水澤観音こと「水澤寺」の周りにある水沢うどん街道でしか食べることができない「水沢うどん」。
水沢うどんは讃岐うどん・稲庭うどんと並んで、日本三大うどんの一つとされることがあるそうですが、商標の関係でこのエリアに限定されたため、知名度はあまり高くないようです。
水沢うどん街は伊香保温泉の近くなので、伊香保に来たなら「水沢うどん」を食べに行かねばと思い水沢うどん街に向かいました。
確かに食べてみると「コシ」で言えばかなり美味いうどんです。
ちなみに舞茸の天ぷらもかなり美味かった記憶があります。
しかしながら京都ではうどんに対する思いとして、うどんのコシにばかりこだわるのではなく、かけうどんのダシにこだわる傾向があります。
といっても、讃岐うどんでもそうですが、うどんは釜玉やザルなどが基本形でかけうどんの方が例外ということになるのでしょう。そう考えると、水沢うどんも、うどんとしてはかなり上位にランクインすると思います。
しかしながら、群馬の帰りに前橋市のスーパーに寄った時に水沢うどんが売っているかを探してみたものの、ブランドうどんとしては「讃岐うどん」くらいしかありませんでした。
そうなると京都で言えば、宇治の茶がなく静岡の茶しか置いていないというような感覚です。
せっかくの日本三大うどんなのに、地元ですらあまり売られていないというのは残念ですね。
水沢うどんも「うどんの旨さ」としてはかなりクオリティが高い印象がありましたが、京都人のうどんの食べ方は「ざる」ではなく「かけ」が基本です。かけうどんのだしで言えば、「冨美家なべ」がトップクラスになると思っています。
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公開日:2015.08.29
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