長い時間をかけて学校でつけてしまったクセは、すべてのことに答えを求めてしまうことです。
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― 人はダメな人と呼ばれないためにがんばっているわけです。しかし、問題なのはダメな人は本当にダメなのか?ということです。そもそも自分の判断基準はどこからきたのでしょう?疑いもなく、それが答えだと思い込んでいるフシがあります。
ダメな人とはどんな人のことでしょうか。それを「判断しろ!判断する基準をつくれ!でないとおまえは。。。」と脅してくるのは、久々に登場!「アイツ」こと自我です。
ここでわかりにくいかもしれないことをひとつ。
「アイツ」とは何なのかを完璧に把握しないといけない、と思わせているのが「アイツ」です。
アイツは悪者か、といわれても悪者ではありません。
自分のことを誰よりも考えてくれる存在です。自分自身の一部です。
ただ、アイツは何もできません。
「ただ言うこと」しかできません。
そんな「アイツ」を愛しく思えて抱きしめたくなりますが、物質として存在しないので、いつも空振りです。
一緒に仲良くやっていけばいいのではないでしょうか。
たまにドラえもんの映画をみて、「こんな世界があるんだ」と話を聞かせてくれます。
「タイムマシーンで恐竜時代に行こう!」
と言ってきます。
そんな時、どう答えるでしょうか。
「あはは。行けたらいいね」程度でしょう。
粗大ゴミを捨てようとすれば、「もったいないオバケが出るよ!」
とアドバイスをくれたりします。
「じゃあもったいないオバケに謝っておくよ」
などと諭すはずです。
そんなアイツも成長して「オレ、社会に出て稼いで仕送り送るよ!」と言ってくれる時が来るかもしれません。
離ればなれになるのは淋しいような気持ちになるかもしれませんが、そこはぐっとこらえるでしょう。愛を持って送り出すはずです。
そんな感じで仲良くやっていきましょう。
改バージョン⇒答えは風に舞っている 改
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