社会的な利用、個人的な生活の質の向上程度にしか目的を見出だせない。いいところ、「なぜそんな構造になっているのだろう?」と宗教的な捉え方をするのがせいぜいである。
もしその程度であるならば、何段も抽象化し、純化していく必要がある。
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