千貫松島(せんがんまつしま)

千貫松島(せんがんまつしま)

千貫松島(せんがんまつしま)

旧鳥取藩主の池田綱清公縁の、高さ10mの洞門の頂にある一本松。

「お見事」といった感じですね。

千貫松島(せんがんまつしま)の名称の由来は「この岩つきの松をうちの庭に移すことができた者に禄千貫を与えよう」というような池田綱清公の言葉から。ということでこの時の「千貫」は質量ではなく貨幣価値を意味します。
なお、「禄(ろく)」は当時の武士や官吏の給与、貫(かん)はだいたい1000文(時期によって数は若干異なるようです)を紐を通して束で呼ぶ時の単位であり、千貫なら約100万文となります。

松は海水では育ちませんが、岩の間に雨水がたまり、その水分で岩の上に松が生えたりするということのようでした。海にぽつんと浮かぶ小さな島まで松の実が飛んで、岩の隙間に溜まった雨水でそれが育つというのは自然の力の凄さを感じます。

鳥取県岩美郡岩美町網代

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