袖引小僧(そでひきこぞう)妖怪

袖引小僧(そでひきこぞう)妖怪ブロンズ像

袖引小僧(そでひきこぞう)妖怪ブロンズ像

袖引小僧(そでひきこぞう)妖怪ブロンズ像

夕暮れ時を歩く通行人に対して後ろから着物の袖を引いてちょっかいを出す袖引小僧(そでひきこぞう)。出現地は、埼玉県。

水木しげる 妖怪大百科によると、袖引小僧は埼玉地方に現れるいたずら妖怪で、夕方、日の落ちた道を歩いていると後ろから着物の袖を引くものがいるのでびっくりして振り向いてもそこには誰もいない、という現象は袖引き小僧の仕業とされている。

水木しげるの続・妖怪事典によると、袖を引かれたと思って振り向いても誰もおらず、袖が絡みついたのだろうと思って気にせずに歩き出すと、またつんつんと袖を引かれるという。袖引小僧は、ちょっかいを出して喜ぶという程度で特にこれといった悪さはしない妖怪であり、特に恐ろしい姿をしているわけでもない。

水木しげるロードの妖怪「小僧」身近なところにひそむ妖怪たちへ戻る

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語のみ