「人に話をする時はきちんと相手の目を見て話しなさい」
そんなことを幼少期から繰り返し言われていたので、僕はなんだかんだで人の目を見て話す癖がついています。ある時からなるべく眉間などを見るように心がけたりしましたが、今でもだいたいは目のあたりを見るようにしています。
そのような感じで人と接すると、大学生の人などは緊張してしまうのか体が震えたりするそうなので、それも考えものだということを思ったりしましたが、「目を見て話す」という事自体は癖なので仕方ありません。
しかしながら、なるべく相手の目を見るということをやり続けつつ、中学生の時などは目つきが悪かったようで、よく上級生などに絡まれたりしました。まあ一方的に睨んでいると勘違いされたという感じです。
といっても、何の非もないはずなので堂々としていました。相手の勘違いなので当然です。
一方で色々な面接事では上手くいくことしかなかったので、人の目を見て話すということは、デメリットよりもメリットのほうが大きかったような気がしています。
「相手の目を見て話しなさい」が裏目に出た日のこと
そんな中、「人に話をする時はきちんと相手の目を見て話しなさい」が完全に裏目に出た時がありました。
それはいわゆる反社会的勢力の方に絡まれた時でした。一応相手の勘違いだったのですが、ライバル組織の人と勘違いされて、Vシネ並みの絡みをされたときのことです。内容は大幅に割愛させていただきますが、人生の中でぶっちぎりのトップを独走する「冷や汗事件」です。
いつものごとく、相手の目を見て話しました。
そうすることで、勘違いであるということを理解してもらおうとしたのです。
しかし、当の先方の方は、
「あかん。おまえはこっち側の人間や。こんな状況で目を合わせられるのは普通やない証拠や」
というようなことを言われてしまいました。
結果的にそのお話し合いが数時間も縺れ込むことになってしまったのです。最終的に誤解は解けましたが、真剣に目を合わせたことがさらなる「とんでもない事態」を引き起こしてしまった、という感じです。なお、誤解が解けた後、目を合わせ続けていたことに対して「才能がある」判定をいただき、スカウトされてしまうというような感じで終わりました(もちろんお断りしました)。
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