カテゴリー別アーカイブ: 植物

植物たちとの楽しい日々

姫女菀(ひめじょおん)

姫女菀(ひめじょおん)は、キク科ムカシヨモギ属の越年草。白い花を付けますが同属のハルジオンとよく混同されるようです。和名はヒメジョオンですが、ハルジオンにつられてヒメジオンと言われることがあるようですが、ヒメジョオンが正しいようです。漢字で書けばすぐにわかりますね。日本に入ってきた当初は、柳葉姫菊(やなぎばひめぎく)、鉄道草(てつどうぐさ)などとよばれていたそうです。 ヒメジョオンの自生環境は道端や荒れ地、畑などで、花期は夏です。北アメリカ原産ということで外来種です。種子の数、寿命共に驚異的な数字であり、すさまじい

» 姫女菀(ひめじょおん)の続きを読む


シロツメクサ

白詰草(しろつめくさ) クローバー

白詰草(しろつめくさ)、クローバーは、マメ科シャジクソウ属の多年草。白い花が葉の柄よりやや長い花茎の先につきます。小学生の時、よくシロツメグサの冠を作ったりしました。そんなことを忘れかけていた高校生の時に、当時の彼女が作ってくれたのが非常に新鮮だったのを覚えています。 僕のイメージでは、白詰草は「シロツメグサ」で記憶していますが、シロツメクサでないと変換が出ないので、正式には濁点をつけないのでしょう。「詰め草(つめくさ)」の名称はガラス製品の包装に緩衝材として詰められていたことに由来するようです。シロツメクサの品種

» 白詰草(しろつめくさ) クローバーの続きを読む


滑莧(すべりひゆ)

滑莧(すべりひゆ)は、スベリヒユ科スベリヒユ属の多年生植物。茎は赤紫色を帯びて夏に枝先に黄色の小さな花を咲かせるようです。山形県では「ひょう」、沖縄県では「念仏鉦(ニンブトゥカー)」と呼ばれるようです。花弁は5枚、萼は2枚、花柱は5つ。乾燥耐性があります。 自生環境は、道端や畑などで、地を這って分枝。葉は長円形の多肉質で互生、ぬめりがあります(食べるとリンゴ酸の酸味もあるようです)。黄色い小さな花は朝の早い時間にしか咲かず、日中はしぼんでいるようです。蓋果とよばれるふたのある果実は熟すと上部が取れ、黒いの種子が落ち

» 滑莧(すべりひゆ)の続きを読む


莧(ひゆ)

莧(ひゆ)は、アジア原産の一年草です。ヒユナ、バイアム、ジャワほうれん草という名称などで栽培され、葉を食用にします。 ヒユ属の種分化は分類により約20種~約300種と非常に多様で、雑種も多く分類は難しいようです。 莧(ひゆ)も夏の七草です。 葉鶏頭(ハゲイトウ) 葉鶏頭(ハゲイトウ)、雁来紅は、ヒユ科ヒユ属の一年草。アマランサスの食用品種。アマランサスの1種で、主に食用品種をヒユ(莧)と呼ぶようです。ケイトウ (Celosia argentea) は同科別属です。鶏頭(けいとう)とは違い、花冠が鶏のとさかのようにな

» 莧(ひゆ)の続きを読む


猪子槌(いのこづち)

猪子槌(いのこづち)は、ヒユ科イノコヅチ属の多年草。日のあまり当たらない場所にいるそうです。花はやや小型のようです。茎の断面は四角形で節が固い。 高さは1m程度。 葉は対生して、先の尖っている楕円形、長さは15cmほど、両面に毛があります。花被片、雄蕊は5つ雄しべと雌しべの間に仮雄しべもあります。猪子槌(いのこづち)も夏の七草です。  茎の節が膨らんでいて、猪子の膝やイノシシの踵のように見え、これを槌にたとえてこの名がついたようで、ヒナタイノコヅチに対して日陰猪子槌(ヒカゲイノコヅチ)、フシダカ、コマノヒザとも呼ば

» 猪子槌(いのこづち)の続きを読む


藜(あかざ)

藜(あかざ)は、アカザ科アカザ属の一年草です。畑や空地などに多く。葉はゆでて食べることができるようですが、シュウ酸を多く含むため生食には適しないようです。ホウレンソウもアカザ科のようでホウレンソウ系の味がするようです。うさぎはシュウ酸を含むものは食べられません。ということは、ホウレンソウもダメですが藜もダメのようですね。 高さは1m程度にまで達し、特に窒素分の多い土地でよく成長するようです。風媒花であるため花粉が飛散しやすく、アレルギーの原因になるようです。雌蕊(めしべ)が先に成熟します(その雌蕊優先時期を雌性期と

» 藜(あかざ)の続きを読む


ハコベの花

繁縷(はこべら、ハコベ)

繁縷(はこべら)は、ナデシコ科でインコなど小さい鳥が大好きな草です。旧字では蘩蔞と書くようです。ハコベは背の低い草本で、一年草(気温の問題でしょう)、越年草・多年草で、ナデシコ科ハコベ属をさしますが、単にハコベというときは、ハコベ属の1種であるコハコベかミドリハコベをさすようです。春の七草としてのハコベは、このコハコベかミドリハコベのようです。 ハコベの茎は株状か1本立ちで、茎を二分岐させ地を這うように枝分かれして密集した群落を作ります。ハコベの茎には節があり、節ごとに葉を互生します。葉は扁平で、茎の下部に葉柄があ

» 繁縷(はこべら、ハコベ)の続きを読む


ハハコグサ

母子草(ハハコグサ)御形(おぎょう)

母子草(ハハコグサ)は、キク科ハハコグサ属の越年草。道端、野原、河原などに生息し、葉と茎には白い綿毛に覆われています。葉は白緑色で、白い産毛に覆われ、へら形でやわらかく、茎の先端に黄色い頭花の塊(頭状花序)がつきます。葉は白緑というより、緑の上に白がかぶっているので白緑の印象を与えるのでしょう。冬は根出葉がややロゼットの状態で育ち、春になると茎を伸ばして花をつけます。高さは10〜30cm。花期は4〜6月。 ハハコグサの頭花は黄色で筒状花(直径1mm程度)。果実期になると花の部分がほおけだすことから「ホオコグサ」と呼

» 母子草(ハハコグサ)御形(おぎょう)の続きを読む


ナズナ

撫菜(なずな)

撫菜(ナズナ、薺)、別名ぺんぺん草(ペンペングサ)、三味線草(シャミセングサ)は、アブラナ科ナズナ属の越年草、ロゼット状の根生葉で、春に4枚の白い花弁の十字型の花(直径3mm程度)が咲きます。高さ20~40cm。花期は2 ~6月。田畑や荒れ地、道端などどこにでも生える適応力の高い草です。帰化植物のようです。 十字花(じゅうじか) 「十字花(じゅうじか)」と呼ばれる小さな花を多数つけます。この花は無限花序で、下の方で花が終わって種子が形成される間も、先端部ではつぼみを形成され開花していくようです。十字花は、アブラナ科

» 撫菜(なずな)の続きを読む


芹の葉

芹(せり)

芹(せり)は、セリ科(当然ながら)の多年草です。シロネグサ(白根草)とも呼ばれ、春は葉のみで夏に白いレース状の小花を付ける春の七草です。湿地性植物で水辺や湿地、畦に多く生息しています。芹科はうさぎの大好物が多いですね。 高さは30cm程度で茎は泥の中や表面を横に這い、葉を伸ばします。水菜に見えてセリだったというケースがたまにあります。野草としての性質が強く種子の発芽率が低いようですが、知人が水耕栽培で生産されています。芹(せり)に限らず、セリ科は独特の芳香を持っています。芹の匂いを嗅いだだけでうさぎはテンションが上

» 芹(せり)の続きを読む


サンセベリアタイトル

サンセベリア(サンスベリア)虎の尾(トラノオ)

我が家の住民の中でも、植物としては古株に属すサンセベリア君です。こちらも買ったわけではありません。我が家の生き物たちはほとんどが貰い子であり、様々なことを教えてくれるよき友だちです。 サンセベリア(虎の尾) サンセベリア(Sansevieria)は、クサスギカズラ目スズラン亜科サンセベリア属の多年草です。分類体系によってはリュウゼツラン科、クサスギカズラ科などに分類されるようです。 同じクサスギカズラ目のヒガンバナ科である君子蘭(クンシラン)君ともよくよく見てみれば葉のつき方に近いものを感じます。「ほう、これがクサ

» サンセベリア(サンスベリア)虎の尾(トラノオ)の続きを読む


ホトケノザ 三階草

ホトケノザ(仏の座)

春の七草のホトケノザ(仏の座)は、コオニタビラコ(小鬼田平子)、オニタビラコ(鬼田平子)など、主としてコオニタビラコで、キク科に属する越年草をさします。このホトケノザ(仏の座)とは完全に別種で、こちらはシソ科オドリコソウ属です。キク科とシソ科の時点で全然違いますね。シソ科の方が本家といえば本家、こちらは紫の唇形状の花を付けます。12月ですが、花がついていました。三階草(サンガイグサ)とも呼ばれます。シソ科オドリコソウ属のホトケノザは、草丈は10~30cm。葉は対生で縁に鈍い鋸歯があります。紫色の唇形状の花をつけます

» ホトケノザ(仏の座)の続きを読む


秋の七草

紅葉があまりに鮮やかなので、観光シーズンになるとそちらに気を取られがちですが、春に負けず秋にもたくさんの花が咲きます。特に七草粥として食べるということではないようです。秋の七草は万葉集巻八の秋雑歌(あきのぞうか)にある、以下の山上憶良氏の歌二首から。 「秋の野に咲きたる花を指折りてかき数ふれば七種の花」 「萩の花 尾花 葛花 なでしこの花 女郎花 また藤袴 朝がほの花」 また、昭和10年には、与謝野晶子氏などの提唱で新・秋の七草が選定されました。 萩(はぎ) 萩(はぎ)は、マメ科ハギ属の背の低い落葉低木です。秋の七

» 秋の七草の続きを読む


夏の七草

夏の七草です。1945年6月に日本学術振興会学術部 野生植物活用研究小委員会が、戦時中の食糧難の時節にも食べられる植物として、次の7種類を「夏の七草」に選定したそうです。 藜(あかざ) アカザ科アカザ属の一年草。畑や空地などに多く、葉はゆでて食べることができるようですが、シュウ酸を多く含むため生食には適しないようです。ホウレンソウもアカザ科のようでホウレンソウ系の味がするようです。うさぎはシュウ酸を含むものは食べられません。ということは、ホウレンソウもダメですが藜もダメのようですね。 白藜(シロザ)の新芽の粉が紅色

» 夏の七草の続きを読む


春の七草

春の七草として七草粥を食べたことは数回しかありませんが、見直してみるとうさぎの好物ばかりです。七草粥を食すという風習は、中国より伝来し、日本では平安時代初期にに宮中や幕府の行事として伝わり、その後庶民へと広まって来たようです。 1月7日(人日の節句))に食べるのが一般的な風習のようですが、旧暦なので現在の2月にあたります。 芹(せり) シロネグサ(白根草)とも呼ばれ、春は葉のみで夏に白い小花を付ける春の七草です。水辺や湿地に多く生息していますが、芹科はうさぎの大好物が多いですね。水菜に見えてセリだったというケースが

» 春の七草の続きを読む


バジル

我が家の住民、バジル君たちです。 バジルはシソ科メボウキ属の多年草です。和名はメボウキと言うそうです。バジリコはイタリア語のようです。成長初期段階では草のような茎ですが、成長すると木になっていきます。シソ科なので大葉くんと同じような実のつき方をします。1年草と説明されることがありますが、間違いです。日本の気温が寒すぎるから耐えられないだけで、あまり寒さには強くないようですが、室内だと11月現在でも花をつけるほどにムキムキです。もともとインドらへんの植物のようですから、底冷えの京都では厳しいのかもしれません。12月目

» バジルの続きを読む