気づいた時に「気づく」という気づき

気づいた時に「気づく」という気づきが、本質的なヴィパッサナーです。 「よし観察するぞ!」と、意気込むのもよいのですが、日常は、ふと気づいた時に、自然な呼吸を観察するなり、手や足の動作をラベリングしたりということを行うというのが良いと思います。 でないと、生活できませんから。 ただ、野放しにしていると、どんどんと知らぬ間に「アイツ」の引力に吸い込まれていきます。なので、気づいた時に気づくという習慣によって、筋力を鍛えるかのように集中力を鍛

» 気づいた時に「気づく」という気づきの続きを読む


去勢圧力、去勢空間

世の中にはたくさんの去勢圧力、去勢空間があります。 これは、同調圧力、バイオパワーのようなものですが、あえて男を男でなくすため、男性性を否定する「去勢」として表現します。 この去勢圧力、去勢空間は、男性性を排除しようという圧力ではありますが、根本的には大いなる誤りが含まれています。 端的には、その去勢圧力に屈しても何にもならない上に、去勢空間の内側で圧力をかけている者をも閉じ込めるという二重の誤謬です。 これは、社会においては真面目空間

» 去勢圧力、去勢空間の続きを読む


思い出の上書き

娘とどこかに行くと、誰かとの思い出を上書きするような感覚になります。 それが一番の嬉しさかもしれません。 ― 先日、滋賀県大津市の浜大津に行って、アーカスという施設に行ったり、遊覧船のミシガンという船に乗りました。 前にその船に乗ったのは、確か19歳か20歳くらいの時、当時の彼女とでした。 変な感じですが、今回娘とミシガンに乗ることによって、ミシガンと紐づいているものが、その子から娘に変わったりします。 別にそのことを意図したわけではあ

» 思い出の上書きの続きを読む


AIとの距離感とエントロピー増大への抵抗

AIは、エントロピー増大への抵抗にもなりつつ、逆にエントロピー増大の原因にもなります。 無秩序から秩序へ、ということを意図しつつ、ある秩序は「そうあるべきである」という義務空間を生み、柔軟性を削ぎ落とし、義務や合理性の内側に人を制限します。 つまり秩序の構造が逆に、秩序を維持するという思考を生み、その思考の内側でグルグルするような現象を生み、解決策としての役立ちそうで使えない情報をどんどん仕入れ、エントロピーを生むというようなことになる

» AIとの距離感とエントロピー増大への抵抗の続きを読む


選択と制限と生成と発展

イエス・キリストの意志を「キリスト教」が踏み潰したということをニーチェが示すように、ある体系だった合理性や組織、マニュアルこそが、生命の意図するところを阻害していきます。 AはBであるべきであり、Bであれば満足するという構造が苦を生むということにもなりますが、ここで生じるのは、AがBではなくCであるということを受け入れることも苦を生じさせるという点です。 ― 純化させるということは、とどのつまり、それのみを選ぶということではなく、一切の

» 選択と制限と生成と発展の続きを読む


アフォリズム 1061-1070

アフォリズム 1061-1070 1061.不本意な緊張 1062.行動より先に寝る 1063.自己効力感の奪還 1064.可処分時間 1065.言いやすいから 1066.エリクソン的指南 1067.事態の難しさ 1068.無意識的行動 1069.正解 1070.恐怖心に基づく解釈 1061.不本意な緊張 「お金が欲しい」、「あれができるようになりたい」というようなものはたいてい不本意な緊張を取り除きたいという意図に基づく。 1062.

» アフォリズム 1061-1070の続きを読む


本格的な哲学空間の前に

ある程度、精神の状態が変化しつつあっても、数回寝て覚めればまた元通りになるのは、体に張り巡らされた神経的な基準に引き戻されているから、ということで、本格的な哲学空間に向かう前に、この体の基準を徹底的に変更していくとよいのではないか、と思うことがあります。 ある日、あることに納得してあることを決めたとしても、数日、数週間経てば、なぜかその納得に納得しなくなるというような現象があります。 これは結局、体が慣れ親しんだパターンに引き戻されると

» 本格的な哲学空間の前にの続きを読む


3Cで想起するもの

僕の中で、3CといえばCustomer、Competitor、Companyというのが第一候補でしたが、関連項目として、「彼氏にしてはいけない3Cとは?」「3c 付き合ってはいけない男」というものがあり、「カメラマン」「クリエイター」「カレーをスパイスから作る男」というような回答がありました。 十中八九、ヒゲメガネですね。 あ、ヒゲだけの場合もあるか。 ― ヒゲ、ヒゲ、ヒゲ、メガネ! ヒゲ、ヒゲ、ヒゲ、メガネ! ヒゲ、メガネ、ヒゲ、メガ

» 3Cで想起するものの続きを読む


あの夜道をもう一度

先ほど、独り歩く夜道で出会った陰と陽で触れていた道を二周してみました。 あまり通らない道ではありますが、夜に歩くと「ぞっ」とするような感じがする道です。 昨年4月の時は「陰陽」の面で触れていましたが、伝統的には道教においては「あえて墓場で修行する」というように、「陰が強すぎる場所にあえて行って、それに対抗する陽を活性化する」というような考え方もあるようです。 まあそのような感じなのかもしれませんね。 とにかくその道は、住宅街ですが危機的

» あの夜道をもう一度の続きを読む


結局は気持ちひとつ

何をしている時よりもニーチェ等々を再読している時の方が「頭がスッキリする」という一種の異常性を持った僕は、とどのつまり、世に溢れている情報のレベルなど全く刺激にすらならない、というような程度にある意味で高耐性なのだろう言うことを思ったりします。 色々な人が色々なことを言いますが、何となく前提が違うというようなことをいつも思ったりします。 そういう時にニーチェくらいの方が感覚的にスッキリしたりします。 それは例えば、何かしらの理屈を説かれ

» 結局は気持ちひとつの続きを読む


ジャンク情報と「力の感情」

「ツァラトゥストラ」に出てくる精神の三段階、つまり、ラクダ、獅子、幼子の感じを体感的に思い出し、何が人をラクダ化させるのかということを色々と見渡してみた結果、現代においては、日常のジャンク情報が「力の感情」を阻害し、エントロピーを増大させているからではないかということを考えてみたりしました。 ラクダとは、結局、重荷を負う存在です。 何が重荷になるか? それは、世間一般に考えられているようなものをはるかに超えて、一切の倫理的なものが含まれ

» ジャンク情報と「力の感情」の続きを読む


新年 2026

あけましておめでとうございます。 2026年になりました。 元日は例年のごとく白味噌の雑煮を食べました。 年明け早々、親友がやってきて、娘にお年玉代わりにおもちゃを買ってくれました。 その他、インドカレー屋さんに行った程度でさほど出歩いていません。 今年からは脱厄年。彼ももちろん同い年ということで、昨年までは厄年でした。そこで、同い年の友達に起こった「厄年感」を少し書き残しつつ、厄祓いとしましょう。 厄年に僕達が経験したことと現在の最強

» 新年 2026の続きを読む