旧ソビエト連邦の通信衛星「モルニア1号通信衛星」。
コスモアイル羽咋に展示してある通信衛星モルニア(モルニヤ:Молния)は、旧ソ連がバックアップ機として製作した本物の機体のようです。
「モルニア軌道(モルニヤ軌道)」と呼ばれる特殊な軌道(軌道傾斜角を63.4°、近地点引数を270°とし、摂動による近地点引数の移動をほぼ0になるよう選んだもの)を飛行し、最大の特徴である胴体の大型ジャイロによって安定飛行を保っています。通信衛星モルニアの中心部には偵察用のカメラが取り付けてあるようです。
なお、モルニア(モルニヤ:Молния)とは、ロシア語で雷や稲妻を意味する言葉のようです。
公開日:2019.08.31
最終更新日:
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