(2007年04月08日19:24)
あいにくの小雨。
近々行こうと約束した花見へと向かう。
自宅まで拾いに行った頃には止んでいた。
例年通りの北区某所は外して自転車で嵐山へ。
異常に交通量の多い三条通を西へ。
途中、もう一人の参加者と合流。
コンビニへ入り、ビールを買って店前でとりあえずの乾杯。
男三人もなかなか楽しい。
多少の無茶は全く気にならない。
そんな不思議な空気になる。
誰かがボケれば絶妙のツッコミがくる。
そんな安心感で溢れている。
嵐山特有の妖艶。
何回来ても拭えはしない。
そこに咲き乱れる淡い色彩。
艶やかに霧る中、潔く散りゆく様。
日本酒を手に取らざるを得なかった。
笑談にも拍車がかかる。
イカ焼きを買いに行ってくると言う二人。
烏賊が食えないのでここで待っていると返事をする。
桂川の調べと独りで眺める夜櫻。
散りゆくとも幾多の時を経てまたその美しさで魅了する。
それがたとえ誰の為でなくても。
公開日:2017.11.16
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