空が暗くなる

晴れやかなところにいると気分も晴れやかになるように、どんより曇り空だとなんだか感傷的になったりする時があります。

陽の光はそれほどに気分にまで影響したりしますが、どんより空が暗くても、それはそれで味わい深かったりします。小糠雨などは絵になります。

といっても、空が暗くなり気圧が下がってくると、心境は少し変わってきます。思うままに情緒だけを味わえればいいのですが、どうもそうはいかないようです。実際に体が反応してくるので致し方ありません。

低気圧で起こる痛み

18歳くらいの時に左肩を痛めてから、低気圧がやってきた日にはズキズキ痛むことがあります。急に空が暗くなり、暗雲が立ち込めてゴロゴロ鳴り出したときにはなおさらです。

ということで、低気圧の時は体からの影響で少し心境が変化してしまいます。

頭痛が起こるという場合もありますが、僕の場合はだいたい雨の日になると低気圧の影響で古い傷が痛みだします。

ダイブで傷めた肩

で、肩を痛めたといっても何かスポーツをしていたわけではありません。

正確には運動になりますが、ただ単に今は無き大阪の「天保山ベイサイドジェニー」でダイブ(ステージなどの上から人波に飛び込むやつ)をしたら、人に揉まれながらも最後には腕から落ちたというだけです。今ではモッシュやダイブが禁止されている所も多いようですね。

ダイブして人に揉まれつつ、最後にはスピーカーか何かに腕から落ちて、グネっといってしまったという感じです。で、左肩、左肩甲骨あたりが傷んでしまいました。

雨の日に疼く古傷

そのような具合で、今でも雨の日にはそこが疼いたりします。

ですから毎年梅雨のシーズンは痛みがやってきますが、今年は今のところ大丈夫なようです。低気圧になると少なからず体が反応してしまいますので、雨が振りそうな時は感覚でわかってしまいます。

あまりに遠出する時以外は、天気予報をチェックすることもありません。

雨の風景を楽しむ

雨で思い出しましたが、昨年群馬に向かった時には、行きの途中で土砂降りになり、岐阜の平湯温泉近くの峠の一般道が通行止めになったため、やむなく有料道路を通ることになりました。

基本的に旅の際は高速道路なんかも使わないのですが、遠回りするとすごい距離になるので、この時はさすがに有料道路を使いました。

そこで料金所を通る時に、雨で視界が悪く、写真を撮るのを断念したのですが、両手を振り上げる交通誘導ロボットに出会いました。まさにタモリ倶楽部の中にいるような気分でした。

雨の中一生懸命に働く交通誘導ロボットはなかなか絵になります。

天気予報をチェックしようが、日程を変えられずやむない場合は、その場を楽しむしかありません。雨が降ったら降ったで、その時にしか味わえない風景を楽しめばいいのです。

空が暗くなる 曙光 323

Category:曙光(ニーチェ) / 第四書

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