サラセニア 瓶子草(へいしそう)

サラセニア 瓶子草(へいしそう)

サラセニア(Sarracenia)は食虫植物であり、分類体系によって異なりますが、ツツジ目サラセニア科、双子葉植物綱ウツボカズラ目サラセニア科の植物です。別名は瓶子草(へいしそう)です。

サラセニアは湿地に生える多年草ということのようです。ウツボカズラはアジア圏ですが、サラセニアの分布域はカナダから北アメリカ東岸の亜熱帯域です。

サラセニア

サラセニア

まるでZ会を象徴するかのような風貌です。血管まで浮き出ているというリアルさです。

植物のため全体は黄緑系の薄い緑であり、もちろん他の食虫植物と同様に光合成で生きていくこともできますが、サラセニアは筒の内側に忍ばせた消化液で虫を捕食します。

筒の中に消化液

サラセニア 瓶子草(へいしそう)

サラセニア 瓶子草(へいしそう)

サラセニアはウツボカズラ目ということで、葉が筒状になっている食虫植物です。ということでウツボカズラと同じような感じで虫を捕食します。

筒の中に消化液があるタイプですね。いわゆる落とし穴式です。

虫に好かれるようなニオイを出して誘い込み、スルッと消化液のあるスポットへと落とし込む方式の食虫植物という感じです。

サラセニアの筒の入口

サラセニアの筒の入口

サラセニアの筒の入口

サラセニアの筒の入口付近です。

よく見ると筒の入口付近には細かな毛が生えています。

成長期の頃のサラセニア

サラセニア(成長期)

サラセニア(成長期)

成長期の頃のサラセニアには「浮き出た血管」のような模様はまだありません。

枯れるとこのままの形で薄い茶色になります。

植物なので緑色であることだけが救いでしたが、枯れると血管は無くなるものの薄い茶色になるのである意味リアルさが増してしまいます。

なお、仮面ライダーシリーズの敵で「サラセニアン」というキャラがいます。
初代仮面ライダーに登場するキャラで、ライダーシリーズ初の植物をモチーフにした改造人間です。

最初に植物をモチーフにした敵がサラセニアンであるということですが、一発目に「サラセニア」を選ぶところが意味深です。

ダーリングトニア

ダーリングトニア

ダーリングトニア

北米原産のサラセニア科の食虫植物ダーリングトニア(ダーリングトニア・カリフォルニカ、学名:Darlingtonia californica)。サラセニア科ダーリングトニア属でこの属は独立して一種のみとなるようです。

サラセニアと同様に葉が筒状になっていますが、先端が丸く膨らんでいます。

ダーリングトニアの花

ダーリングトニアの花

ダーリングトニアの花

ダーリングトニアの花です。先端は下を向きます。

ダーリングトニアの花2

ダーリングトニアの花2

食虫植物(一覧)

Category:植物

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