朱の盆(しゅのぼん)妖怪

朱の盆(しゅのぼん)妖怪ブロンズ像

朱の盆(しゅのぼん)妖怪ブロンズ像

朱の盆(しゅのぼん)妖怪ブロンズ像

顔一面が朱を塗ったように赤く、額には一本の角があり、髪の毛は針のようで、口は耳まで切れている妖怪「朱の盆(しゅのぼん)」。別表記では朱の盤(しゅのぼん)と表記されることがある。

水木しげるの妖怪事典によると、奥州会津の諏訪の宮にいる妖怪で、朱の盆に出会った若武者が驚き、気を失い、ようやく気を取り戻して帰ったのは良いものの、女房に朱の盆の話をすると、女房は「こんな顔でした」と朱の盆のような恐ろしい顔になり、若武者は気を失って死んでしまったという話がある。出現地は、福島県。

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