すっぽんの幽霊 妖怪ブロンズ像
すっぽんたくさん食べると幽霊になり出てくるということから。水木しげる氏の「妖怪画談」や「水木しげるの妖怪事典」によると、江戸時代の名古屋にて、ある日すっぽん屋がすっぽんのような顔になり、足がバカに長くなっており、幽霊のようであったというような話がある。すっぽんは一度噛み付くと離れないと言われることから執念深いとされ、あまりに食べると幽霊になって出てくるとされる。出現地は、愛知県名古屋市。
なお、水木しげるの中国妖怪事典によると中国にもスッポン幽霊の話はあるようで、中国のそれは上半身が人間で下半身がすっぽんという姿になっているようである。
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公開日:2020.07.25
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