アフォリズム 221-230
- 221.ごまかせる何かを求めて
- 222.勝手に笑う
- 223.無条件の素晴らしさ
- 224.紳士的な振る舞い
- 225.心理学の価値
- 226.妻や母であろうとも
- 227.集中に適した空間
- 228.カルト的狂気
- 229.自己完結
- 230.因果の受け取り
221.ごまかせる何かを求めて
いつもごまかせる何かを求めて過ごしていたような気がする。
怒りも興奮も、他の人々が称賛するような行動もすべて何かしらの焦燥や沈鬱が奥にあったような、そんな気がする。
222.勝手に笑う
どう思っていただいても結構だが、勝手に笑わせてもらう。
223.無条件の素晴らしさ
無条件に素晴らしいと思えない場合、単に条件がついているだけとなる。
当然といえば当然だが、その当然を見逃してしまいがちである。
素晴らしさを感じるのに無理な自己説得、思い込みがある場合、そこには条件が潜んでいる。
224.紳士的な振る舞い
紳士的な振る舞いをするには、相手を「自分の親の友達」くらいの関係の人だと思えばそれで事足りる。
フランクであろうとも、土足で踏み込むようなことはなくなる。
225.心理学の価値
心理学というものは、その価値としては鼻毛程度のものである。
226.妻や母であろうとも
妻であり母であろうとも、女や少女が消えてなくなったわけではない。
227.集中に適した空間
最も操縦室的であり、他の物を配置する気が起こらないという意味で、一人で何かに集中するために適切な空間は、結局三畳間程度ということになる。
228.カルト的狂気
なぜ宗教がすべてカルト的狂気であると言えるのか。
それは詭弁的であり、確定し得ないものを確定的に捉えているという意味で、盲信、狂信の要素を含んでいるからである。
229.自己完結
自信のようなものは、自己のみで完結していなければならない。
230.因果の受け取り
既に完成している因果が今現在の状態に沿うように訪れる。
公開日:2022.07.29
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