ネメシア・カエルレア(宿根ネメシア)は、ゴマノハグサ科ネメシア属の多年草です。白、紫に黄色が入る小さな花をたくさんつけます。その他ピンクや青など色合いを含む花もあるようです。
「ネメシア」の名を持つネメシア属は約60種存在するようで、一年草や多年草、亜灌木タイプなど様々な種類がいます。単にネメシアと呼ぶ時は、一年草の「ネメシア・ストルモサ(Nemesia strumosa)」を指すようです。だいたいのネメシアが南アフリカ原産など、アフリカ南部の固有属という感じのようです。
ネメシア・カエルレア(宿根ネメシア)は、茎が直立する形で生え、花茎が高く伸びます。宿根草かつ多年草ということで何年も生き、年数が経つと茎は若干木質化していくようですが、日本の環境下では持って数年という感じでそれまでの間に終わることが多いようです。
まあ長年生育し、木質化するようなタイプのネメシアは、亜灌木扱いされている種のネメシアということになるのでしょう。
ネメシア・カエルレアの花
ネメシア・カエルレア(宿根ネメシア)の花は唇形で、上側4枚、下側2枚の花びらで構成されています。
園芸品種においては、概ねこの上下の花弁は色が異なるようです。我が家のネメシア・カエルレア(宿根ネメシア)の花は、上4枚が紫系、下2枚が白系で真ん中が黄色という感じになっています。
ネメシア・カエルレアの葉
ネメシア・カエルレア(宿根ネメシア)の葉は先端が尖った長卵形ないし広披針形です。対生で鋸歯があります。
学名:Nemesia caerulea
ねめしあ・かえるれあ
公開日:2020.05.09
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