ぬっぺっぽう 妖怪ブロンズ像
夜に廃寺などで出現する肉塊の妖怪「ぬっぺっぽう」。別名「ぬっぺふほふ」。出現地は、東京都世田谷。
水木しげるの妖怪事典によると、無目的な肉塊のようかいであるが、死者の肉がひとりでに歩くといわれるようである。乞食僧などが「野宿よりはマシだろう」と誰もいない寺に泊まると、夜中に物音がして、なんとなく屍のような臭いがするので目を覚まし廊下を見てみると、ぼとぼとと歩いてくるものがいる。これが「ぬっぺっぽう(ぬっぺふほふ)」ということのようである。
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公開日:2020.07.25
最終更新日:
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