銀の匙 中勘助

銀の匙の植物たち

中 勘助氏による「銀の匙」にはたくさんの植物が出てきます。昔は読み飛ばしていたようなそうした植物名が「今となっては引っ掛かる」ということで、ノート代わりに銀の匙に登場する植物たちを書き記して置こうと思います。

銀の匙を読む時、一応毎度毎度注釈を参照しながらという感じで読み進めていますが、そこには解説されていない植物もいくつかあります。植物そのものも登場したりしますが、「柄」や「色」加工物として名称が出てくるものもあります。

それらも含めて残しておいた後、また道端で発見したり植物園などで展示されていたりしたらそれらを撮影し、ページに写真を追加していこうということも思っています。

銀の匙を読んでいると、小学生の時などの思い出はもちろん、「名札の匂い」や「廊下に油引きをする時の匂い、その時の土埃の匂い」などが漂ってきたり、森のようになった校舎裏の木々の間から漏れる湿気なども感じてしまいました。

そうしたわけで、おそらくまた何度も読む機会があろうということで、私的注釈のために植物情報を示しておこうと思ったしだいです。

まずは列挙しておきます。見落としていたりするものもあるかもしれませんが、植物のうち、ひとまず目に止まったものを記していきます。なお、ひらがな表記のものはひらがなのままにし、カッコ内のよみがなもルビに従います(カッコ内のカタカナや漢字は勝手に挿入したものです)。

前篇の植物

牡丹・牡丹の花、椿・椿の実、蜜柑、唐もろこし、栗、椎の実、躑躅(つつじ)、鬱金(うこん)、浅葱(あさぎ・アサツキ)、三つ栗、杉、檜(ひのき)、茶の花、木犀(もくせい)、柿、木槿(むくげ)、肉桂(にっけい)、桃、榎(えのき)、欅(けやき)、竹・竹の子、梅、白玉椿、漆(うるし)、唐草、菊の花・菊毛氈(きくもうせん)、丁字(ちょうじ)、紅葉(もみじ)、槙(まき)、珊瑚樹(さんごじゅ)、苔、藁、菅(スゲ)、茄子、瓜、南瓜、糸瓜(へちま)、唐茄子、黄瓜(きゅうり)、なた豆、ふじ豆、葱の花、瓢箪、胡桃、鳳仙花(ほうせんか)、おしろいの実(白粉花)、杏の花、緋桃の花、巴旦杏(はたんきょう)、鬼百合、白百合、沙羅双樹の梢(こずえ)、ほおずき、ひばの葉、たんばほおずき、千なりほおずき、石竹の花、遊蝶花、金盞花、蓮華の花・蓮華草、銀杏(いちょう)、皀角子(さいかち)、桜、かたばみ草の実、ほーれ草、蚕豆(そらまめ)の葉、山茶花(さざんか)の花びら、李(すもも)、合歓(ねむ)の木、藤棚(藤)、美男葛(びなんかずら)・美男葛の実、笹、甘根、榧(かや)の木、松・松ぼっくり、犬じらみ、どうだん、百日紅(さるすべり)、布袋竹(ほていちく)

後篇の植物

(前篇との重複は除く)

棕櫚(しゅろ)、青苔、蛍草(ほたるそう)、てん草、桑・桑の葉、いちご、大根、菜の花、烏瓜、藪からし、熊笹、籐(とう)、黐(もち)、ぼたん杏の花、ゆすら、棗(なつめ)、かりん、百合、ひまわり、千日草、葉鶏頭(はげいとう)、秋海棠(しゅうかいどう)、青桐、はくうん木、南天の実、葛羅(かずら)、譲葉(ゆずりは)、蓮瓶(蓮)、柚子

その他植物名を含んだお菓子など

蓬莱豆、はじけ豆、菊いただき(小鳥)、海ほおずき(朝鮮ほおずき、天狗ほおずき、薙刀ほおずき)、葡萄餅、金華糖、菱餅、胡麻石、蕎麦饅頭

植物の概要

銀の匙に登場する植物の概要です。前篇と後篇を跨いでいる形にはなりますが、同種族の他分類のものなどはある程度まとめたりしています。

牡丹・牡丹の花

牡丹(ぼたん)はボタン科ボタン属の落葉小低木。

椿・椿の実

椿(つばき)は、ツバキ科ツバキ属の常緑樹。

白玉椿

白い椿。なお、椿は赤やピンクのものが多い。

山茶花(さざんか)の花びら

山茶花(さざんか)は椿の仲間でツバキ科ツバキ属の常緑広葉樹。

山茶花(さざんか)

茶の花

茶もツバキ科ツバキ属。

蜜柑(みかん)

蜜柑(みかん)

蜜柑(みかん)

蜜柑(みかん)はミカン科ミカン属の常緑小高木。作中には蜜柑水として登場。

蜜柑(みかん)

唐もろこし

唐もろこしは、イネ科トウモロコシ属の一年草。なお唐もろこしの「唐」は「外来の」という意味であり、昔の中国を指す「唐の国」とは直接関係がなく、漢字では「玉蜀黍」と書く。

栗(くり)はブナ科クリ属の木本。

三つ栗

三つ栗は、毬の中に3つの実が入っている栗

椎(しい)・椎の実

椎(しい)は、ブナ科クリ亜科 シイ属の木の総称で常緑の高木。椎の実は食用であり、木は椎茸栽培にも使われる。

躑躅(つつじ)

躑躅(つつじ)は、ツツジ科ツツジ属の総称。

どうだん

ドウダンツツジ(灯台躑躅、満天星)。ツツジ科ドウダンツツジ属。初夏に提灯形の小さな花を多数つけることから、「灯台」のように捉えられつつ、それが訛ってドウダンの名がついた。なお、ツツジとは属が異なる。

鬱金(うこん)

鬱金(うこん)は、ショウガ科ウコン属の多年草。カレーなどに用いるターメリック。形はしょうがに似ている。春ウコンと呼ばれる「キョウオウ」、夏ウコン・紫ウコンと呼ばれる「ガジュツ」と区別するため、それらと並べられるときは秋ウコンと呼ばれることがある。

浅葱(あさぎ・アサツキ)

浅葱色(あさぎいろ)として出てきた浅葱。浅葱色は、アサツキの葉の色を指し、薄い緑から紺の間の色。

アサツキは、ヒガンバナ科ネギ属の球根性多年草。

杉は、ヒノキ科スギ亜科スギ属の常緑針葉樹。

檜(ひのき)

檜(ひのき)は、ヒノキ科ヒノキ属の針葉樹。

ひばの葉

ひば(檜葉)とは、檜(ひのき)やヒノキ科ヒノキ属の椹(さわら)など、ヒノキ属の木の葉。

木犀(もくせい)

赤黄色の金木犀

木犀(もくせい)は、モクセイ科モクセイ属の常緑小高木の総称。金木犀などを含む場合もあるが、狭義にはモクセイ科モクセイ属の「銀木犀」を指す。

柿

柿?

柿は、カキノキ科カキノキ属の落葉樹。

木槿(むくげ)

木槿(ムクゲ)

木槿(ムクゲ)

木槿(むくげ)は、アオイ科フヨウ属の落葉樹。花はハイビスカスに似ている。

木槿(ムクゲ)

肉桂(にっけい)

肉桂(にっけい)は、クスノキ科ニッケイ属の木本の総称。ニッキとも呼ばれるが、いわゆる「シナモン」である。

桃は、バラ科モモ属の落葉小高木。

緋桃の花

緋桃(ひもも)とは、桃のうち花が緋色(ひいろ)・濃紅色のものを指す。

榎(えのき)

榎(えのき)は、ニレ科エノキ属の落葉高木(他分類ではアサ科)。

欅(けやき)

欅(けやき)は、ニレ科ケヤキ属の落葉高木。別名「槻」。

竹・竹の子

竹

竹は、イネ目イネ科タケ亜科の総称。竹の子はもちろん「筍」。

布袋竹(ほていちく)

真竹(マダケ)の変種で釣り竿や杖などに用いる竹。

梅は、バラ科サクラ属の落葉高木。

漆(うるし)

漆(うるし)は、ウルシ科ウルシ属の落葉高木。漆塗りの原料。

唐草

唐草模様の唐草であり、つる草模様を指すが、狭義にはマメ科ウマゴヤシ属の「ウマゴヤシ」を指す。なお、「ウマゴヤシ」の名はシロツメクサの俗称として用いられることがある。

菊の花・菊毛氈(きくもうせん)

菊はキク科キク属の多年草の総称になるが、狭義として家菊や野菊を指す場合もある。菊毛氈の「毛氈(もうせん)」とはフェルトであり、作中では「菊のさまざまな花びらを亜剌比亜(アラビア)模様のように紙にしいて暫く圧しをかけてから出してみると匂いのいい毛氈となってるのである」と菊毛氈が描写されている。

菊(キク)

丁字(ちょうじ)

丁字(ちょうじ)はフトモモ科フトモモ属の木。生薬・香辛料のクローブ。作中では形が丁字に似ているという感じで使われている。

紅葉(もみじ)

紅葉

紅葉

紅葉(もみじ)とは紅葉(こうよう)することを意味するが、ムクロジ科カエデ属の楓(カエデ)を指す場合があり、カエデ属の俗称としてモミジという表現がなされることがある。なお、モミジという植物やモミジ科やモミジ属という分類はない。

槙(まき)

槙(まき)は、マキ科マキ属の常緑針葉高木の総称。種名としての「マキ」は存在しないため、一般的にはイヌマキなどを指す。

珊瑚樹(さんごじゅ)

珊瑚樹(さんごじゅ)は、レンプクソウ科ガマズミ属の常緑高木。珊瑚樹の名称は、その実が海に生息する珊瑚に見立てられたことから。

苔(こけ)

苔(こけ)はコケ植物の総称を意味するが、海の「海苔」のように広義には苔上のものを全て意味する場合がある。

青苔

青苔は文字通り、青い色の苔。ただし昔は青と緑の区別がはっきりしていなかったので緑色の苔を示すことも考えられる。

藁(わら)

藁(わら)は、米や小麦などイネ科の植物の茎を干したものを指す。

菅(スゲ)

作中には「菅笠」として登場。このカサの材料の「菅(スゲ)」は カヤツリグサ科スゲ属に属する植物の総称。古くから菅笠の材料として用いられたのは概ね「カサスゲ」であるため、ここでのスゲはカサスゲか、箕を作るのに用いられた「カンスゲ」かのいずれかであろう。

茄子

茄子はナス科ナス属の総称。

瓜(うり)は、ツル性を持つウリ科の果菜類の総称。

南瓜

南瓜(かぼちゃ)はウリ科カボチャ属の果菜。

唐茄子

唐茄子(とうなす)は、かぼちゃの別称。

糸瓜(へちま)

糸瓜(へちま)は、ウリ科ヘチマ属の果菜。干したものをスポンジ代わりにしたりする。

黄瓜(きゅうり)

黄瓜(きゅうり)は、ウリ科キュウリ属のつる性一年草。

一般的には「胡瓜」。

瓢箪(ひょうたん)

瓢箪(ひょうたん)は、ウリ科ユウガオ属のつる性一年草。

烏瓜(からすうり)

烏瓜(からすうり)は、ウリ科カラスウリ属のつる性多年草。

なた豆

なた豆(鉈豆)は、マメ科ナタマメ属の一年草。

ふじ豆

ふじ豆は、マメ科フジマメ属。

葱(ネギ)の花

葱(ネギ)は、ヒガンバナ科ネギ属の草本であり、葱の花はいわゆる「ネギ坊主」。

胡桃(くるみ)

胡桃(くるみ)は、クルミ科クルミ属の落葉高木の総称。ギター材などで稀に利用されるウォルナットはこの胡桃の木。

鳳仙花(ほうせんか)

鳳仙花(ほうせんか)は、ツリフネソウ科ツリフネソウ属の一年草。

おしろいの実(白粉花)

白粉花(オシロイバナ)は、オシロイバナ科オシロイバナ属の草本。実を割ると、白い粉質のものが出てくるものがある。

白粉花(オシロイバナ、御白粉花)

杏の花

杏(あんず)はバラ科サクラ属のの落葉小高木。アプリコット。

李(すもも)

李(すもも)は、バラ科サクラ属の落葉小高木。

巴旦杏(はたんきょう)

巴旦杏(はたんきょう)は、スモモの品種。アーモンド。

ぼたん杏の花

ぼたん杏(牡丹杏)=巴旦杏 の花。

百合

百合(ゆり)は、ユリ科に属する植物の総称。主にユリ属のものを指す。

鬼百合

鬼百合(おにゆり)は、ユリ科ユリ属の草本。花弁はオレンジで濃い紫褐色の斑点を持つ。

白百合

白百合は、ユリ科ユリ属のうち花弁が白いものを指す。

沙羅双樹の梢(こずえ)

沙羅双樹(さらそうじゅ)=沙羅は、フタバガキ科の常緑高木であるが、狭義にはシッダルタが死ぬ時に臥していた場所の周りにあった「沙羅」の双樹。なお、梢とは樹木の幹や枝の先端のほうを指す。

ちなみに仏教三大霊樹は、無憂樹(ムユウジュ)、菩提樹(ボダイジュ、インドボダイジュ)、沙羅双樹(サラソウジュ、サラノキ)の三種。

ほおずき

ほおずき(鬼灯、酸漿)は、ナス科ホオズキ属の多年草。地蔵盆でさつまいもとぶどうとセットでついてくる風船上の実。

なお、作中の海ほおずきは、この植物としてのほおずきに形状が似ている海産物。

たんばほおずき

丹波ほおずき。ほおずきの品種。

千なりほおずき

大千成(オオセンナリ)とも。ほおずきの品種。

石竹の花

石竹(せきちく)は、ナデシコ科ナデシコ属の多年草。葉が竹に似ていることから「竹」がついているが撫子(なでしこ)の仲間である。

遊蝶花(ゆうちょうか)

遊蝶花(ゆうちょうか)は、スミレ科スミレ属の草本。パンジー。

金盞花(きんせんか)

金盞花(きんせんか)は、キク科キンセンカ属の草本。

蓮華の花・蓮華草

銀の匙の作中では、「蓮華の花」という表現と「蓮華草」という表現が出てきた。

蓮華(れんげ)とは、蓮(はす)の花を指すが、蓮華草(れんげそう)と呼ぶときはマメ科ゲンゲ属の越年草である「ゲンゲ」を指すため、おそらく作中では後者を意味しているであろう。(作中では「田圃の蓮華草」と記述されている)

銀杏(いちょう)

イチョウ(緑)

イチョウ(緑)

銀杏(いちょう)は、イチョウ科イチョウ属の木。公孫樹や鴨脚と書くこともある。

銀杏の実

銀杏の実

実は銀杏(ぎんなん)と呼ばれる。

皀角子(さいかち)

ノサイカチ

ノサイカチ

皀角子(さいかち)は、マメ科ジャケツイバラ亜科サイカチ属の落葉高木。 皀角子(ソウカクシ)は生薬名であり、漢方薬として用いられる。

幹や枝に釘のような鋭い棘がある(写真は「ノサイカチ」)。

エルサレムの桜

エルサレムの桜

桜は、バラ科サクラ属の木。

かたばみ草の実

カタバミの花

カタバミの花

かたばみは、カタバミカタバミ属の多年草。クローバーによく似ている。

クローバーに似た「カタバミ」

ほーれ草

ひっつき虫、くっつき虫と呼ばれるような「投げつけると服にくっつく草」を「惚れ草」と呼び、作中では掛け声の表現で「ほーれ草」と書かれている。注釈によると作中のほーれ草は、ヤエムグラ(八重葎)。

八重葎は、アカネ科ヤエムグラ属の越年草。

蚕豆(そらまめ)の葉

蚕豆(そらまめ)は、マメ科ソラマメ属の草本。豆板醤の主原料の一つである。

合歓(ねむ)の木

合歓(ねむ)、合歓木は、マメ科ネムノキ亜科の落葉高木。

藤棚(藤)

藤(ふじ)は、マメ科フジ属のつる性落葉木本。

美男葛(びなんかずら)・美男葛の実

美男葛(びなんかずら)は、マツブサ科サネカズラ属の常緑つる性木本。実葛(サネカズラ)。実は、キイチゴを大きくしたような赤く丸い集合果。

葛羅(かずら)

葛羅(かずら)という表現は、マメ科の蔓性の多年草である葛(くず)を指していると推測される詳細は不明。

笹(ささ)はイネ科タケ亜科ササ属の植物の総称。

熊笹

熊笹(くまざさ)はイネ科ササ属の植物を指すが、種名としてのクマザサは「隈笹」であり、「熊笹」という表記は、隈笹の誤字とされる。

甘根

注釈によると「甘根」は、イネ科のチガヤなどの地下茎や根に甘味をもつ山野草のことを意味する。読み方は示されていないが通常の漢字のルールでいうと「あまね」か「かんこん」かのどちらかになる。

榧(かや)の木

榧(かや)は、イチイ科カヤ属の常緑針葉樹。

松・松ぼっくり

松の葉

松の葉

松はマツ科マツ属の針葉樹。松ぼっくりはその実が入っている「松かさ」を指す。

犬じらみ

注釈によると、「犬じらみ」とは多数の針で衣服や動物の体にくっつく、ヌスビトハギやヤブジラミなどの実を指す。

ヌスビトハギ(盗人萩)は、マメ科ヌスビトハギ属の多年草。

ヤブジラミ(藪虱)は、セリ科ヤブジラミ属の越年草。

百日紅(さるすべり)

百日紅の幹

百日紅の幹

百日紅(さるすべり)は、ミソハギ科サルスベリ属の落葉中高木。

棕櫚(しゅろ)

棕櫚(しゅろ)は、ヤシ科ヤシ属の総称。

蛍草(ほたるそう)

蛍草(ほたるそう)は、蛍柴胡(ホタルサイコ)、蛍葛(ホタルカズラ)、露草(ツユクサ)などの別名・別称として用いられる言葉のため特定できず。

てん草

おそらく紅藻類テングサ科 の天草。これは海藻。

桑・桑の葉

桑(くわ)は、クワ科クワ属の総称。桑の葉は蚕の餌になる。

いちご

いちご

いちご

いちご(苺)は、バラ科オランダイチゴ属の多年草。

莓(いちご)

大根

大根

大根

大根(だいこん)は、アブラナ科ダイコン属の越年草。

大根 清白・蘿蔔(すずしろ)

菜の花

アブラナの花

アブラナの花

菜の花(なのはな)は、アブラナ科アブラナ属の花の総称。

菜の花(アブラナ)

藪からし

藪からし(ヤブカラシ)はブドウ科ヤブガラシ属のつる性植物。

籐(とう)

籐(とう)は、ヤシ科トウ連(トウ属など17属)に属する植物の総称。籠づくりなどに用いられる材料。

黐(もち)

黐(もち)・モチノキは、モチノキ科モチノキ属の木本。粘着性のある鳥黐(とりもち)が取れる。

ゆすら

ゆすら(桜桃、山桜桃)は、バラ科サクラ属の落葉低木。実はさくらんぼに似ている。ユスラウメ。

棗(なつめ)

棗(なつめ)は、クロウメモドキ科ナツメ属の落葉高木。実は大棗(たいそう)、種子は酸棗仁(さんそうにん)と呼ばれ生薬として用いられている。

かりん

かりん

かりん

かりん(花梨、榠樝)は、バラ科カリン属の落葉高木。

花梨(かりん)

ひまわり

ひまわり

ひまわり

ひまわり(向日葵)は、キク科ヒマワリ属の一年草。

千日草

千日草(せんにちそう)は、ヒユ科センニチコウ属の一年草。千日紅(せんにちこう)。

葉鶏頭(はげいとう)

葉鶏頭(はげいとう)は、ヒユ科ヒユ属の一年草。

秋海棠(しゅうかいどう)

秋海棠(しゅうかいどう)は、シュウカイドウ科シュウカイドウ属の多年草。

秋海棠(しゅうかいどう)

青桐

青桐(アオギリ)は、アオイ科アオギリ属の落葉高木。

はくうん木

はくうん木(白雲木)はエゴノキ科エゴノキ属の落葉小高木。

南天の実

南天(なんてん)はメギ科ナンテン属の常緑低木。赤い小型の実をつける。

譲葉(ゆずりは)

譲葉(ゆずりは)は、ユズリハ科ユズリハ属の常緑高木。

蓮瓶(蓮)

蓮の花(三室戸寺にて)

蓮の花

蓮(はす)は、ハス科ハス属多年性水生植物。

蓮(はす)

柚子

柚子(ゆず)は、ミカン科ミカン属の常緑小高木。

Category:植物

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