ふと立ち寄る公園

思い出がたくさん詰まった公園というものはいくつかありますが、ふと立ち寄る公園があります。

最近、母が退院したので実家に行く機会が増えたこともあり、実家近くの公園にたまに寄ってしまいます。

昼間や夕方となればいつもは子どもがいたり営業マンがサボっていたりと、誰かがいるのですが、先日、珍しく夕方にも関わらず誰もいないという状況で公園のベンチに腰掛けました。

「公園」というより公園の中の場所場所にそれぞれ思い出があるため、記憶を旅するような感じになりました。

その場所を見ると、その場所にまつわる記憶が蘇るような感じですね。

ブランコをみると、中学三年生の時の僕が見えます。

初めて女の子にジュースを奢った瞬間の僕です。

「なっちゃん」でしたね。

遊具をみると娘が1歳の時に連れてきて、その遊具で遊んだ記憶が蘇ります。

少し開けた場所を見ると、弟が自転車の練習をしていて、父がその弟を励ましている姿とその姿を振り返っている僕が見えます。

トイレの屋根をみると、中学一年生の時に「幼稚園の同級生」と早朝に悪戯をした記憶が蘇ります。

公園の入口を見ると、勤め人時代の上司に説教をされていた自分が見えます。

木を見ると、毛虫に刺された幼い僕が見えます。

そして自分が座っているベンチを見ると、18歳の時に高校の生物の先生に電話をした時の自分が見えます。

秋の風も相まって、ダビスタで「放牧」された馬のようなすっきり感がしました。

Category:miscellaneous notes 雑記

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