木槿(ムクゲ)は、アオイ科フヨウ属の落葉低木。漢字から「もくげ」と呼ばれたりする他「ハチス」という別名があります。
花はフヨウ属らしい花で色はピンクから白といった感じです。同じアオイ科フヨウ属のハイビスカス系の花をつけます。
木の高さは3mほどで上方に直線的に伸びるのが特徴です。葉は縁に粗い鋸歯がついた卵形~卵状菱形で互生します。分裂葉と不分裂葉があり、分裂葉は3つに分かれます。
秋の七草における「朝貌(あさがお)の花」は、朝顔とされますが、桔梗(ききょう)とする説が有力という中、一説にこの木槿(ムクゲ)とする説があるようです。一般的に木槿(ムクゲ)は中国原産とされていますが、はっきりとした原産地はよくわかっていないようです。
木槿(ムクゲ)の花
木槿(ムクゲ)の花のアップです。花期は夏から初秋です。
ハイビスカス系の五弁花で、中心に向かって色が濃くなる感じがいいですね。花の色はピンクの他に白や赤、紫などのものがあります。
学名: Hibiscus syriacus
アオイ科フヨウ属
アオイ科フヨウ属 ハイビスカス
公開日:2020.07.14
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