アフォリズム 1051-1060
- 1051.過去の否定
- 1052.怒りや不安やコリと血糖
- 1053.口臭女
- 1054.繰り返すコリの原因
- 1055.やりたいことをやるにあたって
- 1056.過渡期的な温厚さ
- 1057.焦点の当たる空間の散漫
- 1058.各国の「こんにちは」に相当する言葉
- 1059.結果の不安定さ
- 1060.体に意識を向けること
1051.過去の否定
これからの自分を肯定するのであれば、過去の自分を否定しても構わない。
1052.怒りや不安やコリと血糖
怒りや不安の原因は、気の持ちようや考え方の問題ではなく、血糖コントロールが上手くいっていないだけという場合がよくある。
また、いくら寝てもほぐしても復活するような「なかなか取れないコリ」も同様に血糖コントロールの問題である場合がよくある。
1053.口臭女
おいおい、そろそろ女を武器にできないようになってきたぜ。
どうする?
その臭いは、不衛生だからというわけじゃなくてさ、その性悪な考え方からくる「ノルアドレナリンによる口腔乾燥」かもしれないぜ。
1054.繰り返すコリの原因
繰り返すコリの原因は、不要な情報である場合もある。
1055.やりたいことをやるにあたって
「やりたいことだけをやる」というのはいいが、ゴミ出しやトイレ掃除は誰かがやらなければならない。
それに対して何かしらの意味付けをして自発的に行うという場合もあるし、そうでなければ結局誰かにやってもらうことになる。
そういうところを棚上げして、やりたいことだけをやるという耳障りの良い言葉だけを拾うからこそ「あの子はまったくもう」といつまでも保護者に言われるような人間になるのだ。
1056.過渡期的な温厚さ
脅したり偉ぶったりする少し前の社会に比べて、現代の温厚な雰囲気は歓迎すべきことである。
ただ、責任感や集中力等々、いくつかの点が大きく欠如しているような感覚も否めない。
1057.焦点の当たる空間の散漫
結局誰かが作り出した空間をあっち行ったりこっち行ったりしているからこそ、自分が本当に向くはずの「意図する空間」を掴み取ることができないのだ。
1058.各国の「こんにちは」に相当する言葉
各国の「こんにちは」に相当する言葉を本来の意味から考えると何に意識を向けているかというところが見えてくる。
「ナマステ」は、「あなたを尊び礼拝いたします」、「你好」は「あなた、いいね!」、「こんにちは」は、「今日はご機嫌いかがですか?さようなら、ではご機嫌よう」のワンセットを省略といったようにアジア圏では挨拶は二人称的である。
ヨーロッパ圏では、「今日はいい日ですね!」「良いお昼ですね!」といった三人称的な構造になっており、また、部分的には「私に注目してください」という一人称的な場合もある。
アジア人だからか、個人的には相手に意識が向いているアジアに生まれてよかったと思う。また、本来ははっきりいうべきところを「こんにちは」と省略するところが日本の照れ屋さん感があり、良く言えば美しさや侘び寂びを感じたりもする。
1059.結果の不安定さ
同じようなことをしていても、結果は不安定であることが多い。
それは自分自身の状態が不安定であるからである。
1060.体に意識を向けること
集中を用いて動作に意識を向けたり呼吸に意識を向けると、なぜより良い状態になるのか。
それは、それ以外の対象が意識に上がらなくなり、無意識化することによって最適化されるから、とも説明することができるだろう。
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