家族を成り立たせようとする子どもの気持ちはわかるでしょうか。
両親のどちらのことも大好きで、その関係を成り立たせようと気を使う子どもの気持ち。
親の機嫌が少しでも良くなればと無理をする子どもの気持ち。
「機嫌が悪いのは当たり前だ」というのは居直りの場合があります。
ある時、妻に少し説教のようなことをして、妻が悲しそうな顔をした時、まだ3歳の娘がペネロペのDVDのパッケージを持ってきて
「家族っていいな、家族っていいな」
と、そのDVD「家族っていいな編」が観たいという体で仲裁に入ってきたことがあります。
「ああ、子どもに気を使わせてしまった」
と、その時のことは深く反省するとともによくよく記憶に刻まれています。
僕はどうなんだろうと思います。
思えば、両親、兄弟、祖父母それぞれにおいて、自分以外の人たちの軋轢や自分以外の家族の「その人の問題」に深く介入しすぎたような気もします。
それはみんなが仲良く暮らしているのが好きだからです。
でもそれは、本来僕の問題ではありません。
壊れるなら、壊れればいいんです。
両親において、お互いが、お互い、相手への愚痴を子どもに伝えるとしましょう。
子どもは便器じゃないんです。
子どもに甘えんな。
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Category:miscellaneous notes 雑記