首実検、のち、下剋上

そう言えば少し前悪徳体育会系が世間から袋叩きにあった事がありました。メディアに触れない僕の耳にすら届くほどの大盛り上がりを見せていましたが、世間では大なり小なり同じような構造が蔓延しているはずであり、だからこそあれ程の盛り上がりを見せたのでしょう。

意志決定の簡素さやそれに伴う素早さ、そして統制の合理性から考えれば体育会系の構造は「楽」ですが、一方その裏でアイヒマン実験さながらの人格変容の構造を持っています。

ゲッベルスさながらの洗脳企業の意見

そんな中、ゲッベルスさながらの洗脳企業がネット上で意見を申し述べていました。ネット上の広告として表示されたので、毎度のことながら「広告費を無駄に消費させる」という点も踏まえてクリックして見てみました。

脳筋体育会系に対するバッシングに対して、論説かのような広告記事をWeb広告に出してまで露出していたと言う感じです。

すると「優秀なPR担当者を雇うべきだ」というようなことが延々と書いてありました。まああの名司会者の一件があった後くらいだったので、そのような感じのことが書いてあったという感じです。

「事態を収束させるために優秀なPR担当者を雇うべきだ」というような論調です。つまり「パブリックリレーションズの達人にうまく演出してもらえ」ということです。

「優秀なPR担当者を雇うべきだ」=「上手く誤魔化しなさい」

言いたいことはわかりますが、「優秀なPR担当者を雇うべきだ」という言葉の奥には、「上手く誤魔化しなさい」という意図が含まれているとしか思えません。

「本質的な問題解決などはどうでもいいから、演出によって騒ぐ人たちを鎮めなさい」ということです。

今までさんざん「大衆」を情報操作してきた企業ですから、そのような意見になるのでしょう。

「うちには優秀なPR担当者がいますよ」という宣伝

また、同時にその状況を利用して「うちには優秀なPR担当者がいますよ」という宣伝という側面も持っています。その記事のネット広告を出すくらいですから、当然にそれは広告記事という機能を持っているはずです。

さすがは洗脳企業という感じです。

「何度も地雷を踏むくらいなら優秀なPR担当者を雇うべきだ」という面は理解できますが、結局は「大衆の感情など優秀なPR担当者の手の内でいくらでも転がせるのだから、保身を第一に考えなさい」と言っているようにしか見えません。

「上手く誤魔化していけばそのうち落ち着く。だから心底の反省などはいらない。そうパフォーマンスだけしておけ」

という洗脳企業の本音が垣間見れます。

今までもそのような感じで大衆を騙して洗脳してきたのでしょう。そしてこれからも同じように洗脳を続けるのでしょう。

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