石見の牛鬼 妖怪ブロンズ像
石見(いわみ)の牛鬼(うしおに)。頭が牛で体は土蜘蛛。美女に化ける海の妖怪。
水木しげるの妖怪事典においては、現在の島根県にあたる「石見国(いわみのくに)」の魚津浦に現れた牛鬼(うしおに)で、
釣り好きの男が襲われた妖怪として紹介されています。
海の中から赤児を抱いた怪しい女が現れ、魚をねだり、なぜか刀まで平らげてしまいます。
そして、赤児を抱いていてくれと頼み、自分は海の中に入ります。
後に赤児は重い石に変わり、身動きの取れない男に真っ黒な大きな妖怪が咆えながら登場します。これが牛鬼です。
その時に、男の家で奇怪な出来事が起こり、牛鬼に殺される前になんとか男は助かります。
公開日:2020.04.27
最終更新日:
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